思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

「佳子様が、おことばをお述べになった」(NHKニュース)おかしな敬語に気持ちが悪くなりました。

2017-07-25 | 社会批評

ノーベル賞受賞者も、人間国宝も、大企業の経営者も、総理大臣も、みな人間として対等なので、「さん」付けです。

敬語でも「お話しになった」であり、「おことば」とは言われません。

皇族とは、他の人間とは異なる存在なのでしょうか。

わたしの(あなたの)税金で豊かな暮らしてる一族ゆえに、特別な敬語で遇されるのでしょうか。

日本には平等はないーー平等とはお題目に過ぎないというテレビが強調する現実は、なんとも気持ちが悪いものです。

水戸学に基づき吉田松陰の弟子・伊藤博文らがつくった天皇現人神(国体思想=靖国思想)という思想は、戦後廃棄され、『人間宣言』で「神」から人間に変わったはずではないでしょうか。

皇族の人たちも、ふつうに扱われ、人権が認められる生活を望んでいるように思いますが、違いますか。

再度「人間宣言」ー今度は、平等と対等を謳う、が必要のようです。

しっかりしようよ、わが日本人。

 

武田康弘

 



 

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