相模原市南区相武台に昭和40年かつての「住宅供給公社」が造成した「相武台団地」はある。80棟2800世帯が居住する大型団地である。団地内に唯一ある商店街も老朽化が進み唯一あった「横浜銀行」も撤退、閉店する店もあったが、このほど新しく温泉施設もできた。ここでは団地のイベントが行われる唯一の場所である。その一棟離れた広場一画の花壇では薄紫色をしたなんとも可愛らしい「イヌサフラン」が地中から長い花筒を出してピンクの花を咲かせている。イヌサフラン科の多年生の球根植物で別名は「コルチカム」である。クロッカスに似ているみとから「秋のクロッカス」とも呼ばれる。日本には明治時代に渡来、原産地である西アジアのアルメニアの古い都市「Colchis」の名前に由来している。6弁花で雄しべが6本である。花の咲く時、彼岸花と同じでに葉っぱがなく、春に披針形のものが出てくる不思議な花である。(2410)




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