メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

労働者M

2006-07-12 12:47:07 | 演劇・オペラ
2006年2月5日~28日までBunkamuraシアターコクーンで演ってた舞台『労働者M』
観に行きたかったけど、金欠で諦めたので、WOWOWでOAしたのを録ってもらった♪

有頂天のvoc.ケラ(熱狂的なモンティ・パイソンファンでもある)だった
ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出。
最初この方の名前を見たときは、ロシアかどこかの演劇人なのかと思ったw
有頂天の頃の記憶の断片しかないから、番組終わりにインタビューで出たときの映像で、
正直本人と分からなかった。

出演:堤 真一/小泉今日子/松尾スズキ/秋山菜津子/犬山イヌコ/田中哲司/
明星真由美/貫地谷しほり/池田鉄洋/今奈良孝行/篠塚祥司/山崎一 ほか

松尾部長は自分の劇だと出番が少ないが、今作では何役にもわたって役者の顔が見れて嬉しい。
そして、秋山菜津子さん、やっぱ好きだ。『キレイ』にひき続き、この常に強気で
ハイテンション、イッちゃってる感の歯切れ&小気味イイ演技とカッコいい立ち姿

ストーリー概略
最初2人の男女が、2つの時と場所の違う話が複雑に交錯する構成を可笑しく説明。
本編。戦後残った人々は管理体制下の灰色の壁の中でモーレツ働いて暮らしていた。
ボスのを知る者はなく、彼の通信を受けるたった一人の女性(小泉)と、
そこを爆破しようと企む革命家のリーダーとやる気を失った分子たち。
土星人のぬいぐるみ?がキモイw

一方、自殺願望者の命の電話を受けつつ商品を売るインチキな会社では、
妻の浮気が原因で自殺に追い込まれた社員と売春まがいの女性社員(小泉)らが、
腕のいいサギ師の客の相手をしながら、上記の話の登場人物と舞台が交錯していく。

ラストが尻切れトンボ気味で、理解しにくい話がさらに理解不能なまま投げ出された感が残った。
ケラさんは「理解せず、感じるドラマだ」みたいなことをゆってたが。
中央の大掛かりな回り舞台、上下する床などで、人が出たり入ったりする装置、
途中アニメーションやバンド演奏をかぶせる演出も面白い。

♪働け~!働け~!働け~!働け~! の連呼の歌は、今の状況から耳が痛いがw
私たちが義務感だけで働いていたら、現実だってこの舞台のように
肩書きが理不尽に上下する灰色の世界なんだろう。

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週間音魂ランキング

2006-07-12 12:38:29 | 音楽&ライブ
ゆうべはバンバンラジオ。
福島さんは7/10の誕生日で38歳になったとのこと、おめでとうございます~♪♪♪
本人はずっと「大人になった自分」を夢に描いて?いたのが、実際なってみると
まったく年を重ねてる感がなくて焦ってるらしい。
また録音しながら途中から眠りに落ちて、まだ続きを聴いてない

実家の庭で見知らぬ男が深夜の暗闇の中、誰かと話してて、
窓越しに見ていたわたしは気づかれ、男が駆け寄ってくるので
慌ててサッシを閉めたつもりがカギがうまくかかっていないっ!!!
って、怖い夢を見て目が覚めて、そのまま眠れそうになかったから、
WOWOWを録画してくれた友だち(昨日とは別)から土曜にもらったテープを朝まで観てた。

『週間音魂ランキング』では、いつもシュガーボウルのライブで行く荻窪ルースター
収録場所に使われてて、やたらと明るいシェリーちゃんが
次々とチャートの曲を紹介していく番組だった。
この回のゲストはバナナラマ。毎回ここを使うわけじゃないのかな?


松尾部長の舞台『労働者M』と映画『イン・ザ・プール』も見たら、
もうすっかり朝に。苦笑
いまごろモーレツな眠気

部長のブログも面白い。奥さんのツマコさんのこともけっこー出てきて、
かなり変わった夫婦のようだが、なにげに愛情溢れてる感が伝わってくる。
らしくない意外性と同時に、羨ましいイイ感じ。

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