足の親指の付け根の痛みは、今迄の経験上もっとも激しい。確か32歳を少し超えた頃、減量に挑戦、ほぼ目標を達成して1年近くかけて食事制限を解除していた。
当時は4カ月ほど、一日バナナ1本、野菜ジュース1合、缶ビール1本、栄養ドリンク1合で過ごした。そして毎日5~8キロのジョギングと背筋などの運動。それを1年かけて徐々に普通食に戻していく過程であった。
ジョギング中に右足の痛みに襲われ、足を引きづって家に戻った。そのときの痛みよりもひどい。当初は運動のし過ぎによる足の筋肉の痛みかと思って、運動を控える程度の事しかしなかった。2カ月ほどして、健康診断で尿酸値が高いと指摘され、ようやく治療を始めた。原料中に缶ビールを毎日飲んでいたのが、いけなかったらしい。ビールで栄養を摂ろうなどというのは愚の骨頂であると当時の医師に叱られた。まったく反論できなかった。
20年の間体重も維持できた。尿酸値の値も上限値を大きく上回ることはなかった。ときどき上限値を超えても自覚症状はなく、一カ月ほど薬を服用すると尿酸値も戻り、服用を休止した。徐々に体重が増えると同時に、尿酸値も再び上昇傾向になったが、ここまで痛みが激しいことはなかった。
月曜日まで、痛風の発作であることは確定はしないが、痛みの在り様は医師の指摘のとおりで間違いなさそうである。
先ほど痛み止めが切れたようで、再び痛み出した。痛み止めを服用してちょうど5時間。次の服用は5時間以上間隔を開けるように言われているので、もう少し我慢してみたい。