「パウル・クレー-おわらないアトリエ-」展で、初めて目にした絵がこの「梟のいる熱帯の薄明」だ。形がいびつなのはもとの左半分を切り取って別の絵にしたため。切り取った左半分も「熱帯の薄明」として展示されていた。具象的な絵だ。1921年だがら41歳、バウハウスでの充実した日々の絵だ。
私はこの絵の白色がとても気に入った。切り落とした左半分にも樹木の葉の形に白色が多用されている。引掻いた線のようだ。梟には見えない鳥だが、鳥の右側は、家屋の窓であろうか。鳥が人の家を除いているような構図だ。何を表しているのだろうか?鬱蒼と茂った樹木が印象的だ。
私はこの絵の白色がとても気に入った。切り落とした左半分にも樹木の葉の形に白色が多用されている。引掻いた線のようだ。梟には見えない鳥だが、鳥の右側は、家屋の窓であろうか。鳥が人の家を除いているような構図だ。何を表しているのだろうか?鬱蒼と茂った樹木が印象的だ。