北朝鮮が、日本を標的にミサイルを撃ち、戦争を仕掛ける可能性は、ゼロです。
まったく無意味だからです。
アメリカが国際法上禁じられている先制攻撃を行わない限り、絶対にあり得ません。
アメリカ軍が攻撃をすれば、当然、北は反撃し、日本の米軍基地及び米軍と全く同一行動の日本に対する攻撃はあり得ます。
そもそも北朝鮮が核やミサイルの開発をしているのは、自国を攻撃させないためです。アメリカ軍、韓国、日本に包囲されている状況が、自国防衛にはそれしかないと思い込ませています。北朝鮮と国交がないのは、世界193カ国中、アメリカ、日本など26カ国のみですから、余計にです。
ともあれ、アメリカが先制攻撃をしないのに、北朝鮮側からミサイル攻撃を仕掛けるというのは、マンガ以下の妄想にすぎません。
自民党もそれは百も承知ですが、安倍自民党への逆風の中、自民党支配を貫くためには、ミサイル脅威を煽って、シェルターが!!!とぶち上げることが必要だ、ということです。
自民党政権維持にとり、「北朝鮮の脅威!」はなくてはならぬものです。マスコミが飛びつきそうな「シェルターを!」「金はいくらかかってもいい」「国民の命がかかっている」という具合に喧伝する。
相変わらず、自民党は太くてズルくて、事を利用して金儲け、さすが長年の政権与党です。お人よしの方は、はい、右えならへ、で、やっぱり自民党~~~
われわれも少し賢くなりましょう。いつまで戦前の支配者の子孫の好き勝手では哀しいですし、民主政治は後退するばかりです。
武田康弘