横浜を代表する「山下公園」の入口、手前一画の「コンテナ花壇」では数千本はあろうかという「ラベンダー」が癒しのフローラル系の甘い香りを漂わせ青紫の小花を穂状にこぼれんばかりにつけほぼ満開域に達している。ラベンダーはシソ科ラベンダー属の草花である低木である。伝統的にハーブとして古代エジプト、ギリシャ、ローマ、アラビア、ヨーロッパでは薬や調理、芳香植物として利用・活用されてきたハーブである。花の美しさと香りのよさでいえば「コモンラベンダー」(イングリッシュラベンダー)が随一。他に「フレンチラベンダー」(ストエカスラベンダー)がある。よくテレビ放映される北海道の初夏を彩る風物詩のラベンダーは濃い紫色で大株になるイングリッシュラベンダである。ここラベンダーの香りに酔いながら氷川丸、バラ園へ向かう散策路右側の芝生広場、花壇の花々、紅白のツツジ、開催中の「花壇展」のユニットと併せてまさに園全体がお花のグラデーションとなっている。(2104)






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