メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

なんの実クイズの答え

2010-09-20 10:45:19 | 日記
先日出した「なんの実クイズ」。分かりましたか~???

答えはアーモンドでした!花は白くてカワイイとのこと。
栽培したおじさんは、「1本の木からたくさん採れたから、この秋は種を炒ってチョコレート菓子でも作ろうか」なんてゆってた。ステキ・・・
ちなみに実のほうは固くてゴソゴソしてるから食用に向かないみたいで、捨ててしまうらしい。
そしたら、アーモンドを輸出用に作ってる農園ではハンパない量の実のゴミが出てるのでは・・・???


こないだ買った市販のリモコンをビックに返品して、結局取り寄せることにしたが、
製造年数が8年以上前のはもう作らないそうで、もし在庫があれば1週間で電話連絡がくるが、
なければ代替品になるとのこと(受付は2階
取説見れば書いてあるだろうけど、見るのが面倒


図書館で借りたCDコーナー。

The Best of the Ronettes/The Ronettes
以前も他所で借りたが改めてパソに落としたくて。ヒット曲がもれなく入っててまさにベストな1枚v

Hound Dog- The Peacock Recordings/Big Mama Thornton
これも『無敵のブラック・ミュージックCDガイド380』(音楽之友社 1994年)に載ってて気になってたアルバム。
想像通りのド迫力!ライナーノーツの写真も男性歌手?に見えるカッコよさv

The real birth of cool/Miles Davis
うーん、何枚か聴いてみたけど、その真髄はまだまだ分からん・・・もっと聴きこまなければ

Message from Home/Pharoah Sanders
サイケデリックなジャケがかっちょイイ。これは聴きやすくて、好みかも。

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『僕とポーク』ほしよりこ

2010-09-20 09:36:52 | マンガ&アニメ
『僕とポーク』ほしよりこ マガジンハウス

ご存知『猫村さん』を描いてる作者による2007年発売の本。
大きさも、絵のタッチも、通じるものがありながら、ちょっと考えさせられるエピソードが多い。

『たろちゃん』
たろちゃんは、砂場近くの会社にいるずっと年上のお兄さんと友だちになりたくてしょうがない。
「ネットがあればメールを送るよ」と言われ、しつこく両親に「ネット買って!みんな持ってるんだよ」とせがむ。
土木系のお父さんは、そんなもの必要ないと思ったが、親方ですら遠く離れた孫の写真や画像をやりとりしたり、
奥さんのブログにコメントしたりしてると知ってショックを受ける。
お母さんも同様、友だちの奥さんがブログを書いたり、通販ショッピングをしてると聞いて、「そんなに便利なのかしら?」と悩む。
ネットから今度は「ケータイ買って」と言い出すたろちゃんに、お兄さんは「もう2人は友だちなんだよ」と言われ、
両親が真剣にネットを買うことを検討しようとした頃には、「もういらないよ~」と平気なたろちゃんw


『僕とポーク』
いつもご飯をちょこっとだけ残してしまうイサオは、親から「外国の貧しい人たちの中には水も飲めない人もいるんだぞ」といつも叱られている。
「残したご飯をあげる」と言い、「そんな残りもの、送るまでに腐ってしまって失礼でしょ!」とまた怒られる
考えたイサオは、自分の残飯を近所の養豚場にいるブーちゃんに食べさせ、ブーちゃんを外国に送ることを思いつく。
だが、毎日エサを与えていると情が移り、先延ばしにしているうちに、イサオは大学生になり、ある日ブーちゃんは老衰で死んでしまう。
ブタのことで興味を持ったサークル仲間の佐倉夕子と結婚して、ブーちゃんのことを思い出しつつ、
「トンカツ食べたい」ってセリフがなんだか納得できないんだけどね
しかも、「テニス風サークル」ってw 実際の運動はしないけど、それ風の格好でブラブラするサークルなんだってw


『文豪の苦悩・・・・』
美人のちいママのいるスナックは常連さんでいつも賑わっている。
売れない小説家Vネックはいつも「女は得だよなー」などと愚痴をたらたら。
小説家を諦めて画家になったジェリーは「日曜画家」と呼ばれるのが悔しいから平日にちょこっと描いてる。
有名な小説家・榊原雄山先生と、大ファンの出前係・モンちゃんがいる前で、どうしてちいママになったかを語る。
入院先の病院で、チンピラに尽くす看護婦に同情して、ママさんに言われて彼を誘惑して別れさせ、
チンピラに言い寄られているところを「うちのちいママに手出しはさせないよ!」と言ったのがキッカケなんだってw
それをいつか小説にして売り出すのがちいママの夢。


『鳥』
電線に止まった鳥たちが、みんなで声をそろえて「昔はよかったよね~」って話してたんだけど、
次のページで誰かが「今ほどじゃないけどね」て言い始めたら、みんなで「今ほどじゃない~」て言い始めるってゆうたった2ページのマンガw


それにしても、なんだろうこのフシギな昭和感w
著者の年齢を見たら1973年生まれってゆうからまた驚いた
どこか「おばちゃん的」な感覚が漂うセリフや絵は、個性または狙って描いてるってことだよね。
エンピツの線に水彩絵の具ってゆういわさきちひろみたいなシンプルさとともに、
このなんとも言えない昭和チックなセリフと展開でもって、猫村さんとはまたひと味違ったほしよりこさんの世界が味わえる1冊でした~。

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