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先日、福島在住の「さとうてるえ」さんから本を贈呈された。サイン入りの贈呈本などというのは初めてのこと。
さとうてるえさんは私の大学生時代の同級生。毎年手作りカレンダーを購入させてもらっている。
贈呈された本は「しのぶ・あだたらのむかしばなし」で歴史春秋社刊。さとうてるえさんは挿し絵とタイトル文字を担当している。
信夫(しのぶ)、安達太良(あだたら)は福島県北部の地名。むかしの郡名だったと思う。
全部で30のむかしばなしが収録されている。むかしぱなしというが、むろん現代のことばで語られた創作であると理解している。まだ読み始めたばかりなので、出来るだけ早めに気に入った作品などを取り上げて感想を記載してみたい。ただしむかしばなしというのは、それこそ60年ほど前に目にしたばかり、読み込みなどまったく自信はない。
さて、不思議な縁であるが、存じ上げていない著者のひとり及川俊哉氏のツイッターを私はときどき見る機会がある方である。
ということで、まずはこのブログで紹介をすることにした。30話収録して256頁、さとうてるえさんの挿し絵はすべてカラー。30話すべての題名がさとうてるえさんの飾り字である。私はまずはこの挿し絵と題字をすべて鑑賞してから、作品を読むことにした。
購入希望者は下記へ。定価は本体価格1500円+消費税。
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