おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

矢島助産院ウィメンズサロン『食事の講座』

2018年04月17日 14時15分12秒 | 講習会ごはん
今日はマタニティーの方向けの食事の講座でした。
テーマはむくみ対策。
妊娠の週数が進むと血流や水分代謝が滞りがちになります。

こんな材料で。
  

利尿作用のある食材を使って。
  
・小豆ご飯
  もち米は湿をためやすいのでうるち米で作りました。

・トウモロコシと豆腐のスープ
  トウモロコシも利尿作用があります。

葉酸、ビタミンB12が豊富なほうれん草と焼きのりで。
・青菜の磯あえ
  カロテンがとれるにんじんを彩りにしました。

当然のことですが、「むくみ」という症状を改善するだけでなく、妊娠中の体作りという
全体的なつながりをもって考えなくてはなりませんね。
むくみは、冷えが原因でもおこります。冷えは貧血とも関係しています。
ですから、利尿作用がある食材だけでなく、鉄分、葉酸、ビタミンB12なども意識した献立にしました。
それに、お産後、赤ちゃんの離乳食にも取り分けやすく、展開しやすいメニューも覚えていただきたいと思っています。
簡単にできるというのも大切です。

小豆は扱いやすい豆です。浸水する必要もなく、今日も朝、沸騰後20分ゆでただけです。
ゆで汁を入れてご飯を炊くのですが、湿気をためやすい「もち米」ではなく「うるち米」を使います。

コーンと豆腐のスープは、だしにクリームコーン、ホールコーン、潰した豆腐を入れて煮るだけ。
味は塩で、最後に豆乳を入れました。
5分でできる時短レシピです。
今日はとろみをつけませんでしたが、水溶き片栗粉を使ってとろみをつけても美味しいです。

楽しく簡単に、体に合ったごはん作りをしてくださいね。
そして、可愛い赤ちゃんをお迎えください。
コメント
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