小田原曽我原に高校退職教員が中心となり鋳物を通してのモノづくり教育、鋳物道具一式をトラックに積み行うことを主として立ち上げた団体「NPO法人小田原鋳物研究所」はある。この法人は平安の末期から始まる「相模鋳物」について小田原を中心に県央と県西部の歴史的鋳物文化の研究を行っている。又、奈良・平安の頃から伝わる高音で澄んだ音色を出す鳴り物材として「砂張り」と呼ばれる材料を使った鋳物作品「風鈴」、「銅鑼」、「その他精密鋳物」等々の音色解析と精密鋳物技術、伝統的鋳物作りに先端技術を取り込んだ新しい鋳物工法の研究等々を行っている研究所である。その他「梅祭り」にも参加し、研究所の梅園において収穫した梅を材料とした梅干し、ジャム、梅酒など製造販売している。入るとすぐ「紅枝垂れ梅」が満開近く、梅園には見頃を迎えようとしている「白梅」と「菜の花」のコントラスト、見晴らし台からは白梅越しに名峰「富士山」を拝むことができた。(2002)





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