メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

topics~「柴犬のチコ」ちゃん ほか

2015-03-23 11:39:36 | 日記
最近の気になるトピックス。


ブログ「柴犬のチコ」
 

最近、全然覗いていなかったチコちゃんが気になって、久々サイトを開いてみたら、2014-03-19で最終回になっていた。
チコちゃんも、もう9歳! いや、もう2015年だから10歳かあ。
ちょっと遅くなっちゃったけど、お誕生日おめでとううううう
胃腸炎になったって書いてあるけど、今はわんこも長生きの時代。
チコちゃんも、愛するママさんたちとゆっくり治して、また元気な姿を見せてね/切願×∞

「迷子の犬を家に帰そう」プロジェクト


成田空港:爆発物探知犬の訓練、初公開 テロ対策強化


成田空港でゴールデンが座っていたら、可愛い~ってむやみに近づいたら危険なのか・・・
お仕事、本当にお疲れさまです/感謝×5000


GQ JAPAN独占、世界初公開──篠山紀信による、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの最後の写真


  

『Double Fantasy』
31.2×44cmという大迫力の大判サイズ。世界数量1730部限定。
すべてにオノ・ヨーコ氏、篠山紀信氏の直筆サインがはいる。
英・独・仏・日(4カ国語併記)版。¥125,000


新「ユニバーサル・ワンダーランド」で織田くんライドに絶叫
 


エルモのサーフィンみたいなライド。可愛いけど、私はゼッタイ乗れない系

USJは一度行ってみたいなぁ。ヌーピーや「セサミストリート」キャラがいるのが魅力。
新幹線が最大の難題・・・


ディオールのCMにジャニス


ナタリー・ポートマンが出演している香水のCMにまさかのジャニスが使われててビックリ/驚×5000
Piece of my heart/Janis Joplin & Big Brother and the Holding Company


遺骨収集、立たぬ見通し 硫黄島で今も1万柱超が不明

【ブログ内関連記事】
東京都戦没者霊苑
『少年少女日本の歴史20 アジアと太平洋の戦い / 昭和時代前期』
映画『硫黄島からの手紙』





「lyrics」もアップしました。


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『エーミールと探偵たち』 エーリッヒ・ケストナー著

2015-03-23 11:27:25 | 
『エーミールと探偵たち』(1929年)(岩波少年文庫)
エーリッヒ・ケストナー/著 ワルター・トリヤー/イラスト 小松太郎/翻訳
1953年初版 1997年55刷

以下は当時読んだ時に書いた感想メモです。

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知らずに最初『エーミールとふたご』を借りて、途中まで読んだことあるんだけど、こちらが最初。
今作はケストナーが作家となって3作目(はじめの2冊は詩集)とのこと。

冒頭で彼らしい長い長い前置き「お話は、まだぜんぜん始まらない」があって、
本当は南洋のおかしな話を書くつもりが「それはガチョウの焼いたのを見たこともない人が焼いてみることだ」と料理屋に言われて、
代わりに、昔本当にあったことをモチーフに書いたという説明も楽しい。
その後たびたび現れる、ベルリン他ドイツの街並み、子思いの母と、母思いの子を主人公としているのは、こんなわけだ。

ケストナーの子ども時代のような、利発で、母思いのエーミール、彼と新聞記者時代の彼自身「ケストナー氏」が
対面するなんて、すごくステキなシチュエーション

全編通してケストナーの「子ども=小さな大人」に対する敬意ともいえる心配りが行間にあふれている。


あらすじ(ネタバレ注意
登場人物や設定の紹介から、
「エーミール」「彼の母」「車室」「山高帽の紳士」「ルンドルフ広場のホテル」
「警笛をもっているグスタフ少年」「銀行の支店」「エーミールのおばあさん」「大新聞の植字室」。

貧しくも働き者、美容師の母は、妹の家にいる母(エーミールの祖母)に仕送り(140マルク)をするために、
息子エーミールに使いを頼む。
窮屈な晴れ着の内ポケットにお金をしっかりピンで留めておくエーミール。

鉄道馬車の説明は面白い。
「会社も、馬も、ノイシュタットの人々もヒマだった。本当に急用の人は歩いてしまうのだ」

列車に乗ると「鼻息がひどいので、うなづくこともできない」おじさん(笑)らと相席になる。
妖しげな山高帽の男を除いて彼らは下車してしまう。


エーミールはうっかり居眠りをしている間にお金を盗まれ、妖しい男グルントアイス氏を追跡。
物陰で潜んでいたら、グスタフ少年と知り合い、すっかりこの探偵ごっこを気に入って、
町中の子どもを集めて、小銭をすべて出し合い、火曜日くんは電話番

「暗号はエーミール!」

追跡隊、予備隊、食糧班等に分かれて行動開始。
心配していた祖母にも伝令を飛ばし、いとこのポニーが自慢の自転車で応援に駆けつける。

犯人はタクシーでホテルへ。
グスタフはエレベータボーイに化けて、部屋のナンバーと翌日の出発時間をチェックする。
翌朝、男を取り囲むように数十人の子どもらが尾行する。


銀行で両替する瞬間、教授くんは「それは盗んだお金だ」と証言。
ピンの穴で証明され、案外危険もなく一挙解決。多勢に無勢ってやつ。

警視庁で呼ばれた記者らが小さな探偵らをインタビューする
祖母の家に迎えられ、喜びの上に、なんと犯人は銀行強盗でもあり、4マルクの賞金をもらうエーミール。
日本円だといくらなのかな?

知らせを聞いて、母は動転し「汽車の後押しをして走りたい」ほど急いで祖母の家に向かう。
息子が大活躍を鼻にかけることなく、デパートの広告も断ったと聞いて「ブラボー

まず電気ドライヤーとコートを買うってきかないエーミールの思いは時に痛々しいほど。


何か教訓は?

エーミール「人を信用するな」
母「子どもを決して1人で旅をさせるな」
祖母「金は郵便為替で送るべし」

でも教訓じみた童話がたぶんキライだったろうケストナーはこう締めくくりながらも、
本当は、母、子、孫を愛する心、約束はキチンと最後まで守る責任感、
子どもだって知恵と勇気があれば、大人みたく、時にそれ以上に純粋な心で正義を成し遂げることを
物語りの面白さの中ににじませたかったようだ。

さて、この探偵たちがちょっと成長して、また新たな事件に出くわす次回作を読むのが楽しみ。


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大河ドラマ『花燃ゆ』 第12回「戻れないふたり」

2015-03-23 11:13:14 | ドラマ
大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、伊勢谷友介、大沢たかお、原田泰造、優香、長塚京三、檀ふみ、内藤剛志、北大路欣也、
高良健吾、東出昌大、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤 ほか


第12回「戻れないふたり」あらすじ(ネタバレあり
久坂玄瑞とスレ違いやケンカばかりで悩む文に母は「ゆっくり夫婦(めおと)になりんさい」と励ます。
「ありがとうあんした」って言葉もいいね

 

婚礼では久しぶりに寅次郎と伊之助も再会する。
伊之助「文に隠し事はできんからな」

盛り上がった宴会の席で高杉は「文は不美人じゃといっておったのにのう」と言って場は固まる。

文「実家に帰らせて頂きます」w

久坂は家を引き払い、新居が見つかるまで杉家に世話になる。
家族の愛に縁がなかったため、「おかえりなさい」など普通の対応にも「どうも慣れんの」と素っ気ない。

これまで椋梨美鶴のもとで開かれていた「お香の会」は、周布政之助の妻が取り仕切ることになり、
寿は「自分の夫のせいで」と謝るが、伊之助はまったく気にかけていないことに激怒する。
(現代のママ友付き合いにも通じるかも

伊之助「お前はいつも自分のことしか考えとらん」
寿「あなたは、私や子どものことなど考えず、まるで1人で生きているよう」
(この2人は行き違ってばかりだねぇ。なんだか現代夫婦にも通じるような


久坂は急に城に呼ばれ、江戸への遊学が決まったと寅次郎らに報告する。
江戸にいる入江九一と吉田稔麿は、メリケンとの条文を寅次郎に送ったため、また議論が熱くなる。

寅「ゆけ、久坂

伊之助「じっくり学んでこい」
久坂「今はのうのうと学んでいる時ではありません。ハリスを殺しても、また次のハリスが来るだけ。
   国を挙げて攘夷を決行する時が来たんです!」

伊之助「まるで寅次郎と話しているようだ」
久坂「命を落とそうと構わん。この国を守れるなら。志を遂げられるなら」

伊之助「文には伝えたか?」


久坂「オレは一人のほうが気がねのう遠くに行ける。お前はお前に似合う相手を見つけてくれ」
文「本心ですか? 勝手に行けば!

寅「武士として行く、その意味が文には分かるか? 久坂は学びに行くんじゃない。事を成しに行くんじゃ、その命を賭けて」
文「分からんです。どげんしてあげたらいいか」
寅「文の志は何じゃ?」

久坂が持って行く兄の形見の刀についているお守りの中を見ると、
2人が出逢った神社での「大吉」のおみくじが入っていた。


文は塾生に頼んで、ある計画を立て、久坂と議論したいと言い出す。

文「このまま夫婦でいるべきかどうか。私はあなたのような人が一人でいられると思いません。
  志を遂げる前につまらん事で命を落とします。
  素直に言うたらええんです。楽しい時は笑えばええんです。助けて欲しい時は、助けてくれと

久坂「自惚れるな」

文「自惚れます。お兄様の刀と一緒にみくじをお守りに持っていくなんて。
  心配なんです。真っ直ぐな人だから。江戸に行っても一杯コケるかもしれんから。
  私が萩で思うて差し上げます。そげな女子(おなご)がここにいたら、あなたはどこにいても一人やないでしょ。
  イヤとゆうても志を立ててしまいました。一生の志です。
  私は、あなたと共に生きて参ります」

久坂「やっぱりお前はオレの大吉じゃ」
文「心底寂しゅうて。手紙を書いてつかあさい。命を大事にして、必ずウチに帰ってきて

2人の会話を塾生は皆聞いていて、部屋になだれこみ、江戸に行くお祝いを催す。

同時期、梅太郎に跡取りが生まれた。

寅次郎「僕は何を遂げる? 来る時が来たのじゃ!」

井伊直弼は大老になる。


********************

今回の大河も女性が主人公だからってことと、時代が少し進んでいるからってのもあるかもしれないけど、
実際は、ここまで妻や子どものことに気を遣っていたかは信じがたいものがあるなあ。
ちょっと恋愛結婚みたいに描かれているのもドラマにメリハリをもたせるためでは???
歴史上、女性は記録に名前があればラッキーくらいなものじゃないのかな。

 

 

 


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