Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「若冲」(辻惟雄) 読書開始

2020年09月10日 21時59分21秒 | 読書

   

 楽しみにしていた「若冲」(辻惟雄、講談社学芸文庫)を本日から読み始めた。図版が充実している。また全体に厚手の紙を使っているので少々重い。図版の部分は特に取り扱い注意である。リュックに入れて持ち歩くと図版が折れたりするのが目にみえている上に、重いので、常時持ち歩くのは、考えものである。
 本日はまだ9ページほどを読んだだけ。この本は1974年に出版されたものを2015年に文庫化したものである。
 1974年に出版された当時には美術の本についてはほとんど無知であったために、本の存在そのものを知らなかった。
 数年前から購入しようと思っていたが、ようやく今年購入できた。


読了「百年戦争」

2020年09月10日 14時14分50秒 | 読書

   

 著者には申し訳ないのだが、私の問題意識とは違う本を選択してしまったという後悔をしながら「百年戦争 中世ヨーロッパ最後の戦い」(佐藤猛、中公新書)を読み終わった。
 本当は、ジャンヌダルクの伝説の成立の根拠を中世の社会構造や、キリスト教異端審問の在り様や政治との関連で、ヒントを得たいと思っていた。私の能力ではそれは得られなかった。
 「百年戦争」の評価としてはすでに高校の世界史の授業で、英語・仏語の成立、封建的諸侯領の王国への統合と領主の貴族化、徴税権の王国への集約など王権の強化と都市の権限の縮小、などのことは聞きかじっていた。
 50年以上前のことなので、当然にも新しい資料やら新しい視点からの修正などもあるだろうが、基本的には変っていないのだなぁという感想を持った。むろん高校の教科書以上の詳しい経過などにも触れることができた。
 そして、シェークスピアの史劇などを読むときには事前に頭に入れていた方がいい項目はいくつかあった。


曇り空

2020年09月10日 11時56分21秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 いつものとおり午前中は退職者会の若干の事務作業。これより読書タイム。「百年戦争」、昨日中に詠み終える予定が、延びてしまった。詠んでいるうちに寝てしまった。

 本日、読書タイムのあとは、横浜駅まで足を延ばしてみる予定。書店と銀行と家電量販店その他。

 曇り空でそれほど気温はあがらないようだ。とはいっても予報では最高気温は32℃。直接陽射しに晒されることはなさそう、という楽観。