相模原市南区下溝に四季の花が絶えないオアシスの様な「県立相模原公園」はある。この時期さすがに花種は少ないがサンパチェンス、サルビア、ニチニチソウ、ジュウガツザクラが園内の各所を彩っている。「ナビステーション」裏手の斜面に数本の「アザミ」がまだ殆ど蕾ばかりであるが独特の花姿を披露中である。キク科アザミ属 類する植物。スコットランドの国花である。葉は深い切れ込みがあり、葉や総苞にトゲが多い。頭状花序は管状花のみで作られていて、多くのキクのように周囲に花びら状の舌状花がならばない。花からは雄蘂や雌蘂が棒状に突き出し、これも針山のような景色となる。花色は赤紫色や紫色をしている。種子には長い冠毛があり古くから私たち日本人に親しまれてきた植物。そこに一頭の「ダイミョウセセリ」と思われる黒い「蝶」が吸蜜にやってきた。刺激すると雄しべの先から、白い花粉が噴き出し受粉のチャンスを待っている。(2109)





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