この本には驚かされました。
これは、日本の音楽関係者には必読本と思います。わたしのような一聴衆も、ここに記載されている内容には感動させられ、新たな目が開かれました。
俯瞰的にして個々への踏み込みが深く、なるほど、と納得させられる叙述が続き、グングン読めてしまいます。
近現代の日本の音楽の特徴と発展を知ることは、西洋音楽をよく味わい知るためにも大切なことで、それがないと足が地につかないな、強くそう思いました。
平易で読みやすいです。
楽天で購入できます。
「受容史ではない 近現代日本の音楽史」1900~1960年代へ
小宮 多美江著 音楽の世界社 2001年11月刊
武田康弘