書類の整理がようやく終了。2013年から2017年度までの退職者会の書類を廃棄。個人情報のあるものは別途大量処理できるシュレッダーで裁断する必要がある。この作業は別途。いくつかの分野の本棚の整理にようやく着手。本日はここまで。
書類を保存ファイルから取り出しながら、現役時代の文書廃棄月間の大掃除のような書類廃棄作業のことを思い出した。毎年市の監査事務局の監査、国や県の会計検査がないと判断された時点で、年度末までに廃棄対象の文書の廃棄作業を行う。だいたい年度初めに実施したと思う。10年、5年、3年、1年経過の書類が書類倉庫から山のように出てくる。
今、国の文書廃棄で問題なのは「1年未満」の文書であるが、この「1年未満」というのはその年度の文書で監査が行われる年度末を経過したものを廃棄するものである。だから1年未満というのは「即廃棄」とは違う。あくまでもその年度内に監査が行われる可能性があれば、廃棄は出来ない。原則年度末を越えて、新年度になってから廃棄である。
国の文書管理が如何にひどいものであるか。政治家の無知や、隠蔽指示、「忖度」によって文書管理規定があってないようなものだと知らされ、唖然としている。これでは文書管理事務は成り立たない。国の在り方を見ていると呆然とし、そして国の根幹が壊されていく、という危機感が湧いてくる。