15時過ぎから2時間15分ほどの散歩兼ウォーキングで1万5千歩ほど。割とゆったりと歩いたのは、住宅地の中にかすかに残る旧道や古い道路を探しながら歩いたため。小さな祠、元は水路と思われる路、寺、墓地などを見渡しながら歩いた。これは元道路管理者の仕事をしていたからこそわかる勘である。いつ頃の造成なのかなども見極めながら歩いてみた。
1960年代の造成地もあるが、大規模な増勢ではないので、古い公図などに沿った地形や形が残っている。それなりに長い河川沿いでもあり、そこに流れ込む水路が微かな起伏を追っていくと浮かびあがってくる。なんとなく探検気分も味わった。下水道が整備されて水路敷と道路敷、青地なども判別しにくいのだが、40年近くその仕事に携わってきたので、人よりはいろいろと想像ができる。
そして下水のマンホールや、道路の境界杭、道路の線形などがどうしても気になる。
たまにはこのような楽しみをしたいものである。