Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

きのこ飯

2020年10月20日 20時29分42秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 夕食にはきのこの炊き込みご飯をつくってくれた。きのこの炊き込みご飯は毎年舞茸としめじが中心であるが、今年初めて豚バラ肉を一緒に炊いたものをつくった。私がたまたまネットで見つけてリクエストをしてみた。
 妻ははじめは驚いていたけれども、思い切って作ってくれた。しつこく、くどい味になるかと思ったが、なかなか美味しくできた。贅沢をいうとこれにゴボウが入るともっと良かったが、贅沢を言うわけにはいかない。
 いつもはご飯は1膳だけなのだが、本日は2膳も食べてしまった。おかずはサラダとタクワンと残り物の南瓜煮という具合に控えめだった。それでも2膳食べるとさすがにお腹が苦しい。

★平凡な日々のある日のきのこ飯     日野草城
★茸飯匂へり次が厨歌          加藤秋邨

 人はきのこの炊き込みご飯を食べるとほっこりとすることになっているらしい。きのこ飯を食べただけでその日が特別な意味を持つ日になるらしい。私も同じである。
 洋の東西を問わず、きのこは珍重されている。さまざまな食べ方がある。しかもあの小さなものが主菜にもなる。嗅覚がダメになった私でも、食べていると匂いがしてくる気になる。
 秋晴れの日のきのこ飯はなおさらうれしい。



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