メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

逓信総合博物館ていぱーく

2010-04-07 23:55:55 | 町歩き
逓信総合博物館ていぱーく

大手町の地下鉄駅を出てすぐ目の前にある。入館料大人110円とお得なわりに見応えがあって、
2時間半もあれば時間が余っちゃうかもって想像は甘かった!しかも、郵便の歴史が見たかったのに、
2階のテレビやダイキライな電話の歴史から見始めちゃったから、3階をじっくり見れなくて残念。
特に電話の説明はカラダが拒否して頭に全然入ってきません
昔の「自働電話ボックス」のデザインがレトロで可愛かったけど。黒電話をかける体験ができるため、
やたらとジリジリ鳴りっぱだったから参った。兄キが研究してる光ファイバーもさっぱり見当もつかない。
電線いっぱい入ったケーブルとかの研究をして、毎日一体楽しいんだろうか???

やたらとテレビばっかりあるコーナーでは、いろんな番組が流れっぱなしになってて(電気代が気になる
『ゲゲゲの女房』てドラマのポスターに、思いっきり七三分けの源くんを発見!驚×300(あら?平岩紙ちゃんも!

企画展なのか、一般の方の手作りハガキや手紙の展示もほのぼのとしてた。
切手や封筒を集めるのが好きな人たちのことを「郵便趣味家」てゆうらしく、お名前を忘れてしまったけど、
航空便の封筒を裏返して新しい封筒にするリサイクルや、可愛い柄布をカラコピして手作り封筒にしてしまったりと、
自分でも思わず作りたくなってしまうような楽しいアイデア満載♪ プロの方なのかしら???女性でした。
手描きのイラストが切手になるみたいなことも書いてあったけどほんと???

3階では志田林三郎さんの特別番組25分をじっくりと見た。子どもの頃から神童と呼ばれ、日本初の工学博士となり、
電気学会の創設者でもあり、100年後のケータイ電話の未来まで予測してたが、ムリがたたって36歳で亡くなった。

郵便の歴史は、こないだの印刷博物館とかぶる部分もちょっとあって、古代からの流れ、日本の流れを
ホログラムを含む豊富な映像システムや、人形、体験コーナー、展示物はもちろん、ジオラマなどなどすごい充実した内容。
コインを入れると切手が出てくる昔の切手の自販機、リアルな飛脚の人形も面白かったけど、
この時点でもう16時で閉館の予告が流れて、焦るあまり集中できなかった
世界の郵便ポストとか、世界の切手とかもものすごい収集量だったし、もっとじっくり見たかった!残念。


JRの1駅は全然歩けちゃう距離。東京駅から有楽町駅までも余裕だった(晴れてたらもっと気持ちよかったろうけど
丸の内のビル群はちょっと明治にタイムスリップしたような別世界。
ギリシャ神殿みたいに大きな石やコンクリートをふんだんに使って、重々しい雰囲気はとても気軽に入れない感じ。
心なしか近くを歩いている人たちも別世界の住人みたいで、絶対この先もお知り合いにはならないザ・ビジネスマン的に見えたw

コメント

天使のチョコリング

2010-04-07 23:55:54 | 町歩き
Heart Bread ANTIQUE 銀座本店
そいえばこないだF氏と昭和カフェを探して銀座1丁目界隈を歩き回ってた時に「ここ人気なんだよ」ってゆってた記憶が・・・
でも、実際は求人情報を見てた時に、ここのバイト情報を見て、美味しそう~♪て思って来てみたw
だいぶ迷って、着いた頃にはもう列になってたけど、がんばって寒い雨の中15分ほど並んで、
あまおうショコラと天使のチョコリングを見事ゲットv
「次のチョコリングの焼き上がりは6分後でございます。Sサイズ(直径15cm)ならございます」って見たら結構大きいからSサイズにした。
ちなみにMサイズのほうは直径18cm。みんなどうせ買うならMでしょ当然って顔してたなw
男性も並んでて、おじさんもいたし、誰かに頼まれたのか、スイーツがよほど好きなのか
カフェメニューも書いてあったけど、店内のどこかにイートインスペースもあり???分からなかった。

店内から甘~いかほりが外まで漂ってきて、ランプなどの内装もドーナツの形でステキ
レジを終えた来た女性が「夢のよう~!」てゆってた(レジでもらうタグ?を30枚集めるとチョコリング1個もらえるらしい
袋にもチョコリングの写真がついてるから、持って歩いてると女性の視線が気になる(ちょい自慢げ?
あと余談だけど、隣りの店からスカパラが流れてきてた/驚

コメント

『白痴』(1951)

2010-04-07 23:55:53 | 映画
「黒澤明 -生誕100周年記念 特別上映-」

『白痴』(1951)
監督・脚本:黒澤明
出演:原節子、森雅之、三船敏郎、久我美子、志村喬、東山千栄子、文谷千代子、千秋実、高堂国典、三好栄子、千石規子、井上大助、左卜全、柳永二郎 ほか

こないだ映画館でもらってきたチラシにわたしの大好きな今作も上映されると書いてあって、
黒澤作品が実際の劇場スクリーンで観れるなんて機会はめったにないと思って行くことに。
今回初めてネットでチケットを購入(カード支払い)。2日前から買えて、劇場の自動発券機で引き換え。
自宅で席を予約できて、当日並ばなくていいから便利ですv

予告と一緒にウサギとクマだっけ?のゆる~いCMが流れて、乾いたギャグにバカ笑いしてるおっちゃん多数。
全体的な年齢層がうかがえた。そこに自然と溶け込んでいるわたしって一体
1部と2部に分かれているけど、間に休憩はなし。古いフィルムのため、所々セリフが聞き取りにくかったり、
つなぎが不自然な部分もあるけど、それもまた歴史の重みが感じられてよいものです。

そして観た感想。

これまでの映画の中でもっとも素晴らしいと言い切ってもいいだろう。
観ている間ずっと胃と胸が締め付けられて、心からの涙が流れた。
ただ、同列端のオヤジが、シリアスな場面でもやたらとガハハて笑うもんだから、参った。彼にとってはコメディ映画なのか?
たしかに黒澤映画は、シリアスなものでも所々絶妙なユーモアが入るから、基本はどれも極上のエンターテイメントなんだけど。

最初に主演の原節子、森雅之、三船敏郎、久我美子の名前が並んだだけでも溜め息が出るのに、
その後も志村喬、東山千栄子、千秋実、三好栄子などとこれ以上望めない豪華なキャスティング!
ドフトエフスキーさんは一体何を思って今作を書いたのか。いつか原作を読む機会もあるだろうか。

とにかく森雅之の美しさと言ったら、原節子の鬼気迫る迫力や、大好きな久我美子さんの可憐で凛とした美しさに挟まれても、
なお引き込まれて目が離せない!!!
ああ、この人のためなら身も心もすべて尽くしても足りないだろう。
久我美子と不倫関係を演じた『挽歌』も思い出して、あれも劇場で観れたらなあ!
今作を大きなスクリーンで観る機会が得られて本当に果報者でした~!!!
ああ、F氏もいっしょだったらなあ!ぜひこの感動を分かち合いたかった。そんでもって観たあとの感想も聞きたかったし。



家に着いたのはもう23時過ぎてたけど、早速チョコリングをいただいてみたv
サクっとした食感のブレッドに甘~いチョコチップがたくさん練りこまれてたシンプルなチョコリングも美味しかったけど、
あまおうののっかったほうはクルミも入っててさらに濃厚。
ここ最近ずぅっと甘いチョコレート菓子が食べたいと思ってたから本当に満足、満足。しあわせ~♪♪♪

もらったチラシには、これを買うたびに世界の恵まれない子どもたちに支援金が送られるとのこと。
お金の支援でどれだけほんとうの救いになるか疑問だけど、よい活動ではある。
こんなチャランポランに働いてても、美味しいモノを、好きな時に買って食べれる国に生まれたことに、改めて感謝×∞
コメント