メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

心の中のベストフィルム~『ぼくの伯父さん』(1958)

2014-09-03 22:35:13 | 映画
『ぼくの伯父さん』(1958)
監督・脚本・出演:ジャック・タチ

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いいなあ、このキャラにこのタッチ

ジャック・タチのパントマイム風のボケと、先を急がないゆったりしたストーリー運び。
始まりと終わりは軽快なジャズで現代社会のスピードの速さを表して、
それと逆行するユロおじさんのゆる~いテンポ、のんびりした野良犬たち、
そこに混ざろうとするアルペル家の飼い犬のいじましさは、そのまま、
奔放に遊ぶ友人たちに合わせるジェラール君にも通じている。

子どもと同じ魂を持つユロ氏は、世間で生計を立てていくには、あまりに協調性や効率性に欠けるけど、それだけが人生じゃない。

工業化、スピード化するフランスのモダンさと、平穏で自然な日常の生活感の対比が温かく描かれる。
近代建築、その他あらゆる電気機器の合理性、デザインは目を惹くけれども、
電気仕掛けや、建築それ自体に生活を振り回され、人情が薄れ、文明に縛られる人間の姿の皮肉り方も絶妙。



インテリアの色使い、魚の口から水の出る噴水(これ大好き!)、ハリガネのザルみたいなイス、
目玉みたいな丸い窓、その他もろもろ斬新なデザインがいちいち面白い。

愛息がなつくユロ氏に妬いていた父親は、息子と同じイタズラな世界に少し戻ることで親密感を取り戻すことに成功する。
叔父さんは転任になっちゃうけど、親子の愛情は彼のおかげで回復するっていうラストもイイv

永遠に愛すべきユロ氏のシリーズはほかにもあり。
『ぼくの伯父さんの休暇』
『ぼくの伯父さんの授業』





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心の中のベストフィルム~『ジャイアンツ』(1956)

2014-09-03 22:11:17 | 映画
『ジャイアンツ』(1956)
監督:ジョージ・スティーブンス
出演:エリザベス・テイラー、ロック・ハドソン、ジェイムズ・ディーン ほか

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感想メモは「notes and movies」カテゴリーからの抜粋

家族と土地、人種問題を扱った長編では『風とともに去りぬ』を思い浮かべるが、
華やかさはなくても、今作はずっと人間的な温かみが感じられる。

キャストも素晴らしい。
リズとハドソン、ジミーが、それぞれの役柄の長い時間の経過を見事に演じこなし、
ジミーの遺作として恥じない素晴らしい作品。

わたしは、今作のジミーが一番好き



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心の中のベストフィルム~『悶え』(1959)

2014-09-03 21:42:39 | 映画
『悶え』(1959)
監督:マーティン・リット 出演:ユル・ブリナー、ジョアン・ウッドワード ほか

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感想メモは「notes and movies」カテゴリーからの抜粋

邦題だとちょっと危ない話を想像しちゃうけど、『嵐が丘』や『風と共に去りぬ』に似た
温かく、深い趣きある感動を与えてくれる1本。'59ながらキレイなカラーなのが嬉しい。

なんといってもブリナーの渋い大人の魅力が味わえる
射すような鋭いまなざし、スレンダーで少々小柄な体型、エキゾティックな黒い瞳。
初めて見たんだけど、ちゃんと髪があった時代もあったのね! それも明るいキレイなブラウンの髪。
『未来世界』でもそうだけど、どこか機械じみたカキカキした動き。

ヒロイン役の女優も、この時代にしては現代っコぽいキュートな顔立ち。
ちょっと疑うような、まぶしそうな目つきで、真剣に愛情を捜し求めてさまよい、
少女から女性へと変わってゆく危なっかしい思春期の少女を演じている。

女性が男に頼らなきゃ生きてゆけない時代なのがちょっと気になるけど、
かなりピュアなロマンティックストーリーになっているのも、
ミシシッピの美しい景色と、2人の名演の故か。

似た話だと『あなたがいたら 少女リンダ』などあるけど、
やっぱり'59のアメリカでは、そこまで表現はドギツクない。

ブリナーのもっといろんな作品を掘り返してみたくなってきた。

『JFK』が代表する、真実を暴き出そうとする今日の映画の傾向と違って、
観客に夢を与えようとする古き良き時代の映画。
どちらも好きだけど、映画も俳優も、そして時代も変わったものだねぇ。

これももう一度観たいなあ! ブリナーがとにかくカッコよくて何度も何度も見返した。
ブリナーと少女が一緒に喫茶店にいるシーンの「あなたとパーラーにいるなんて」て言う発音が好きなんだよねv


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心の中のベストフィルム~『JULIA and JULIA』(1987)

2014-09-03 21:33:33 | 映画
『JULIA and JULIA』(1987)

 

監督:ピーター・デル・モンテ
出演:キャサリーン・ターナー、スティング、ガブリエル・バーン ほか

感想メモは「notes and movies」カテゴリーからの抜粋

『ペギー・スーの結婚』と同様、またまた時空を超えてしまったターナー。
今度は、新婚早々夫を亡くしたショックで現実と幻想が混乱してしまう。

それとも、両方とも存在している時間の帯なのか?
ドラマ風なタッチの映像で、夜のしんと静まり返った街が印象的だった。

キャサリーン・ターナーは、好きな女優さんの1人。初期から大体追ってる。
タイプの違うバーンと、スティングがとにかくセクシー

まだDVD化されてなさそうだなぁ・・・





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切手料金変更(50円→52円、80円→82円)

2014-09-03 11:21:10 | 日記
先日、スヌーピー切手を買いに久々、郵便局に行って初めて50円→52円、80円→82円に値上がりしていたのを知った(微妙だ・・・
なので、家に残ってる前のシール切手はどうしたらいいのか聞いたら、局で2円切手を買って貼れば問題ないとのこと。
知らずにポストに入れたハガキも最近あったような・・・?
その場合は、料金不足で戻ってくるか、相手が払うかになってしまう(戻っては来なかったが

なので、郵便局に行ったついでに、家に残ってる分の2円切手を買ってきた。
1円切手を2枚くれるのかと思ったら、2円切手があるのにもビックリ/驚(もしや、全部の値段分あるのか
しかもウサさんだった

「郵便局限定 スヌーピーグッズ」8月22日(金)から郵便局で販売開始
窓口に置いてあって、目の端に入ったんだけど、疲れきっててスルーしてきてしまったが、今ごろ気になった


その他の気になるトピックス。

●朝ドラ『花子とアン』クランクアップ
 

 



また、寂しくなるなぁ・・・


岡本太郎の目玉@岡本太郎記念館

「顔は宇宙だ。目は存在が宇宙と合体する穴だ」

これまでも何度か訪れたけど、また面白そうな企画だな。


『ジュラシック・パーク』の名優リチャード・アッテンボローが90歳で逝去


エミー賞受賞式では、ロビンの追悼が行われた。
 

友人B.クリスタル氏がコメントを述べた。
 


ムロツヨシさんの動画がイープラスにてUP
“『muro式.8』公演に関する事を話しております。”


音楽情報アプリ『OTONOTO』 のラジオ番組「OTONOTO PPLIO」にバンバンバザール、コメント出演
“ライブハウスでの思い出を少しお話しました。「ロックンロール」も流れます。8月28日から1週間の配信!”

アプリの壁・・・


羽生くんがCM出演
 

羽生結弦選手があのポーズで登場!出演CMも公開 「ロッテ ガーナチョコびらきセレモニー2014」(2)
受け答えも完璧満点ですv

綾野剛さん出演のCMも可笑しいw
CM 【綾野剛 × 綾小路きみまろ】 東京ガス バリューリース
 



●輸入菓子 感想メモ(国内のもあり

ペヤング ナポリやんやきそば

ナポリタンっぽい名前からケチャップ味を想像したけど、それとも違うし、焼きそばとも違うし・・・?

プレッツェル ベーコンポテト味

プリッツより若干太いため、カリッと感がない。ベーコンポテト味というのも、どうかな・・・?

ズィンゴニア グリッシーニ・トラディショナル

上のプレッツェルよりさらに太くて長い。だからさらに大味。なにかディップが欲しい・・・

湖池屋 トルティアチップス ライム&ふんわりハーブ

食べやすいミニサイズ。ライムの酸味は感じられないけど、チップス系はつい食べ過ぎちゃう。

ブラックココアクッキー

ココアクッキーにハズレなしv とりたててブラック感はないけど。

辻利柚子煎茶

柚子のさっぱり感を求めてたけど、砂糖がたっぷり入ったスティックの粉タイプと気がついた。
いつも見た目の雰囲気だけで買い物をしてるため、せいぜい生ものの賞味期限をチラ見するくらいだから、
こういう勘違いは日常茶飯事なり。

ハニーローストピーナッツ

これは美味しい 新しいピーナッツの魅力に目覚めて感動してたら、掃除したてのフローリングにバラまいてしまいました/涙
半分近くゴミ箱にも入ってしまいました/号泣 なぜ。。。


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