おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

山梨県立美術館 県立文学館

2022年06月01日 06時33分00秒 | 美術館・博物館・本・映画
5月31日。
帰宅して、夫の病院関連の書類を作りました。
前回記載ミスがあったものの、やり直し。
医療器具の代金還付の書類は厚労省サイトからダウンロードしましたが、分からないところもあり、全部は記入できません。
明日は、リハビリ病院で転院を目指した面談もあります。
面談が終わったら、夫が入院している救命救命センターのある病院に。
申請してあった診断書が出来上がったと通知ハガキもようやく届きました。

今日は山梨県立美術館へ友人と行ったのです。
甲府駅からバスで20分。
今回の美術館巡り、やめた方がいいかしらと迷ったのですが、なかなか過酷な3週間でしたので、自分にご褒美のつもりで決行。
行ってよかった。

山梨県立美術館です。
広々とした敷地内には彫刻も点在しています。

1978年に開館されたこの美術館は、ジャン・フランソワ・ミレーの作品のコレクションで知られています。
自然とともに生きる農民の姿を描いた画家です。
自然の豊かな山梨にふさわしいと思いました。

館内には緑の木々を切りとった大きな窓。

美術館そのものが大きな美しい作品のようです。

コレクション展はミレーです。
この廊下は今回の特別展「フランソワ・ポンポン展」会場へと続きます。


ポンポンは動物彫刻家として著名です。

これはシロクマ。
群馬県立館林美術館で初めて出会って、大好きになりました。
作品を通して、画家のたどった道と人となりを知ることができます。

この美術館に向かいあって建つのが「県立文学館」です。


芥川龍之介生誕130年の特設展が開かれていました。
題して『旅の記憶』。

芥川龍之介は短い生涯の中で、日本各地や中国を旅しています。
常設では、山梨にゆかりのある作家が集められていました。

館内に置かれた、大きなりんごの作品。


バラ園から見た広くて整備された敷地の様子です。

心が晴れ晴れしました。
また明日から頑張ろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大村智記念学術館 山梨小旅行

2022年05月31日 06時18分00秒 | 美術館・博物館・本・映画
5月30日。
かいじに乗って甲府へ。
甲府駅から歩くこと20分。
今日の目的地は、『大村智記念学術館』です。
山梨大学構内にあります。

大村智博士は、2015年にノーベル医学・生理学賞を受賞した研究者です。
業績を記念して建てられました。
大村智博士は山梨出身です。


こんな案内ロボットがいて説明してくれました。

博士は亢寄生虫薬イベルメクチンを、土中から発見した微生物を研究して薬品化しました。
この薬で多くの人々が救われました。
今は、新型コロナにも有効だと言われています。

この学術館には水晶庫も付設されていました。

水晶って光学機器にも使われているんですね。
今は人工的に作られているそう。

お昼は大学構内にある学生食堂で。

ぶりの照り煮とクリームコロッケセットで600円とおやす。
おいしくいただきました。



甲府駅から大学へ続く武田通りをさらに歩いて、武田神社へ。

広々としたこの神社は武田信玄の館跡に作られています。

今日のお宿はリーズナブルな『大江戸温泉物語 ホテル新光』
食事はビュッフェ形式。


山梨産のワイン、赤、白各4本の飲み比べができました。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝倉彫塑館へ そして実家行き

2022年04月23日 09時08分00秒 | 美術館・博物館・本・映画

4月22日。

月に1度の美術館巡り。

今日は、朝倉彫塑館へ。

光が降り注ぐ。

屋上から下を睥睨する像が。。


屋上にも上がることができます。


朝倉彫塑館は東京、日暮里駅近くにあります。

著名な彫刻家、朝倉文夫のアトリエと住居を台東区が管理、公開しています。

初めて行きました。
朝倉文夫の作品とコレクションを展示してあります。

作品も素晴らしいのですが、天井の高いアトリエや、住居が美しく、大きな池を配した中庭は哲学的です。



3階のこの場所だけ撮影が許可されています。
朝倉は猫好きで、猫の彫刻を多く手がけています。
猫百態のブロンズを作ろうとして、病気のため最後まで作ることなく病死したそうです。


屋上から見た朝倉邸。

この辺りは、戦争中に空襲に合わず、古い風雅な建物が多く残っています。

ここから、ぶらぶら歩いて、上野の山へ。

上野東照宮の牡丹苑へ足を伸ばしました。


今が盛りの牡丹。
華やかでした!













東照宮には、花手水も。


よく歩き、友人と楽しくたっぷり歩いて、楽しい1日でした。

15:30に上野駅を出発して、実家へ。
2時間もかかりました。
夜は夫も来て、久しぶりに4人でワインを楽しみながら晩ごはんを食べました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒い雨の日の鎌倉

2022年03月19日 06時49分00秒 | 美術館・博物館・本・映画
3月18日。
月1回の美術館巡り、今日は鎌倉へ。

河津桜が満開です。


ミモザもたわわに花をつけています。


最初に向かったのは、鏑木清方記念美術館。

没後50年ということで、東京国立美術館でも特別展が開かれています。
鎌倉雪の下に晩年を過ごした旧居跡に美術館があります。

美人画で有名な画家です。

今回は春の季節に合わせた華やかな美人画とともに、風景画のスケッチが多く展示してありました。

岩絵具はこんな石からできるのだそう。

若宮大路と並行した小町通りをちょっと入った閑静な住宅地にある美術館です。

鎌倉に来るのは20年ぶりくらいでしょうか。
今、私が両親と観ている大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の舞台ともなる歴史の街でワクワクです。

鶴岡八幡宮。

寒い雨が降っているのは残念でしたが、それもまた趣きがあります。

国宝館へ。


鎌倉の仏像が集められたさまは迫力があります。
今回はひな人形が特別展として展示されていて華やかでした。


お昼ごはんは山菜おろしそば。


江ノ電にも乗れた、小さな旅を楽しみました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京原発

2022年03月13日 07時35分00秒 | 美術館・博物館・本・映画
3月12日。
日中は、講座資料作り。
どうにか夕方には完成しました。
夜はひとりごはんで、久しぶりにAmazonプライム・ビデオで映画を観たのです。

『東京原発』2004年作です。
2011年の東日本大震災による原発事故の7年前の映画です。


Yahoo の映画解説より。
------
原子力発電の危険性、混迷を続ける政治・経済、若者による犯罪の増加……。現代の日本が抱える様々な問題を、痛烈なブラック・ユーモアを交えて描いたパニック・サスペンス・ムービー。
役所広司、段田安則、岸部一徳、そして紅一点となる吉田日出子など超豪華な演技派俳優たちが総出演。
監督は、助監督として鈴木清順、降旗康男、伊丹十三、周防正行などの作品に携わってきた山川元。東京に原発誘致を掲げるカリスマ都知事VS反対派副知事。白熱する都庁へ爆弾と共にプルトニムがやって来る!?
---------

原発が安全というなら東京に作ればいい。
お金を誘致した地域に膨大に使うなら、財政難の東京へもってこようという、都知事の会議での発言から幕が開きます。
東日本大震災での福島原発事故を経験した自分たちには、安全神話はもうないし、その嘘を知っています。

2011年3月11日になるまで、日本中に54基の原子力発電所があることを知りませんでした。
とても恥じました。

原子力は今や戦争で、発電所が標的になったり、核が大きな戦力になってしまいそうだったり、平和利用とは隔絶したものとなりました。

自分にできることが、あまりに小さく、絶望しないで進むにはどうしたものだか。。
それでも夕方には、晩ごはん作りを楽しんでいる。

ひとりごはん。


今日は一歩も外に出ず。

庭のワビスケ。

クリスマスローズは手入れをせずとも、ひっそり蕾をつけていました。


玄関脇の沈丁花は満開近く。


はてさて、何ができるんでしょうか。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

正倉院宝物 特別展 と今日の料理

2022年02月22日 06時26分00秒 | 美術館・博物館・本・映画
2月21日。
月に1回の美術館巡り。今日はサントリー美術館へ。

「御大典記念」特別展
正倉院宝物 再現模造にみる天平の技


正倉院の宝物を実際に見ることはできません。

明治時代から、宝物の修復とともに、再現模造が作られてきました。
入口に置かれたこの特別展を象徴する五絃の琵琶のレプリカ。

多くの時間をかけ、1300年前の技法が再現されています。
宝物の修理も手掛けた名工たちによる模造作成は、材料や技法、構造の忠実な再現を目指すことになります。
熟練の技と最新の調査・研究成果との融合により、
高い芸術性を兼ね備えた
再現模造が数多く生み出されてきました。

見応えがありました。
複雑な制作工程を映像や工程ごとの現物展示により、分かりやすく解説されています。
ボリュームのある特別展でした。

会場は、六本木・東京ミッドタウン ガレリア3階のサントリー美術館です。

広々とした周辺。
人通りも少なくのんびりできました。

嬉しい外食もできました。


家での料理の参考にもなります。


このチキンのローズマリーソテーには、
焼いたセロリが添えられていました。

晩ごはん。
我が家にやってきてくれた新しい皿に、
鱈のムニエル。
早速焼いたセロリをあしらってみました。


主食はマッシュルームクリームパスタ。

牛乳、バター、小麦粉でホワイトソースを作り、ナチュラルチーズを煮溶かして、
マッシュルームソテーをたっぷり入れました。

充実した1日でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新宿 落合 記念館めぐり

2022年01月22日 07時27分00秒 | 美術館・博物館・本・映画

1月21日。

寒いけれど、よく晴れた美しい青空が広がっています。
ほっとひと息。
ちょっと足をのばして、西武新宿線の中井まで。
ここに林芙美子記念館があります。
3、4年前に一度来ました。

林芙美子が昭和16年から亡くなる26年まで住んだ家が記念館となって公開されています。
茶の間、台所、お風呂場にこだわって作った
美しい住宅です。
 
きれいに整備された庭に大きなワビスケの木があり、白い花が咲いていました。


林芙美子が好んだ庭木があちらこちらに。


芙美子の仕事部屋です。

もとは納戸だったのを改装したのだそう。
ものすごい勢いで執筆していて、机がその勢いで、ズンズン前にずれていったとか。
林芙美子は、「放浪記」が有名です。
自分は桐野夏生が林芙美子をモデルに書いた「ナニカアル」を読んで惹きつけられました。
 
家の全景、見取り図。


ここから、新宿、落合界隈の散歩をスタートさせました。
 
静かな住宅街を1.5キロ歩いて、次は、
佐伯祐三アトリエ記念館へ。


アトリエ前景。


フランスに渡り、創作していた天才画家です。
このアトリエには住まいも付属していて、妻と子もいましたが、このアトリエにいたのは4年あまり。
昭和3年にパリで、30歳で夭折しています。
 
アトリエと住宅全景のジオラマ。


北側に大きな灯り取りの窓があります。

佐伯祐三が落合で画を描いていたこと、知りませんでした。
 
次は、中村彝アトリエ記念館へ。
可愛い赤い屋根が見えます。
この画家のことは、今日まで知りませんでした。新しい町との出会いでもありました。


中村彝。「つね」と読みます。


アトリエの中。
北側の窓からやわらかい日差しが入ってきます。
 
ここに置かれているのは、複製の「エロシェンコ氏の像」です。
ロシアの盲目の詩人、作家、言語学者です。
帰宅して、中村彝の事をネットで調べました。
この画、説明書きでは、貧しくて絵の具がなく、2,3色で書いたそうですが、名画です。
昨日の朝まで全く知らなかった、病を闘いながら画を描き続けた画家に気持ちが引きつけ
られています。
 
若き日の自画像。
 
こちらは死の前年に描かれたドクロを持つ自画像。
 
恋した、新宿中村屋の相馬愛蔵、黒光夫妻の娘の俊子を描いた「少女」。
 
彝のほんものの作品を見たい!と思います。
 


17歳で肺結核を発症し、このアトリエで、病いと闘いながら絵を描き続けました。
アトリエの隣に続いた小さな洋室で寝起きしていたのです。
37歳でこの場所で亡くなっています。
晩年の絵は悲しみに満ちていました。
アトリエ脇の管理棟には複製画が並び、短い人生の軌跡を辿ることができます。
 
今日訪れた3館は新宿区立の公共施設です。
林芙美子記念館は入場料150円。
あとの2館は無料です。
お客さんもほとんどいなくて、静かな気持ちで作家や画家の残したものと来し方に想いをいたしました。
 
帰りは目白駅から。
コーヒー飲んでゆったり。


風の冷たい寒い寒い日です。
晩ごはんはキムチ鍋にしました。


穏やかないい休日でした。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アーティゾン美術館とクリスマスツリー

2021年12月25日 08時05分00秒 | 美術館・博物館・本・映画

12月24日。

毎月友人とめぐっている美術館。

本日は、東京駅近くのアーティゾン美術館です。

昨年、リニューアルオープンした美術館は、以前はブリジストン美術館で、時間をかけて再開しました。



今回の企画展は『M式「海の幸」』

ジャム・セッションと銘打たれた2回目のリニューアルオープン後の企画展です。

前回も面白かった。その記事はこちらです。

森村泰昌は自身が扮したセルフポートレイト写真《肖像・ゴッホ》(1985年)を発表して、その後セルフポートレイトの作品を作り続けている美術家です。

今回は森村泰昌が、青木繁の画「海の幸」に触発され、尊敬の念を持って向き合い、解釈するという、コラボ企画なのです。

作品展、美術館の入口。



これが「海の幸」


青木繁が22歳の時の作品です。

青木繁の自画像。


こちらは、森村泰昌が青木になりきったセルフポートレイトを用いたコラボ作品。


展示は章立てされており、ここがメインの
第3章 M式「海の幸」変装曲。


「海の幸」と同じ構図で10人の人物が描かれた画が8枚と今と未来への思いを描いた作品2枚。
そこに登場しているのは全て森村泰昌がセルフポートレイトで作り上げた85人の人物です。

熱量を感じました。
コロナ禍での開催に向けて、全ての作業をひとりで行ったそうです。
最後は、これまでと違う構図で。
「今」そのものです。



アーティゾン美術館は見どころ満載。
展示数も多くて、見晴らしのいい休憩所でひと休みしています。



企画展は4つあり、ふたつめ。

美術館所蔵の多くの絵画から選ばれた印象派の絵画から現代美術の作品まで、沢山鑑賞しました。
前回と同じく4時間の滞在。

八重洲、丸の内界隈でクリスマスツリーを見て、いい気分。






ライトアップされた街路を通って帰途につきました。






 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の美しい宝物

2021年11月23日 06時09分00秒 | 美術館・博物館・本・映画
11月22日。
今日の成果です。

美しい紅色の落ち葉。

旧友とパナソニックの汐留美術館へ行きました。

『ブダペスト国立工芸美術館 名品展』
ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ

日本の美術工芸品が欧米の工芸に影響を与えた様を見ることができます。
「日本の美術を西洋がどのように解釈したか、
そして日本の美術や工芸がどのようにして西洋に影響を与えたか、そのありようを19世紀末葉
から20世紀初頭までの作例を通じて辿るものです。」
とパンフレットに書かれています。
私も工芸品の美しさと技に心打たれました。

竹橋にあった、東京国立近代美術館工芸館は2020年に金沢に移転しましたが、以前こちらで
鑑賞した工芸品は、19世紀末に開かれたパリ万国博覧会に出展された物がありました。
「12の鷹」という作品です。


ヨーロッパで賞賛された工芸品を実際に観ていて、今回の美術展でも、大いに納得できました。

170という膨大な美術工芸品は、工房や作家、技法などでくくられて展示されていて、その流れが心地よいのでした。
見ごたえのある美術展でした。
いつものようにミュージアム・ショップで絵葉書を購入。

どちらもガラスの工芸品です。

今回は汐留美術館の後に、天王洲アイルの寺田倉庫で開催されている「バンクシー展」も観ようという計画です。
ところが、こちらは予約入場ではなく自由入場。
なんと100分待ちということで、時間ロスだけでなく、混雑も避けたいので断念しました。
友人たちは、ちゃんと予習もしてきたのに残念でした。

それで天王洲公園をぐるりと散歩しました。

この時季ですのに、チューリップの花壇にびっくり。
開花のためのさまざまな操作があるのですね。
紅葉とチューリップって、実に妙な取り合わせでした。
最初の写真の落ち葉をここで拾って、大収穫。

この落ち葉、なんていう木なんでしょう。
枝には黒い殻から白い実が見えていました。

東京駅に出て、ステーションホテルのラウンジで休憩。
コーヒーはちょっとお高いですが、ゆったりできて豊かな気分に浸れました。


楽しい1日でした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本橋高島屋へ

2021年11月15日 06時02分00秒 | 美術館・博物館・本・映画
11月14日。
両親と朝、近くの公園へ散歩に行きました。
もみじが紅葉し始めていました。
昨年は義母とふたりできれいな紅葉を見たのでした。
義父は入院していたのです。
今年は一緒に見られそう。


散歩が終わって、開催中の敬愛する陶芸家の松本芳実さんの作陶展へ向かいました。
場所は日本橋高島屋。
久しぶりに京王線に乗りました。
今日も旅する気分で、各駅停車に乗りましたら、まあ、時間のかかること。
友人たちを待たせてしまいました。
作陶展で、松本芳実さんに会えて大感激。
マスク姿ですが、一緒に写真撮ってもらい、握手してお別れしました。

高島屋のカフェでお茶しました。
こんな都心に来ることはほとんどなくて、デパートのおしゃれな店にわくわく。
エスプレッソコーヒーと柿のフルーツサンドいただきました。

日本橋から銀座まで歩いて、友人と次回の美術館巡りの約束して、さようなら。

我が家に来てくれた、松本芳実さんの器です。

明日はどんな料理と合わせましょうか。
楽しみ楽しみ。

15,000歩、歩いて快く疲れました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京都美術館 ゴッホと東勝吉

2021年10月09日 06時22分00秒 | 美術館・博物館・本・映画
10月8日。
緊急事態宣言が解除され、3ヶ月ぶりに旧友と会いに上野へ。

9月に朝日新聞の夕刊で、東勝吉という画家を知り、感銘を受けました。
それが東京都美術館で見られると友人が教えてくれて、同じ時期に開催されている「ゴッホ展」と合わせて、観に行く計画を立てたのは
随分前でした。

上野の杜が大好き。
東京都美術館、入口のオブジェに写る自分たちを記念撮影。

やっと来られました。

ゴッホ展。

オランダにある2つの美術館から多くの作品がやってきました。
クレラー=ミュラー美術館のコレクションから
油絵20点と素描画・版画20点。
この美術館を開いた、初代館長のヘレーネ・クレラー=ミュラーは、ゴッホの個人蒐集家として
世界最大のコレクションを持ちます。
チラシの糸杉の画もそうです。
もうひとつの美術館は、ゴッホの理解者である弟のホセとその家族が作品の散逸を防ぎ集めた
ファン・ゴッホ財団の美術館です。

ゴッホは37歳で自死するまで、世の中でほとんど認められませんでした。
この展覧会では、画家を目指して修行を始めた20代の素描画が展示されていて、その精進の軌跡を辿ることができました。

もうひとつの展覧会。

こちらは、5人の作家の作品を紹介しています。
そのひとり、東勝吉が今回是非とも観たい画家です。
九州の由布院の特別養護老人ホームに78歳で入所し、83歳の時に、園長から水彩絵の具をプレゼントされて、絵を描き始めた人です。

この画を新聞で見て、感銘を受けました。


美しい風景画を99歳で亡くなるまで描き続けました。




これは死の前年、98歳の時の自画像です。

長年、木こりをしていたそうです。
その仕事の中で、自然を見つめ続けて、心に蓄積してきたものを溢れさせて描き出したのでしょう。
絵に感動する以上に、東勝吉の生き方に感銘を受けました。

もうひとつ。
「日本七宝作家協会展」。
こちらには小学校の時の同級生が作品を出展していました。

七宝ってすごい。
友人の活躍が誇らしく思えました。

沢山の作家さんの多くの作品を鑑賞できて、嬉しい1日でした。

朝見た、金木犀の大木と青空と秋の雲。


帰宅したら、旦那さんが作ってくれた握り寿司と牛すじの煮込みが待っていてくれました!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんなごはんと今日の映画

2021年10月05日 05時44分00秒 | 美術館・博物館・本・映画
10月4日。

ブランチは野菜だらけのインスタントラーメン。


日中は連絡業務と仕事の買い出し。
でも8,000歩に満たず。

夜ごはん。

並べすぎです。
多くてもムダにはしないけど。

夜の映画は『グッドバイ』

小池栄子さんは、いい女優さんだわ。
これまで観た映画の役柄はさまざまで、それぞれがよかったです。
主人公の大泉洋は、どうも個人的に好きに分類できない。
楽しめた映画でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グランマ・モーゼス展 素敵な100年人生

2021年07月14日 14時44分00秒 | 美術館・博物館・本・映画
7月14日。

生誕160年記念『グランマ・モーゼス展』へ
行ってきました。


グランマ・モーゼスと呼ばれた、アメリカの
女性画家アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス(1860〜1961)。
無名の農婦だったモーゼスは、70代で本格的に絵を描き始め、80歳の時にニューヨークで
初個展を開きました。

素朴で温かみあふれた絵を、自分の農場で描き続けました。
自然を愛し、人生に感謝し、働き続けた画家です。
100歳の時に描いた風景画には大きな虹がかかっていました。
60代後半の私はとても勇気をもらいました。
よく働いて、感謝の気持ちを忘れない。
そういう風に生きていきたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葉画家 群馬直美さんの個展へ

2021年06月28日 06時04分00秒 | 美術館・博物館・本・映画
6月27日。
葉画家の群馬直美さんの個展に伺いました。


西武国分寺線の鷹の台の小さな駅を降りて。
玉川上水沿いの道を歩いて7分。
「カミカワハウス」という、カフェギャラリーが会場です。

精密で美しい下仁田ネギの画に圧倒されました。


カミカワハウスの2階のギャラリー。
窓から見える玉川上水の緑の木々も美しいです。


群馬直美さんが描く葉のカレンダー、
とても気に入っていて使っていました。
今日はポストカードのセットを購入しました。

一軒家を改装したカフェです。

鷹の台には、武蔵野美術大学があります。
カフェのオーナーの女性も大学のOGで、
温かく、センスのいいカフェを手作りで改装したそうです。

ようやく友人とスケジュールの調整ができて、
個展最終日に来ることができました。
3ヶ月ぶりに会えて、話に花が咲きました。

玉川上水の緑を眺めながら、テラス席で一献。

嬉しい休日でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京都美術館『イサム・ノグチ 発見の道』とパンダ誕生

2021年06月26日 04時42分00秒 | 美術館・博物館・本・映画
6月25日。
上野、東京都美術館へ。
『イサム・ノグチ 発見の道』展。


あかり150灯のインスタレーションが迎えてくれました。


ユーモアある美しい石の彫刻。

お地蔵さん。
 
遊園地に置くような。

遊び心のある作品。
 
これいいな〜。

雲の山という作品名



太った踊り子。

びっくり箱。

思わず笑ってしまいました。
 
2時間たっぷり鑑賞して、美術館地階へ。
若い作家さんなのかしら。

グループ展も楽しく。
 
この7台並んだコピー機。


こうして光と影があります。


これは分かりやすいと友人達と一致意見。


いつものように美術館前のボールで記念撮影。




お昼は上野公園内の韻松亭(いんしょうてい)へ。


創業140年の古いお店です。


そして。
モンモンさんのブログで教えていただいて。

パンダに双子の赤ちゃん生まれたんですね。
町中がお祝いムード。
モンモンさんの記事を読んで行ってみたくなった上野精養軒へ。

これ見たかった。


外のテラス席が気持ちいいです。

お祝いメニューもありました。
明るい話題です。
不忍池を見ながら、しばし時間を忘れておしゃべりを楽しみました。
 
次はいつ会えるかしら。
オリンピックもあるし、予測ができない。
 
幸せな1日。
毎日、今日を丁寧に暮らしたいです。
 


 

 

 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする