相模川廃堤防跡地に造られたという「あじさい・河津桜ライン」の「河津桜」の訪撮時、ラインのすぐ傍の民家の庭にマンサク科マンサク属の落葉樹で糸状の黄花の「マンサク」(和名は満作・万作、他名前はハマメリス)に出会った。木々の芽吹きも始まらない季節に黄色の花を咲かせいち早く春の訪れを告げる花木である。「マンサク」はたくさんの花をつけることから作物の豊年満作を占う植物として古くから親しまれてきた。花びらは長さ約2㎝ほどの線形で良い香りを漂わせる。花が開花してから葉が芽吹きだす珍しい花木である。秋には紅葉も美しく、水平に伸びる枝は整然とした美しさがある。(2303)




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