続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)雉子の彩。

2021-03-27 06:26:28 | 飯島晴子

   雉子の彩沈着にして冰る家

 沈着はチン・ジャクと読んで、珍、惹。
 冰る家はヒョウ・カと読んで、評、価。
☆雉子の彩(色どり)珍(貴重)で惹きつける。評価されている。(日本の国鳥)

 雉子の彩はチ・シ・サイと読んで、千、試、采。
 沈着はチン・チャクと読んで、陳、着。
 冰る家はヒョウ・ケと読んで、費用、異。
☆千(たくさん)試して采(選び取る)。
 陳(列をなして並べたもの)を着てみる。
 費用は異(普通でない)。

 雉子の彩はジ・シ・サイと読んで、字、資、再。
 沈着はチン・チャクと読んで、陳、着。
 冰る家はヒョウ・カと読んで、評、果。
☆字を資(材料)に再び陳(言葉を並べると)着(決まりをつける)。
 評(品定めすると)果(結果)がでる。

 雉子の彩はジ・シ・サイと読んで、自、死、済。
 冰る家はヒョウ・カと読んで、飛揚、過。
☆自死(自殺)を済(救うもの)は、沈着(落ち着いて物事に動じないこと)にして飛揚(高く飛び、俯瞰の眼をもち)過(時が過ぎるのを待つこと)である。


『飯島晴子』(私的解釈)眼中の。

2021-03-27 06:05:26 | 飯島晴子

   眼中のよく濡れてゐる龍の髯

 よく濡れてゐる(良濡居)はリョウ・ジュ・キョと読んで、両、濡、挙。
 龍の髯はリュウ・ゼンと読んで、理由、繕。
☆眼中(目に見えるところ)で、両(二人)は濡(情を交わした)挙(ふるまい)の理由を繕う。

 眼中はゲン・チュウと読んで、厳、衷。
 よく濡れてゐる(良濡居)はリョウ・ジュ・キョと読んで、霊、授、拠。
 龍の髯はリュウ・ゼンと読んで、立、善。
☆厳しい衷(心の中)、霊(神聖な魂)を授かる拠(よりどころ)の立(なりたち)は善である。

 眼中はガン・チュウと読んで、眼、柱。
 よく濡れてゐる(良濡居)はリョウ・ジュ・キョと読んで、梁、需、居。
 龍の髯はリュウ・ゼンと読んで、立、然。
☆眼(かなめ)は柱である。
 梁を需(必要とする)居(家)の立(なりたち)は然り(そのようである)。


『飯島晴子』(私的解釈)肉声の。

2021-03-27 05:43:49 | 飯島晴子

   肉声のぎりぎりとゞく青木の実

 肉声はニク・ショウと読んで、二句、章。
 とゞく(届)はカイと読んで、解。
 青木の実はセイ・モク・ジツと読んで、制、黙、実。
☆二句の章、ぎりぎり解(わかる)制(取り決め)を黙っている、実(内容)がある。

 肉声はニク・セイと読んで、憎、婿。
 とゞく(届)はカイと読んで、諧。
 青木の実はショウ・ボク・ジツと読んで、照、朴、昵。
☆憎い婿、諧(おどけて)照れる。
 朴(ありのまま)であり、昵(慣れ親しんでいる)。

 肉声はニク・ショウと読んで、肉、衝。
 とゞく(届)はカイと読んで、皆。
 青木の実はセイ・モク・ジツと読んで、生、目、実。
☆肉(血縁)は衝(かなめ)である。
 皆(すべて)の生(生命)を目(見つめる)実(まこと)である。
※(目は分類して小分けしたもの、生物分類学上の単位でもある)