Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

ラムネ

2020年07月19日 23時01分34秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 彗星が見られなくて意気消沈、本日も読書から遠ざかってしまった。

★男には喉仏ありラムネ飲む       村上杏史
★ラムネ飲む泡くちびるをはじくなり   篠原 梵

 昔はラムネがとても美味しく感じた。遊園地などに連れて行ってもらうと、ラムネを売っている店の前で、大人も子どももラムネを飲んでいる後景によくぶつかった。
 白い下着姿の父親以上の男が汗が滴るままに器用にガラス玉を首の突起あたりにとどめながら一気にラムネを飲んでいた。それが羨ましかったと同時に、喉仏がごくごくと動くのを見ているのが楽しかった。
 第2句ではくちびるで炭酸の刺激を感じているようだが、私はいつも舌と喉である。人に酔ってくちびるで感じるのだと驚いている。
 今はラムネを飲むと余りの甘さに辟易、とても全部は飲めない。サイダーも無理。味の附いていない炭酸水は飲めるが、これはいつもウィスキーが焼酎を入れないと飲まなくなってはや50年。



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