メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

自分を証明するもの

2010-04-01 21:54:16 | 日記
火曜夜のバンバンラジオ。福島さんの「ロック55」洋楽編はなんと最終回!ラストはビートルズです。
I've Just Seen A Face だっけ?
来週からは別の講座がスタート。なんだろう???楽しみv

富永セレクションはジミー・クリフ。♪Harder They Come、♪Sitting In Limbo、
そしてわたしも大好きな♪Many Rivers To Cross の3曲だった。


今日はまた風が強い!自分のいる区の図書館カードを作っておこうとパスポートと公共料金の領収書を持って出掛けた。
けど登録最中に調べてもらったら、以前作ってあるとのこと。あ・・・そうかも、すっかり忘れてた
近所の図書館で作ったけど、いやな事件があって行かなくなって、そのうち改装して忘れてたんだった。
ま、引越しもしたことだし、新たに作り直してもらうことにした。

でも免許証がない者にとって、自分を証明するのはいつもひと苦労!
今は保険証も返してしまって、国保に切り替える手続きも面倒だから、手元になくて(5月分まで保険料は払い済みなのに
何も自分を公に証明できないって妙な話。

窓際の席はあったかい日差しがいっぱいさしこんでいて、
そこで時間を忘れて本を読んだらさぞ気持ちがいいだろうと思ったけど、
夕方になって急に気温が下がる前に帰ろうと思って出た(それほど下がらなかったね、今日は
駅前のスーパーにも寄ったら、安い、安い! このコース、しばらく通うかもv

桜並木もいまが盛りと、どの樹もいっせいに咲いていた!学校に桜っていちばん似合うね。





図書館で借りたCDコーナー。図書館によって持ってるCDが違うから楽しいv
こんど見つけたところのほうが、スタンダードをおさえてるようだ。またしばらく通いそう♪

This Is Jazz 4 Benny Goodman
順番としてはこうゆうアルバムから入るべきだったな。ビッグバンド!スイングジャズ!知ってる曲も多数v

The Best Of Early Ellington
こうゆうのが聴いて「ジャズだな」て思う曲だよね。どこで流れてても、その空気や会話をけして邪魔せずに、
むしろ和ませ、会話を弾ませる音楽。

Tango In Harlem/Teddy Edwards
大ベテランのテナーサックス奏者とのこと。頭の数曲を聴いたかぎり、シンプルで聴きやそう。

The Squirrelby/Dexter Gordon
デクスター・ゴードン(Dexter Gordon、1923年2月27日 - 1990年4月25日):アメリカのジャズ・サクソフォン奏者。ビバップやハード・バップの分野で名演を残し、また、俳優としても活躍した(ウィキ参照)。だって。熱いライブ盤で1曲10分超えの4曲のみ。

Priceless Jazz Collection/Pharoah Sanders
以前からsaxの藤枝さんが熱く紹介してたのは、この人かな?
前回借りたアシッド・ジャズのアルバムにも1曲だけ入っててビックリ。
自然の音がバックに流れて、それに委ねるようにテナーをのせてゆく、藤枝さんが普段演ってる演奏と近い。
緑の多い水辺にいるみたいなリラクゼーション音楽のよう。


図書館にあるものって、寄贈も多いせいか、有名なミュージシャンでもあまり人気のない盤が多かったりするから
まったく手探りで選んでる身としては、ほとんどジャケ写だけが頼り。ジャケ買いならぬ、ジャケ借り状態ですw
わたしの選ぶ基準としては、まず古そうなこと、黒人プレーヤーなら間違いなさそうなこと、
抽象的な絵系は、知ってる人ならありだけど、初対面としては、どんな人が演ってるのか、
シンプルに演奏者の写真が使われてる、まさにBLUE NOTE 的なジャケのほうが選びやすい。

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劇場版『ネコナデ』(2008)

2010-04-01 20:28:50 | 映画
劇場版『ネコナデ』(2008)
監督:大森美香
出演:大杉漣、青山倫子、黒川芽以、入山法子、原日出子、もたいまさこ、鶴見辰吾 ほか
主題歌:つじあやの「頼りない天使」

trailer

連ドラを85分にまとめてあるだけに、鬼塚の幼児期の回想シーンも、モノローグすらないので、
全体的に淡々と進行。キャストも違うからちょい違和感は否めないが、これはこれでいっか。

鈴木一郎のリストラシーンから始まって、会社帰りににゃんこを拾ってきてしまうって大まかな流れは同じ。
町中を歩きまわる研修の次がもう駅前で社歌を歌うシーンで、そこでトラの兄弟猫を連れていった男と再会し、
「兄弟同士会わせるのもいいかと思って・・・」と好意的に話しかけたのに、「捨てた」と言われてキレ、研修生の前で殴りあってた。

ネットオークションで猫を買ったら、業者はもたいまさこ(やっぱり猫が好き?w
希望と違うのに返金も受け付けられず逃げられて、怒りつつもトラの友だちとして紹介する。
そして一番ドラマと違ったのは、秘書と研修生に知られて、一緒に話すシーンなど

最初の秘書が辞めた理由が、鬼塚部長に片思いをして辞表を出したのに、
世間体を考えて鬼塚が切ったこととハッキリした。
Vシネでも強面な役がハマってる大杉漣が鬼塚役で、また一味違った魅力だった。
なんといってもラストに流れるつじあやのちゃんが歌う♪頼りない天使 はズルすぎる!涙

特典は、予告と、ドラマ版第1話。もちろん見てしまいましたw やっぱドラマのほうが好きだな。
小木さんの鬼塚の緩急のつけ方が絶妙で可笑しい。演じるほうは比べられてイヤだろうけど。
映画版はにゃんこも違ってて、ヒマラヤンをずっと「ヒラマヤン」てゆってて、それを名前にしちゃうのが笑えるw
あんましゆってると、どっちか分からなくなるよね

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『世界の歴史11 ナポレオンと激動するヨーロッパ』

2010-04-01 20:19:29 | 
『世界の歴史11 ナポレオンと激動するヨーロッパ』~産業革命とフランス革命
監修:木村尚三郎 漫画:古城武司

イギリスの産業革命
囲い込み(地主が広い土地を柵や塀で囲い、羊を飼ったり、少しの労働力で農業をさせた)で農地を取り上げられた農民が都会に出て工場で働いた。
マンチェスター、グラスゴーでは綿工業、バーミンガムでは鉄工業、リバプール、ロンドンは貿易港として発展。
蒸気船、蒸気機関車、紡績機などの発明があいつぎ、世界から原料を輸入し、加工、製品にして輸出したことから「イギリスは世界の工場」と言われた。
資本家という大金持ちが生まれた半面、炭鉱などの過酷な労働と安い賃金で労働者は苦しみ、ストライキなどを起こして世界で最初の労働組合がつくられた。
・第1回万国博覧会:1851年にロンドンで初めて開催。世界各国が参加して、産業製品を展示した。

フランス革命
ルイ16世:1774年即位。妻はマリー・アントワネット。革命ののちはベルサイユ宮殿を追われ、マリーの兄でオーストリア国王レオポルト二世に助けを求めるため国外へ脱出しようとして捕らえられる。革命広場のギロチンで処刑された。
三部会:国民は僧侶・貴族、平民(全人口の9割)の3つの身分に分けられ、平民は特権を持つ僧侶・貴族も税を払うよう要求した。
テニスコートの誓い:平民に下級僧侶などが加わり、議会を締め出されたため、テニスコート国民議会を開いた。
バスチーユ牢獄:王政に反対する政治犯を収容していたことから、国民と衛兵隊が衝突した際、市民により占領され、フランス革命が始まった。
三色旗:パリ市の色である赤と青の間にブルボン家をあらわす白をはさんだ。フランス革命の精神である「自由・平等・博愛」の象徴でもある。
人権宣言:「人間は生まれながらにして、自由・平等である」などを宣言。アメリカの独立宣言とともに、各国の憲法に大きな影響を与えた。
ラ・マルセイエーズ:マルセイユの義勇兵が歌った軍歌。のちにフランス国歌となる。「立て祖国の若者たち。栄光の日は来た。武器をとれ市民たち、さあ進軍だ!」

このへんは、まさにベルバラの復習っぽいw

ナポレオン:コルシカ島生まれの貧乏貴族の息子。1日に3時間しか眠らなかった。革命を支持して砲兵連隊長となる。イタリア遠征・エジプト遠征(ロゼッタ・ストーンを発見)を成功させ「わたしの辞書には不可能という文字はない」といった。1804年ナポレオン法典を制定。多くの法律の土台となり、日本の民法のもとになる。同年フランス皇帝となる(35歳)。1810年ジョセフィーヌと離婚して、オーストリア皇帝・ハプスブルク家の娘マリー・ルイーズと結婚。ロシアへ進軍した際、モスクワはもぬけのからで、厳しい冬の寒さの中退却したことで退位、エルバ島に流される。ルイ18世が即位するも不評で、ナポレオンは帰国。ワーテルローの戦いで破れ、セント・ヘレナ島へ流され死亡(ナポレオンの百日天下)。

資本主義の発達
ルイ18世→シャルル10世(7月革命おきる)→ルイ・フィリップ(フランス産業革命で発展、2月革命おきる)→共和政(6月事件おこる)→ルイ・ナポレオン(ナポレオン皇帝の甥)

イタリアの統一:サルジニア国王エマヌエレ二世はカブールを首相に任命。イタリア党指導者ガリバルディの援助を受け、オーストリア軍を破って中部イタリアを併合。1861年イタリアの独立を宣言。都をローマにうつした。

資本家(ブルジョワ):資本主義社会の経済・政治を支配。市場を求めてアジア、アフリカ、ラテン・アメリカなどへ進出し、帝国主義時代へと向かった。

この時期にベルさんが電話機を発明したんだね。・・・・いいのに発明しなくても
民衆は大きな力を持つ人を支持しては独裁政治に苦しみ、また革命を起こすって繰り返してきたんだ。


蒸気船と言えば、ミッキーがほっぺをいっぱいにふくらませて口笛を吹くクラシック映画 「蒸気船ウィリー」を思い出す。

ディズニー 「蒸気船ウィリー」 (1928)
この大胆なデフォルメ表現は、いつの時代、どんな人にもわかりやすいシンプルさw
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『何もしない贅沢』

2010-04-01 20:04:22 | 
『何もしない贅沢』 ヴェロニク・ヴィエン/著 エリカ・レナード/撮影 岸本葉子/訳 光文社
たくさんの写真も視覚的にも癒されるものばかり。
ちょっとの時間も惜しんで、「これもやらなきゃ、あれもまだだし」て動く前に、
用事の多い時こそ敢えて先延ばしにしてひと休みすることが書かれてる
忙しい現代人への戒めみたいなものかな。国によってインドなどはもっとゆっくり時間が流れてることも書いてある。

呼吸を深くしたり、安楽椅子に寝たり、思い切りあくびをしたり、口笛を吹いたり、昼寝をしたり、、、
「なにもしないこと」に対する罪悪感をとりのぞけば、もっと自由にリラックスできる。発想の転換も必要。
心理学、哲学、生理学、人類学などあらゆる方面からのアプローチなのが説得力となって、
本書を読むことそのものがもう、リラクゼーションの暗示にかかりそうな感じv

こないだの町歩きで、サケ友も同じような内容の本を読んでるって教えてくれて、偶然とは思えずに笑ったw


『おとなになる本』 パット・パルマー/原作 広瀬弦/画 径書房

p.48 「決断するときには、自分の頭、心、身体、すべてで決断しよう。感情的になって決断したり、頭だけで考えて決断したりすると、どうしても失敗することが多い。心も身体も頭も、すべてがイエスと言うまでは、ムリをして決断することはない。そのうちに、あなたの中のすべてがイエスと言うときがきっと来る。そのときが決断のときだ。決断のチャンスを逃さないように、注意深く自分を見つめていよう」


p.50 「あなたが頭も心も身体も全部でそうしたいと望み、決断したことは、たいてい“良いこと”なんだ。(中略)どういう人生を送りたいのかよくわからないときでも、決断をしなければならないときがある。そんなときは、自分のやりたくないことをはっきりさせてみよう。その中で、どうしてもやらなければならないことと、やらなくてすむことを分けて考える。そして、やらなくてすむことはできるだけやらないようにする。自分がどんなことを面白がっていて、どんなことをつまらないと感じているか、きちんと観察しよう。自分の中にこそ、答えはあるのだ」


p.56(訳者あとがき)「“大人になることは夢をなくしていくこと”そんなふうに思っていませんか?もしそうだとしたら、あなたはSelf-direction(自己決定)のやり方を知らずに、あるいは忘れて、毎日を生きているのだと思います。本書は自分の現在地を知り、他者や社会と出会い、新しい関係をつくり始めるために、Self-directionがどんなに大切かということを改めて教えてくれているのだと思います」

『自分を好きになる本』は姉妹本みたい。たしか読んだことあるw


▼photo;「猫は瞑想の達人」by『何もしない贅沢』・・・たしかに。
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