蛍とび疑ひぶかき親の箸
蛍とび(蛍飛)はケイ・ヒと読んで、慶、日。
疑ひぶかき(疑深)はギ・シンと読んで、儀、心。
親の箸はシン・チョと読んで、申、千代。
☆慶(めでたい)日の儀(儀式)、心から申(もうしあげます)、「千代に」と。
蛍とび(蛍飛)はケイ・ヒと読んで、計、秘。
疑ひぶかき(疑深)はギ・シンと読んで、欺、審。
親の箸はシン・チョと読んで、請、千代。
☆計(もくろみ)の秘(人に見せないように隠すこと)、欺くことを、審(つまびらかにすること)は、請(頼むから)千代(ずっと長くまで)。
蛍とび(蛍飛)はケイ・ヒと読んで、経、比。
疑ひぶかき(疑深)はギ・シンと読んで、偽、申。
親の箸はシン・チョと読んで、辛、著。
☆経(つね)に比(なぞらえ)、偽りを申べている。
辛(苦しさ、つらさ))が著(いちじるしい/はっきり目立つから)。