横浜市瀬谷区本郷に曹洞宗の寺院「瀬谷山徳善寺」はある。室町時代末期弘治元年(1555)創建、本尊は釈迦。横浜瀬谷八福神のひとつ「毘沙門天」が祀られている。瀬谷駅より瀬谷図書館前を左折すると鬱蒼とした木立の中に古式豊かななんとも堂々とした山門が構えられている。「山門」を潜り境内に入ると横浜市名木古木に指定されたカヤやタラヨウの木があり、左手に「毘沙門天」、正面に「本堂」、そして横浜市文化財となっている「義民建巧の碑」が建てられている。青々とした新緑に包まれた寺域・境内にはアジサイも咲き乱れ一刻を忘れさせる静寂さが漂っていた。(1506)














