病院の午後の診療開始時間までの短い時間であったが、本日は岩波書店の「図書3月号」から、次の7編を呼んだ。
・【表紙】ヘンリー八世 杉本博司
・南米発のケルトの声 阿部公彦
・柳家小三治とその周辺(上) 矢野誠一
・邪気の「あるとない」 プレディみかこ
・早春の賦 柳 広司
・ルネ・マグリットの《夢の鍵》 司 修
「絵を見る「目」は、活字を追う目と異なり、大画面を一瞬でにんしきして、もっとも興味ある部分へと向かうことが可能です。」
・ドードー・絶滅・後始末 川上和人
「人間の本質は飽きなき知的好奇心にある。それが人類の発展を支えてきた。絶滅はハンプティ・ダンプティ問題を生じ、ミステリー小説的謎解きの楽しみも加味される。好奇心が刺激されるのはやむを得ないことだ。」
このうち司修の「ルネ・マグリットの《夢の鍵》」はもう一度読み直したい。