ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

NY原油WTI一時バレル45ドル台、原油安受けて、債券買い(利回り下落)、ドル売り、株売り、

2015-01-13 10:53:51 | 経済学
NYダウ96ドル安(学校で教えてくれない経済学)


『インドでカモにされる日本人旅行者』の見出しで1月12日付WSJ紙電子版でSeanMclain記者など連名で「日本語を話すインド人に日本人は騙されやすい。旅行者、特に女性が旅行ガイドを自称する口のうまいインド人に騙される被害が起きている。外国人向けの安宿やレストランが集まるインド・コルカタに住んでいるスギタ・マナブさんは『日本には犯罪が少ない。日本人は日本語を話し、いい人そうに見える人が自分を騙そうとしているなんて考えもしない』と語る。スギタさんは『旅行者を自分の家に滞在するよう説得する男性もいる。そこで性的暴行を受けたという話も聞いている」と話した。サムと名乗るインド人男性は『日本人の旅行者が一番のカモだ。ほんとに騙されやすい。どこか行くようにと云うと行く。質問もせずに。』と話した。スギタ氏は『旅行者を町から誘い出すがそれが男たちの究極の目的だ。日本人は警察に通報するのを嫌がる。盗難にあっても保険で8割がた金が戻るので警察に行こうとしない。』と話した」と書いていた。インド関連では13日付WSJ紙電子版で世界銀行、キム総裁が11日の講演でインド、モディ首相に賛辞を送った。インドは包括的な経済成長に注力すると同時に税制改革や補助金見直しに着手した。インドは2015年にGDPが6.4%拡大、16年には成長が加速する。世界経済がさえない中で明るい材料だ』と語った」と書いた。

一方、13日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」ではフランスF2ドイツZDF,英BBCが仏銃撃事件後、フランス政府がテロ再発防止のためにフランス国内警備強化で従来5,000人だった警備体制を2倍に増やした。今回の事件では共犯者が潜伏していると見られている。ユダヤ人レストラン銃撃事件の容疑者のパートナーはシリアに逃亡したなどと伝えた。フランスF2は「フランス国内のユダヤ系学校が712校あるが、厳重な警備体制に置かれている」と伝えた。ドイツZDFは「反イスラム組織「ペギーダ」が規模を倍加して12日デモ行進した。「ペギーダ」は今回の事件を利用していると警告するグループと対立している。「ペギーダ」は「イスラム教徒はヨーロッパの価値観を相容れない」との立場」と伝えた。

ロシアRTRは「ドイツ、フランス、ウクライナ、ロシア4ケ国でウクライナ問題解決のための外相会談が12日開かれた。西欧メディアによれば進展はなかったと伝えた。ウクライナ東部グガンスクでは戦闘が再び激化してきた。」と伝えた。ロシアRTRは経済関係の動きと前置きして「ルーブル相場が1ドル=62ルーブルに再び下落した。メドベージェフ首相は『ロシアの経済状況は厳しい状態が続いている。出先機関は動きを迅速に報告してほしい』と要請した」と報じた。原油下落・ルーブル安・ロシア経済悪化が連動している。

週明け12日のNY市場ではNY原油WTI相場が一時バレル45ドル台へ下落,46.07ドルで終了した。エネルギー株下げが金融株安に波及した。NYダウは先週末比96ドル安、17,640ドルで取引を終えた。10年物米国債利回りが1.909%へ下落、ドルが売られ、1ドル=118.35円、1ユーロ=140.04円へ円高。NY金はオンス1,232.70ドルへ反発した。(了)

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JR東西線車内風景(スケッチ&コメント)

2015-01-13 07:49:44 | スケッチ


JR東西線車内風景

江嵜企画代表・Ken

羽田英彦展でのオープニングパーティのあと会場最寄駅の
JR東西線「北新地駅」から乗車した。最近は大阪へ出る
時は阪神なんば線に乗ることが多い。

JR東西線は尼崎駅でJR神戸線と交差して宝塚、三田方面へ
行く電車と乗り換えなしに尼崎を経由して西明石まで行ける
二種類の電車が来る。

たまたま西明石直通の普通がはいってきた。その日は正月休み
開け間がなかったことと時間的にラッシュ時間帯でなかった
こともあり、車内は比較的閑散としていた。条件反射よろしく
車内の様子をスケッチした。

「こんなに違う男と女」というタイトルの車内広告が妙に気に
なり書き写していたため人物描写が疎かになったことを大いに
反省している。

髪の毛を話題にするつもりはさらさらないがヤマアラシのような
おつむの若者二人と膝の上に白い包みをしっかり押さえて
ぽつねんと座る老人の姿とが対照的で印象に残った。

阪神なんば線もそうだがどの電車に乗ってもスマホオンパレード
であることには変わりない。スマホは情報の宝庫であり、文明の
利器である。

しかし、スマホを使はない人間から見れば、誰も彼もが幼少時から
スマホ、スマホで一生を終えるのではないかと考えると空恐ろしく
なる次第である。(了)

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中国人旅行者が行きたいい国、日本がトップ(39.6%),2位米国(31.4%),トラベルズアジアパシフック調べ

2015-01-11 13:25:40 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


『中国人旅行者の行きたい国、日本がトップに』の見出しでWSJ紙電子版、1月5日付でWeiGu記者が書いていた。同記事によれば「旅行情報サイト運営会社、トラベルズ・アジアパシフックが今年実施した調査で回答者4,300人に44の訪問先リストから最も行きたい5ケ所を選んでもらった。トップは日本で39.6%,前年の29.2%から上昇。円安も一因のようだ。円相場は元相場に対して10%下落した。日本人気が高まったのは数年にわたる政治的緊張で日本旅行を控えていた中国人観光客の需要が増えた。日本政府が2014年にビザ規制を緩和した。北京、上海から東京まで飛行機で3時間という近さも魅力だ。一方、ビザ政策の変化で米国の魅力も増した。米国を行きたい国に選んだ割合が31.4%となり前年の28.9%から上昇した。米国と中国は昨年11月から観光ビザと労働ビザを相互に1年から10年に延長することに合意した。香港やマレーシア、フィリピンの人気に陰りが見える。香港に行きたいと答えた回答者の割合は前年の11.9%から8.7%へ低下、マレーシアは9.9%から5.8%へ低下した」と書いていた。

月2回ある日本画教室のビルが大阪日本橋界隈にあるためあたかも外国人観光客「定点観測」の機会となる。感覚的な大づかみな印象だが、2~3年前までは閑散としていた日本橋電気街の混み具合が大きく変わった。すれ違うと中国語が飛び交っている。高島屋大阪店で食事をする機会がある。先日、さる店のレジで最近の客の様子を聞いてみると「外国のお客様が増えました。特に中国語を話す方が増えました。お昼は短時間ですが、夜はご家族で7~8人来られ時間をかけて遅くまでおられます。スイスホテルに高島屋さんが隣接していることも幸いしているようです。」と答えてくれた。電気街を南北に通る道路には観光バスが長い列を作る光景が珍しくなくなった。心斎橋は教室の帰りに絵の道具を担いで無事に通れないほど人が増えた。近鉄難波駅改札の混み具合にここ一年の激変ぶりを肌で感じる。

大阪府のホームページで「数字で見る大阪の国際化」という項を検索した。平成25年度
日本を訪れた外国人の数は1,036万人、うち大阪を訪れた外国人は263万人と25.3% を占める。来阪外国人を地域別にみると、韓国(22%),台湾(20%),中国(20%)、香港(7%)、米国(5%)とアジアが多い。一方、府内に住む外国人は20万3,000人、府全体の人口866万人の2.3%を占める。国籍別では韓国・朝鮮語が58%,であるが、23、24年の60%.59%から年々減っている。一方、中国籍(台湾含む)の割合は26.4%で22,23,24年の24.7%,25.4%,26.1%と比べ年々増加している。フリピン籍は3%,ベトナム籍2.5%,タイ籍0.9%と平成15年から10年間で1.3倍、2.9倍、1.4倍と増加している。平成25年度の航空旅客数は607万人、前年比13%増、通過旅客数30万3,000人で17%減少した。外国人観光客が急増した26年度、さらに増えるとみられる27度のデータが待ち遠しい。

日本に住んでいると有難味が薄れてくる。きれいな空気、水が安心して飲める、故障しない機械、食事がうまい。聞くと見ると大違いだと特に中国人観光客は感じているようだ。(了)

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仏銃撃事件、欧州の右傾化と反移民感情に拍車:9日付WSJ紙、米12月雇用統計、

2015-01-10 10:44:36 | 経済学
賃金率上昇低迷でNYダウ170ドル安(学校で教えてくれない経済学)


「仏銃撃事件、欧州の右傾化と反移民感情に拍車」のタイトルで9日付WSJ紙電子版でMatthewKarnitschinig記者ら連名で「フランスの風刺週刊紙シャルリー・エプド銃撃事件を利用して、欧州で台頭しつつある反移民感情とナショナリズム運動は、かってないほど切迫感をもって彼らの主張をさらに広めようとしている。」と書いた。「ドイツでは『ドイツのための選択肢』の幹部は『今回の流血はイスラム主義の脅威についての不安を無視したリ笑い飛ばしたりする人が間抜けであることを示している』と語った。欧州では景気低迷が長期化、加盟国の国内事情に対するEU(欧州連合)の影響力が次第に強まっている。イラクとシリアで戦争に巻き込まれ土地や家を奪われた世代のイスラム教徒が過激化したことも欧州市民の不安を掻き立てている。フランスでは、7日の銃撃事件前にも、世論調査で「フランスに高いテロの脅威が存在すると答えた人の割合は80%に到達していた。2010年調査で「イスラム教徒に対する見方」{左欄}と人口に占めるイスラム教徒の比率(右欄)では、フランスは「好意的」(Favorable)72%:7.5%,英国は64%:4.6%、ドイツは58%:5.0%、イタリアは28%:2.6%となっていた。英国では『独立党』が急成長してきている。」と書いた。

10日朝放送のNHKBS「ワールドニュース」ではロシアRTRは持ち時間のほぼすべて、英BBC,ドイツZDF,ご当地フランスF2,スペインTVEも多くの時間を割いて仏銃撃事件を報道した。フランスF2はオランド大統領が「印刷工場に逃げ込んだ容疑者2人は死亡した。1人の人質は解放した。食料品店に立てこもった犯人1人は射殺された。人質4人が死亡した。警官1人が負傷した。フランスは団結しなければならない。容疑者はイスラム教徒ではない。」と語った」と伝えた。ロシアRTRは「フランス 極右政党『国民戦線』、ルパン党首は『①増え続けるテロリストのフランス国内流入阻止、②彼らの市民権はく奪、③フランスは外交政策を変更しなければならない』と語った。」と伝えた。

一方、スペインTVEは「中国はベネズエラに新たに200億ドル借款供与を約束した。ベネズエラは既に500億ドルを借入れしているが半分も返済されていない。中国が頼みの綱なのはロシアだ。ロシア、ガスプロムとの交渉で中国はロシアに厳しい条件を出して厳しく対応している。一方、8日から開催のカリブ海諸国フオーラムに出席した習近平和主席は『世界経済は弱含んでいるが中南米カリブ諸国にとってはチャンスだ。中国は協力を惜しまない。』と話した。」と伝えた。ちなみにカリブ海諸国はアメリカのおひざ元である。

9日、NY市場ではこの日発表された12月米雇用数が前月比25万2,000人増、失業率が5.6%へ低下したが、賃金上昇率が予想以下にとどまったことを材料に売り優勢となりNYダウは前日比170ドル安、17,737ドルで取引を終えた。一方、債券が買われ10年物米国債利回りは1.950%へ低下した。NY外国為替市場でドルが売られ1ドル=118.50円、1ユーロ=140.33円だった。原油WTIは48.36ドル、NY金はオンス1,216ドルだった。(了)

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米国雇用情勢回復期待、原油安から利上げ時期後退観測で、NYダウ323ドル高、

2015-01-09 10:58:59 | 経済学
欧州金融緩和拡大期待からユーロ安進む(学校で教えてくれいない経済学)


『原油下落、アジア経済に恵み』(1月5日付WSJ紙)とNHK/BS9日朝放送のキャッチ!世界の情報」で小野由美子氏(WSJ紙アジア総局長)は「原油の30%安で輸入コストが下がりアジアの経常収支赤字国のGDPが1%増加する。アジア新興国のGDPは2014年4.3%増だった。2015年は4.7%増加すると書いた」と紹介していた。国内原油消費のほぼ100%を輸入に依存している日本も原油安の恩恵を当然受けると小野由美子氏は強調した。8日、NY原油先物相場はWTIが小幅高バレル48.79ドルだった。世界的な原油供給過剰は続いている。サウジが12月に改めて減産を否定したとして、北海ブレント原油は小幅安、同50.96ドルで取引された」と9日付ブルームバーグ、MarkShenk記者は書いた。一方、商品ヘッジマネジャー、アンドルー・ホール氏は「原油価格はほぼ底を打った。2015年は、バレル40ドル付近と『絶対的な底値』に近い水準で推移する。米国とカナダの生産の大部分はその水準では操業コストをカバー出来ない。今後は需要が上向く中で今年7~12月迄に『やや回復する』と語った」と8日付ブルームバーグ、BladleyOlson記者が書いた。

『金欠ロシア、ロシア東部独立に手のひら返す』のタイトルで1月13日号、ニューズウイーク誌日本版でクリストフアー・ハーレス記者は「ウクライナ危機でロシアが方向転換しようとしている。心変わりの原因はカネだ。新ロシア派のドネツク、グガンスクが独立すれば復興や建設費用をロシアが出さなければならない。財政難で苦しむロシアは両共和国を抱えこみたくないのは明らかと英王立統合軍事研究所のサラ・ライン研究員は話した。分離独立派が『ウクライナ政府との関係を保ちながら政府を悩ます存在であり続けることをロシアは狙っている』と書いた。9日朝放送のロシアRTRは「ロシアは東部2共和国へ11回目の緊急物資を送ったと伝えた。一方、ドイツZDFは「ウクライナ、ヤツェニューク首相は8日、ドイツメルケル首相と会談、ユーロから5億ドルの追加支援を受けることを確認した。ウクライナ財政の70%が赤字。事実上破産状態にある。ウクライナ東部での戦闘での戦費がかさんでいる。メルケル首相は週明けプーチン大統領と会談する」と伝えていた。

8日、NY市場で、NYダウは3日連騰の323ドル高、17,907ドルで年初来の下げ部分を帳消しにしたと9日朝放送のブルームバーグが総括した。NY外国為替市場ではドルが対ユーロで買われ、ユーロは対ドルで一時、05年12月以来の安値、1ユーロ=1.1754ドルで取引された。円は対ドルで1ドル=119.34~36円、対ユーロで1ユーロ=141.22円で取引された。「キャッチ!世界の情報」{経済情報}出演の大和証券キャピタルマーケッツアメリカ大宮弘行氏は「原油安が個人消費を下が支えする。週末発表の12月雇用統計では24万雇用増加が見込まれている。大方の見通しと大きく変化がなければ、ドル買い、株高の流れを支援する」と解説した。NY金はオンス1,208.40ドルへ小幅下げた。

パリ、シャルリー・エブト紙襲撃事件を各国が大きく取り上げた。容疑者2人が特定されたが捕まっていない。格差社会の拡大で若者の疎外感を助長しているとの指摘が多い。(了)

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米雇用増期待、米FRB議事録、利上げ急がずを示唆、ドル、原油反発、NYダウ212ドル高

2015-01-08 10:36:12 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


『原油価格の反転上昇はそこまで来ている』の見出しで1月13日付の二ユーズウイーク誌日本版にジム・オニール、元ゴールドマン・サックス・アセットマネジメントが書いていた。同記事によれば「私は33年にわたり原油価格と外国為替相場を研究する機会に恵まれた。これまで何度も試みたのは、原油の需要と供給が一致する「均衡価格」を見つけることだ。(中略)今の原油価格は2つの要素が動かしている。その2つとは①アメリカのシエールガスとシエールオイルの開発、そして②中国経済が量から質に重点を置くようになったこと、つまり中国のエネルギー需要がこれから減少に向かうことだ。(中略)アメリカはシエ‐ルガスの生産を減らしたくない。今後数ケ月は原油価格が上昇に転じることはないだろうが、一層の下落を妨げる要素は見えてきた。現物価格は今や先物価格の80ドルを大きく下回っている。短期的には下落を続けるかもしれないが、年末には年初の価格を上回っている可能性が高い。」と書いていた。

7日付のブルームバーグ電子版でMargaretCollinns記者は「ゴールドマン・サックス・プライベート・ウエルスマネジメント、投資戦略グループ責任者、ブレット・ネルソン氏は7日『中東諸国は減産に踏み切っていないが、米国の生産者はこうした状況を受けて、積極的に対処するようになって来た。世界経済の全般的な安定化と合わせて考えると原油相場は今年7~12月に60~80ドルの範囲に落ち着くだろう』と述べた。」と書いていた。7日、NY原油先物相場は軽質油WTIは小幅反発、バレル48.65ドルで取引された。重質油北海ブレントはバレル50.99ドルで取引された。シエールガスの生産コストがバレル60~80ドルといわれている。今朝の記事のゴールドマンサックスの見解はコストを念頭に置いた上での発言であろう。一方、NY金はドル反発を受けて、オンス1,110.60ドルへ反落した。

7日、NY外国為替市場では、ドル円に買い戻しの動きが見られた。「米雇用回復で米景気に楽観的な見方から米株が反発、リスク回避の流れが弱まった。」と7日付のブルームバーグで東京発で小宮弘子記者が書いていた。1ドル=119.34~36円、1ユーロ=141.22~28円で取引された。同記事によれば「ユーロ・ドルも1ユーロ=1.1802ドルと06年以来の水準まで買われた。ユーロ圏の12月の消費者物価指数{CPI}速報値が予想以上のマイナスとなり、ECB(欧州中央銀行)の金融緩和拡大期待が背景だ。米民間部門の12月の雇用者数が24万1,000人増加した。11月の米貿易赤字が前年比予想以上に縮小した。米FRB(連邦制度理事会)が発表したFOMC(連邦公開市場委員会)議事録で①米金融当局はエネルギー価格の低下、②ドル高の影響でインフレ率が短期的に低下していると判断していることが分かった。NY原油が7日、5年半ぶりの安値から反発した。」などと書いていた。

7日、NYダウは米国景気への楽観論から前日下げ分をカバー、212ドル高、17,584ドルで取引を終えた。7日パリ市内で週刊誌「シヤルリ・エブド」襲撃で12名が死亡する悲惨な事件が起こった。各国首脳は哀悼の意を表明した。過剰な楽観は慎む必要がありそうだ。(了)

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羽田英彦展:赤にこだわる新しい展開を求めて―(スケッチ&コメント)

2015-01-07 21:57:25 | スケッチ


羽田英彦展:赤にこだわる新しい展開を求めて―

江嵜企画代表・Ken

羽田英彦展「位相ー赤にこだわる新しい展開を求めて」が1月6日(火)~
11日(日)(12:00~18:30)(最終日は16:00まで)がギャラリー「菊」
(大阪市北区西天満4-9-2(06-6314-0907)ではじまった。初日17:00から
オープニングパーティもあり楽しみにして出かけた。

 会場をいつものようにスケッチした。4時過ぎに会場に着いたが、
次々と羽田英彦ファンがつめかけ、オープニングパーティで
彼が挨拶するときにはかれこれ30人近くが集まっていた。

 挨拶の中で羽田英彦画伯は、「今回も『赤にこだわって』描いた。
特に副題に「新しい展開を求めて」とつけた。ギャラリー「菊」の
オーナーの藤本女史から『思い切って好きなように描いてほしい』と
今回も言われ、楽しく描くことができた。20数点展示している。」

 「今回の制作に、廃校になった元船越小学校の教室を借りることができ、
教室の床に150号の作品を3つ並べても十分スペースがあった。
自由に思い切り、刷毛を使って一気に描くことが出来て感謝して
いる。」と挨拶した。

 藤本女史から「羽田画伯との出会いは3年前。羽田画伯の絵から
一年が始まる。燃えるような『赤』に元気をもらって一年がスタート
出来る。いい人、いい絵にご縁を頂き感謝しています」と挨拶された。

 飛び込みもいいとこであるが、セレモニー直前に「江嵜君、乾杯の
音頭をとってくれないか」と彼がいうではないか。なにごとも経験と
素直に引き受け「母校甲陽学院で中学一年生の美術の先生が須田刻太
画伯だった。須田刻太画伯抜きにして今の羽田画伯は存在しない」と
挨拶した。

 ピアノ演奏が後に控え,宴たけなわだったが所用があり途中で
帰路に着いた。燃えるような「赤」が目に焼き付き、大いに
元気をもらった次第である。(了)

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NY原油バレル47ドル台へ下落、「安全への逃避」進み1ドル=118円台、NYダウ続落、130ドル安

2015-01-07 11:19:58 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「原油安で最大の恩恵受けるのはアジア諸国だ。シンガポールとタイに最も働く。低水準の価格が続けばアジア新興国は域内生産GDPの約1.8%に相当する約280億ドル(約33兆円)を節約できる」と5日電子メールでゴールドマン、エコノミスト、グフン・クウォン氏が説明したと6日付のブルームバーグ電子版でSharonCho記者が書いた。一方、WSJ紙6日付電子版でJohnMiller記者は「USスチール、原油安で石油・天然ガスの探査・掘削用鋼管を製造しているロレーン工場で614人レイオフすると6日発表した。原油バレル50ドル割れで新規供給に向けた掘削に消極的だ」と書いた。7日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でロシアRTRは,5日、原油北海ブレントがバレル52ドルを下まわったと伝えた後で「米シェールガス新規掘削予定だった200基が見送られる見込みである」と伝えた。

6日、NY原油WTI先物相場は、7日発表予定の米原油在庫が拡大されるとの見通しから、 前日比2.11ドル、4.22%安、バレル当たり47.93ドルと09年4月以来の安値で取引を終えた。北海ブレントはバレル2.01ドル、3.8%安、51.10ドルと同じく09年4月以来の安値で取引を終えた。コンフルエンス・インベストメント・マネジメント、市場担当チーフストラテジスト、ビル・オグレイディ氏は『強気材料は見当たらない。OPECは減産を拒んでいる。一方、非OPEC加盟国に減産の兆しはない』と語った。」と6日付ブルームバーグでGrantSmith記者は書いた。

6日、NY外国為替市場で、原油安が一段と進んだ結果、『安全への逃避』への流れが強まり債券が買われ、10年物米債利回りが1.938%へ低下、対ドルで円買いが進んだ。特に円は対ユーロで上昇、一時1ユーロ=140.90円をつけ1ユーロ=141.31円で取引を終えた。円は対ドルでも買われ、1ドル=118.64円で取引された。ユーロは主要通貨に対し軒並み下げた。ギリシア総選挙を1月25日に控えギリシャ、サマラス首相は『野党が政権を取ればギリシャのユーロ圏からの離脱につながる』と訴えた。RBSセキュリティーズ、為替ストラテジスト、ブライアン・デンジャーフィールド氏は『ユーロは引き続きじりじり下げるだろう。ギリシャ選挙が、ファンダメンタルズ面で弱い地合いにさらに拍車を掛けている』と語った。」と6日付ブルームバーグでLanahNguyen記者が書いた。

6日、NY株式市場は、原油相場がバレル47ドル台まで値下がり、エネルギー株、小型株が売られほぼ全面安となった。NYダウは前日比130ドル安、117,371ドルで取引を終えた。NYダウは一時240ドル近く下げた。ウエルズ・キャピタル、最高ストラテジスト、ジム・ポールセン氏は『原油相場が底を打つまで株価は下げ止まらない。投資家は不安になっている。』と語った」とブルームバーグ、MichelleF.Davis記者は書いた。7日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界の情報」{経済情報}出演のみずほ銀行、日野圭介氏は「9日発表の米統計如何ではドル売り・円買いの流れが変わるかもしれない。注目している。」と語った。一方、原油は下げを拡大したが、ドル売りが進み、NY金はオンス1,219.30ドルへ反発した。(了)

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原油WTI一時バレル50ドル割れ、ギリシャユーロ離脱懸念からユーロ売り加速、NYダウ331ドル急落

2015-01-06 11:28:50 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


ベネズエラ大統領が中国とOPEC訪問。中国とは資金に関する協議を行う。OPECとは原油価格をめぐる戦略の確立を目指すと5日付ブルームバーグ電子版で AndrewRosti記者が書いた。同記事によればマドゥロ大統領はテレビ演説で「わが国の収入の落ち込みに対処するために極めて重要な外遊に出発する。中国では資金とエネルギー問題を協議する。OPEC諸国では価格回復に向けた戦略の確立とOPEC強化を目指す」と語った。べネズエらの原油価格は昨年6月のバレル100.64ドルから半年で49%急落。原油が1ドル下がればべネズエラの年間収入は7億ドル減ると推定されている。マドゥロ大統領の支持率は22%まで低下している。」と書いた。

6日朝放送のNHK/BS放送のスペインTVEはベネズエラ大統領が中国、OPEC諸国訪問するとテレビ演説で国民に必要性を訴えた。ベネズエラの石油生産は日量300万バレル,国庫収入の90%を占める。5日、NY市場でWTI相場は一時バレル50ドルを割った。中国経済の減速などによる石油需要の減少、一方、供給サイドでは米国でのシエールオイル増産、ロシア、イラクの原油増産、OPEC最大の産油国の生産継続発言が背景だと伝えていた。一方、6日朝放送のカタールアルジャジーラは「ユーロ相場が一時、1ユーロ=1.18ドルを切った。NY原油が一時、5年8ケ月振りの安値バレル50ドルを切った。この日のユーロ急落が原油相場押下げに影響した。ベネズエラ大統領は原油下落問題を協議のためOPEC諸国訪問に出発した。」と伝えた。

ユーロ下落について5日付のブルームバーグでKevinBuckland記者は「ユーロは06年3月以来の安値まで急落した。ドラギECB総裁の金融緩和発言、ギリシア政局不安が売り材料にされた。シティグループ、ストラテジスト、トッド・エルマー氏は『ユーロは10年ぶりの安値に向かっている。ダウンサイドを過小評価している可能性が高い。シティグループは15年末時点で1ユーロ=1.07ドルと予想している。』と語った。」と書いた。同じく5日付のブルームバーグでSimonKennedy記者は、ギリシャのユーロ離脱が突然取りざたされるようになった。シティグループのエコノミスト、エブラヒム・ラーバリ氏は『ギリシャがユーロを離脱すれば国際金融市場から資金を調達できなくなる。資金規正が敷かれ銀行が新たな打撃を受ける。投資家は次の獲物探しを始める。その対象はキプロス、スペイン、イタリアへと続く。』と述べた。既に政治の世界では駆け引きが始まっている。ドイツメルケル政権はギリシャのユーロ離脱を容認する用意が出来ている。1月25日のギリシャ総選挙では緊縮反対の急進左派連合(SYRYZA)に投票しないようにと呼びかけたと書いた。

5日,NY市場で原油が一時バレル50ドル割れをきっかけに、米企業業績への悪影響が懸念され、NYダウは331ドル安、17,501ドルで取引を終えた。株安からドルが売られ、1ドル=119.50円、一方、ユーロ安から円は対ユーロで買われ1ユーロ=142.58円で取引された。
NY原油WTIはバレル50.04ドルへ下げ一方、NY金はオンス1,203.90ドルへ上げた。(了)

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スイセン(スケッチ&コメント)

2015-01-04 14:36:09 | スケッチ


スイセン

江嵜企画代表・Ken

年末から再び花をつけ始めたスイセンを今年はじめて
スケッチした。ヤフーのブログによれば開花期は11~4月と
あるからごく自然なのだろう。

 3日に軽く描いていたが、どこか物足りない。4日にもう一度
いつもの更地に出かけてスケッチした。出張の帰りに神戸に
わざわざ立ち寄って下さる方がスイセンが好きだと聞いていた。
サイズは4号ほどなので小ぶりの額に入れてプレゼントするつもりだ。

 先のヤフーによれば、スイセンの花ことばは「うぬぼれ」「自己愛」と
ある。水鏡に咲いた自分の姿に恋をしてスイセンになってしまった
美少男ナルキッソスの伝説に由来するとある。漢名は水仙。中国の古典に
「天にあるを天仙。地にあるを地仙。水にあるを水仙という」ところから
来ている。

 スイセンの原産地は地中海沿岸、北アフリカ、スペイン、ポルトガル。
二ホンズイセンの名のスイセンは日本各地の海岸線に自生している。
シルクロードを通って中国経由で渡来、野生化したと見られる。室町
時代の漢和辞書に『雪中花』とある。

 スケッチしていると、そこはかとなく淡い香りが漂ってくる。おしつけ
がましくないところがスイセンのひとつの魅力かもしれない。(了)


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