相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。「ハナミズキゲート」から入ると目の前に美しいガラス張りの「サカタのタネ グリーンハウス」の大温室の建物がある。館内には約400種の熱帯植物が咲き競う南国の雰囲気に満ちた大温室である。その入口前は「サンパチェンス」の鉢、コンテナが数十個並べられておりピンク、ラベンダー、スプラッシュ、パッションオレンジ、ホワイト、レッドとカラフルなエリアとなっている。サンパチェンスはインパチェンス(Impatiens walleriana)とニューギニア・インパチェンス(Impatiens hawkeri )の交雑種として「サカタのタネ」が開発した園芸品種。ツリフネソウ科ツリフネソウ属(インパチェンス属)植物で、品種名の由来でもある“サン(Sun)=太陽 + ペイシェンス(Patience)=忍耐”という特性により、暑さや強い日差しに強く真夏のでもトロピカルで鮮やかな色合いの花色は真夏の太陽、夏の庭や花壇にぴったりの草花である。花は一見すると5枚以上の花弁があるように見えるがそれぞれの花弁は先端が2つに分かれて、左右にある側花弁はそれぞれが基部で合着しているから厳密に言えば3弁花である。(2109)
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