相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

ドイツの旅 草原に佇む「ヴィース巡礼教会」 その1

2015-06-17 11:06:16 | ドイツ
美しく見応えあった「ノイシュバンシュタイン城」を後にして一路、シュタインガーテンはフュッセンの近郊に位置する自治体ヴィース(ドイツバイエルン州南部)へ約1時間の移動。ユネスコの世界遺産に登録されている「奇跡のキリスト像」で知られる「ヴィース巡礼教会(Wieskirche)は柵を廻らしたのどかな牧場、牧草帯か農村を思わせる景色の丘に上に建っている。「ヴィース教会」とは「草原の教会」という意味であり、「ヴィースの巡礼教会」(キリスト教教会)は1745年から1754年に掛けてヨハン・バプティストとドミニクス・ツィンマーマンによって建てられた。欧州で最も美しいロココ様式の教会のひとつに称えられ世界遺産となった。伝えによると1738年、近郊のある農家の夫人がシュタインガーデンの修道院の修道士が彫った「鞭打たれる姿のキリスト像」を譲り受けたところ6月14日このキリストの像が涙を流したという奇跡が起きた。教会ではこれを奇跡とは認定しなかったが、この噂は「ヴィースの涙の奇跡」として広まり巡礼者が農家に集まるようになった。1740年には牧草地の小さな「礼拝堂」移したが巡礼者は増える一方であった。そこでシュタインガーデン修道院が先頭に立ち、一般からの浄財を募り建設資金を捻出し1746年から建造された。さほど大きくはなく目立たない外観であるが、真っ白さが一際美しく清楚で気品が気高さが漂っている。教会内部は「その2」へ。(1504)


















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