相模原市南区麻溝台に四季の花が絶えない「相模原麻溝公園」はある。花の谷の花壇一画にミモザの傍に一本植栽の「ハナモモ」がピンクの花を枝一杯につけ満開を迎えている。「ハナモモ」は中国原産バラ科スモモ属、サクラ属の高木花木で樹形には「立ち性」、「枝垂れ性」、「ほうき立ち性」がある。花観賞用に改良された「モモ」である。サクラの花の咲く頃に前後して開花の最盛期を迎え、鮮やかなピンクや赤、白の花が春を彩る美しい花である。日本への渡来は弥生時代。古事記にもイザナギが黄泉の国から逃げ帰るときに悪鬼にモモを投げつけて退散させたとあるくらいである。平安時代に3月3日の桃の節句が祝われ、モモの花が観賞されるようになる。(2403)




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