相模原市南区にある住宅街の、子どもが走り回れる広さの「相武台団地中央公園」はある。第二次ベビーブームのため昭和後期につくられた公園である。その花壇一画に1本の「トキワサンザシ」の木がある。ヨーロッパ南部から西アジア原産。和名の通り濃い常緑樹で、葉は小さく革質でつやがある。花期は4から5月頃、11月頃に丸い果実が無数ついて赤く熟し、翌年1月頃まで果実がついている。単に「ピラカンサ」というと本種のことが多く、「トキワサンザシ」よりも一般に通じる。日本に自生する種はないが、庭や公園、植え込みでよく見かけられる。刈り込みにも強く生け垣に利用される。(2408)




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