わたくしの世代にとってピンクレディーの思い出は、***セクス×リス的な何かであるに違いない。ちょうど小学生に上がる頃がこのデュオの全盛期である。振り付けをまねしていたのは、少し上の世代ではなかろうか。我々にとっては、初めて見る大人の女の人の足みたいなものであったであろう。その前は、ダイアナンエースみたいな女ロボットとか幼稚園のお下品なでかい女子しか見たことなかったのだが、突然あれである。わたくしは、ほとんど歌番組を見た記憶がないから、そのセクシーダンスを見た記憶はないのだが、なぜかピンクレディーの下敷きを所持していた記憶があるのである。
というわけで、来年、授業で歌謡曲について一部語らなきゃならんので、ピンクレディーの曲を「ペッパー警部」からあらかた聴いてみたのであるが、なんだこれ、ファンクだかなんだかの面白い曲がおおいではないかっ(ちなみに、ビクターの銀の箱のCDが異様に音がいいな……)調べていたら、若きミュージシャンとして参加している井上鑑がうたごえ運動の井上頼豊の息子であったと初めて知った。なんと……
作詞は阿久悠が多い。阿久悠の歌詞ってなんかポストモダンな気がしないでもないが、これをさらにポストモダンした作詞家がこのあと何人も……。
UFO!