相模原市南区麻に四季の花が絶えない「相模原麻溝公園」はある。今当園は桜、ハナモモ、モクレンが終わり代わってクレマチス、ネモフィラ、ハナミズキ、藤の花、ツツジ、オオデマリ、コデマリが咲き始めた。そして樹林広場の「オオデマリ」のそばに2本植栽されている「ハンカチノキ」が一週間前は数枚であったが、今日はもう枝一杯に数えきれないほど白い大きな苞葉のある花を咲かせ満開を迎えていた。「ハンカチノキ」の花はハナミズキのような頭状花序になり2枚の苞葉に囲まれ、その白い苞の形から「ユウレイノキ」(幽霊の木)とか「ハトノキ」とも呼ばれる。満開となった時それは本当にハンカチを吊るしたように垂れ、風にひらひらと揺らぎまるで「ハンカチを振っている」のような花姿を見せるのが特徴である。しかし開花から10日もすると落花するなんとも儚い命の花木である。本当に多の花とは比べられないほど不思議な花である。(2204)





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