掌に伏せる桃のくれなゐ友怖し
掌に伏せるはショウ・フクと読んで、掌、覆。
桃のくれなゐ(桃紅)はトウ・コウと読んで、党、交。
友怖しはユウ・フと読んで、友、怖。
☆掌(手のひら)を覆(ひっくりかえす)党(仲間)との交友は怖い。
掌に伏せるはショウ・フクと読んで、傷、伏。
桃のくれなゐ(桃紅)はトウ・コウと読んで、闘、攻。
友怖しはユウ・フと読んで、雄、夫。
☆傷を伏(隠して)闘い、抗(はりあう)雄(いさましい)夫(男子)。
掌に伏せるはショウ・フクと読んで、粧、服。
桃のくれなゐ(桃紅)はトウ・コウと読んで、統、好。
友怖しはユウ・フと読んで、友、風。
☆粧(よそおう)服を統(一つにまとめること)を好む友の風(傾向)。
掌に伏せるはショウ・フクと読んで、承、服。
桃のくれなゐ(桃紅)はトウ・コウと読んで、蕩、交。
友怖しはユウ・フと読んで、有、夫。
☆承服(承知して従う)蕩(だらしない)交(お付き合い)。
有夫(夫のいる身)である。