相模原市下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」の西側のクスノキゲートから入った正面の「みんなの花壇」前に青いベンチを背に先月初めより前列のプランターに黄色、後列に赤色の「アイスチューリップ」(別名:ウインターチューリップ)が数千本並べられた。先月中旬より咲き始め暮れには見頃となった。新年に入ってまだ美しさを保っているだろうかと訪れると少し萎れかかりながら終焉美を見せていた。チューリップといえば春から初夏に咲く花であるが、このアイスチューリップは植付後に凍らせて生長を止めた状態で保管し、咲かせたい時を想定し冷蔵庫から出して徐々に外気温に馴らし生長させる。12月後半から1月初に開花させる調整を行いチューリップに春が来たと錯覚させているようである。チューリップには気の毒だが我々はこの時季にチューリップの花を観賞ができている。(2001)




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