メランコリア

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吉村作治の早大エジプト発掘40年展

2008-09-20 23:55:55 | アート&イベント
ゆうべから降り続いてた台風の雨も翌朝にはすっかり止んで、青い空
朝からそーじ&洗濯をして、出掛ける準備中、姿見の裏側の木のささくれが指に刺さった/涙
先週の擦り傷がまだ治りきってないのに、なんでこうも生傷が絶えないんだろう・・・???


夏の特別展「吉村作治の早大エジプト発掘40年展」@古代オリエント博物館 08/06/27~08/09/28

こないだ中央図書館の帰り道、柱に貼られたポスターを見て、「青いミイラマスク日本で最後の公開」って書いてあったからこれは見なきゃ!!!
「発掘品を国外に持ち出すことなく、そのすべてをエジプト国内にとどめ・・・」って考え方もイイ。

古代オリエント博物館は名前からして好みな感じで、毎回ステキな企画展示をしていて気になってたんだけど、行くのは今回が初めて。
洋服を買うのはいつもサンシャインの中央あたりまでだから、その先となると地図を見ながら。
文化会館7階フロアだから広すぎず狭すぎず、お客さんも上野ほど混んでないし。

館内は展示品の保存のために暗い照明。
それでも鮮やかな彩色は4千年も前に描かれたとは思えないほど残っていてビックリ
描かれた当時に想いを馳せるには十分な見事な発掘品がたくさんあった。
衛星のレーダーで現場を探したり、発掘したミイラからどんな顔だったかをCGで再現して立体化したり、現代の考古学ってスゴイ!

エジプトは昔から大好き。大英博物館に行った際もたくさんの所蔵品に感動。
上野での『大英博物館展』は激混みで入るだけでも数時間待ったほど(もう行かないっ
特にヒエログリフの絵文字は可愛い。本からノートに書き写したこともある。
彫刻やら石やらに刻まれて、人物や生活などを説明してるんだけど、
これを解読した学者たちの気の遠くなるような時間と手間は凄いなあ!
人物画はだいたい「顔は横から、目と眉と両方の肩は正面から、そして胴と足はまた横からみたものが描かれているのが一般的」で、黒く縁どられた目が魅力的だ。
『死者の書』にあるような死後の世界観も面白い。ミイラ造りの技術はアートだし。
それぞれの役割を担った神様も魅力。動物の頭部のせいかな。アヌビス神がお気に入り。

ちなみに、今回の展示が終わるとすぐこちらが開催。
秋の特別展「古代エジプトの美展」10月10日(金)~11月30日(日)
「エジプト美術の名品が目白押し!ー古代エジプトの「美」の職人たちによる「匠」の技の世界!」
とのこと。ぜひ見てみたい!


ステキな関連サイト発見。
エジプト神話

F氏が欲しがってた本。
ヒエログリフで学ぼう!


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