相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

明治期片平学舎が開かれた「夏蒐山修廣禅寺」のアジサイ!!

2022-06-20 07:28:14 | 寺院
川崎市麻生区片平に末寺8ヶ寺(現在は6ヶ寺)で近隣の同派の寺では格が高い曹洞宗寺院「夏蒐山修廣禅寺」は鎮座している。夏蒐山という山号は源頼朝がこの辺りで巻狩(蒐)をしたことに由来する。開創は嘉吉3年(1443)、創建は永享年間(15世紀前半)で現在地に移されたのは永正17年(1520)である。本尊は釈迦牟尼仏、それを守護するお前立として薬師如来が置かれている。大本山は福井県の「永平寺」と横浜鶴見区の「総持寺」、本寺は青梅の「天寧寺」である。柿生より徒歩十数分のなだらかな丘(柿生緑地内一角)の上にあり、静寂さ漂う山門を経て石段の上に大きな朱色の「仁王門」(左右に阿形、吽形を祀り、階上には五百羅漢が安置)を潜ると広い境内の正面に入り母屋造りの「本堂」、左手にまだ新しさが窺い知れる「位牌堂」がある。仁王門の右端に「大太鼓」、その横に「典座和尚と道元禅師」像がある。本堂の右奥にの小丘に「鐘楼」がある。当寺は明治の学制により初めての公立学校「片平学舎」が開かれたとある。山門から参道境内のいたるところに百株近くはありそうな梅雨期の代表花「アジサイ」が咲き乱れ美しい寺域を創り出している。(2206)
 
 
 
 
 
 
 

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