メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

あなたの職場の残業対策は?@ZIP!

2016-10-27 12:39:21 | テレビ・動画配信
電通の女性社員が投身自殺
 

それを受けて東京労働局が抜き打ち調査
(事が起きてからじゃ遅いし、全部の企業を調査してほしいくらいだ

電通「働きやすい」国が認定、是正勧告の一方

電通の過労死、同情しているように見えるけれど…

都庁では残業対策をスタート
 
8時になると庁内アナウンスが流れる 「残業ゼロ」を目指す(今ごろ・・・そして公務員への対策は早いね

民間企業での残業対策は? 街頭インタビュー

・食品メーカーの女性社員
残業する時は上司→人事部→最終承認が必要
申請が面倒くさいが意識の変化・効率アップはあるかも

・製造業の男性社員

張り紙があちこちにしてあり、上司が率先して声をかけるので、周りに気を遣って帰りづらいことが少なくなった

・銀行勤務の女性社員
月に何度かの水曜日に「早帰り日」があって、必ず19時までに帰りましょうというルール
上司が声をかけて「帰って」といってくれる

Q:「早帰り日」には何をしますか?
友だちと食事に行ったり、ショッピングに寄り道したりします
(そのレストランや、ショップ店員はさらに残業中なのね

・人材派遣会社勤務の女性
毎朝、始業前に“残業にならない1日のタイムスケジュール”を提出する
夜9時になったら完全に帰る「残れ9(ナイン)」という制度があります

(このダジャレ感はおじさんのかほりがする



1分残業したら罰金100円 1年に1回、会社の創業日のパーティの時に使われる
(そのパーティが嫌い・・・そこにも残業代を出してほしい

その他の対策

 
散々作業していた時の保存前に電源切られたらどうするの?涙

てか、20時とか21時で喜んでいるようじゃまだまだすぎる
それまでに大量の仕事をこなせって、さらに過労死が増えそうだ


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topics~三原舞依ちゃん&宇野昌磨くん@ZIP! ほか

2016-10-27 12:24:10 | フィギュアスケート
三原舞依選手を「ZIP!」で紹介
 

先日のアメリカ大会後のインタビュー:
シニアに参戦することになったきっかけは、コーチや連盟の方々に
“シニアで戦っていけるように頑張って”と言われたから

FPはすごい悔しい思いがたくさん残ったけれども、
この大きな大会でチャンスをいただいて、滑ることができてすごい嬉しかったです

八木沼純子さんが語る三原選手の良さ
「スケーティングの伸び、スピード、高く幅のあるジャンプが素晴らしい」

病と闘いながらトレーニングと試合をする日々
「若年性突発性関節炎」16歳以下の小児期に発症 原因不明の慢性関節炎

マイ:
多くの関節が動きにくくなる、こわばる、痛みが出る

自分でコントロールしながら、やっていけたらいいかなと思います


宇野昌磨くんの成長ぶりをコメントで分析@ZIP!
 

また出た!思わず顔が溶けちゃう幼い頃の昌磨少年!

 

 

 
「全日本で一番になって、海外に(行きたい)」

その夢は実現していったが、コメントではネガティヴ発言が多かった
 
「今の状態のままでは、シニアと戦っていけない 結果は出ないと思います」
(ネガティヴというより、明確な目標設定があって、冷静に自己分析しているのでは?

目標を聞くと・・・

「どの試合で何位になりたいとか想像できていないです」

転機はGPファイナルでの3位入賞


「自分の満足いく演技ができて、表彰台に乗れてとても嬉しいです
 すごい良い点をいただいて自分の自信にもなります」

2016年9月 ロンバルディア杯で優勝
 
(えっと、隣りの選手の限りなくヌーディな衣装が気になるけど、ひとまず置いておいて



アメリカ大会後のインタビュー:
「他の人が失敗したからではなく、自分が成功した結果で1位になれたのは、すごく久々で嬉しかったです」



「ユヅくんや、フェルナンデス選手と一緒に戦っていけるような選手になって
 本当にトップの中で戦っていける選手に、近いうちになれるように頑張りたい」(もうなってるよ


阿部寛、京都国際映画祭「三船敏郎賞」受賞!
 
「日本の映画をもっと向こうに出していきたいという気持ちもあります」


メリル・ストリープ 1年ぶり来日!
 
元気そうでなにより いつでも気さくで、知性と、女性的な包容力、ユーモアもあるステキな人

ヒュー・グラントと共演かあ! 2人とも老けメイクしてるけど



「ボブ・ディランに連絡取るのやめます」ノーベル文学賞で事務局長
 

スウェーデン・アカデミー「12月の授賞式に出席するかは不明だが、出席すると思う」
(希望的観測ですか 面白いなあw



追。
セブンへチケットを発券しに行ったら、ミニ文房具シリーズが可愛かった
ミニキャンパスノートとか、ミニスティックのりとか




追2。
雑貨のツイートでUFOピンバッヂ可愛い! こんな風にアブダクトされたい・・・

 


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葉祥明『地球へのたからもの』(明窓出版)

2016-10-27 11:40:44 | 
『地球へのたからもの』(明窓出版)
語り手しらず/文 葉祥明/絵

「作家別」カテゴリーに追加しました。


この前に読んだ『宇宙からの声』(佼成出版社)を、より高度に書いた感じ

語り手しらずにしたのはなぜだろう? ペンネームでもよかっただろうに

そしてコピーライトマークがないのも特徴
私個人的には、この次元の話になればもう「所有」という観念もない世界だから当然だとは思うけど

遊び紙?は、ここ数年、私が身につけてきた心落ち着く美しい紺色

タイトルの下に書かれているのは

“Have we really forgotten?”(私たちは本当に忘れてしまったのでしょうか?

ボウイが♪Ricochet でゆっていた問いかけに対する答えのように感じた

“And who can bear to be forgotten”(忘れ去られることに耐えられる者がいるだろうか?

そういえば、『宇宙からの声』のほうの英訳の中に『earthling』て言葉も出てきたっけ


葉さんの絵本は、和文より英訳のほうが感覚的に心に入ってくる気がしている

けれども読み始めてすぐ、“GOD”を“He”と書いていることにひっかかった

・書いた人のGOD=キリストのイメージから
・訳した方のなにげないイメージの刷り込みで
・“5人の子ども”も男性なのか? とすると、男性のほうが世界を変えやすいってことなのか?

私は女性のほうが早く変われると思うけどなあ
「強さ」「大きさ」「権力」「支配」へのこだわりは男のほうが顕著だし、
女の子はあまり「銃」や「刀」のマネをした戦争ごっこはしないし



あらすじ(ネタバレ注意

このお話は、果てしない大宇宙の、ある銀河系に存在する星で実際に起きた出来事です

尊い神さまは、姿、形もない「ご意志」そのものです

神さまからご覧になられたら、この宇宙に存在するすべては皆「子どもたち」です

ある日、その尊い神さまが、長く果てしない宇宙の歴史の中でたった一度
お姿を現してくださったことがありました
その時のことをお話させてください


神さまは、ある時、太陽系のひとつの星のことを思っていました
この星が作られるために、宇宙に光の道をつくり、後の世に「ビッグバン」と呼ばれました

この星を「宇宙のオアシス」にするために、宇宙の神々さまが太陽系に派遣されました

やがて、宇宙でも稀に見る美しく素晴らしい星が誕生しました
大地、緑、花、植物、動物、まさに「宇宙のオアシス」そのものだったのです




そこにひとつの生き物を「護り役」として降ろされました

ところが、「護り役」たちは、ある時「欲」を持ちはじめ
自分たちが支配者であるかのような錯覚になりました

そして武器をもちお互いに殺し合うしまつ
武器は弓矢から刃物、鉄砲、やがては、決して触れてはいけなかった原子爆弾にまでエスカレートしました

この生き物は、本来、地上にある恩恵だけで充分に生活できるはずでした
ところが、星を存在させるために必要な資源にまで ドリルで穴をあけてしまいました


かつて彼らは何度か「浄化」されてきましたが、また再び同じことを繰り返してしまう
このたった1種類の生き物の驕りのために、
動植物たちはオアシスから消え去っていかざるを得なくなってしまいました


宇宙に衛星を打ち上げ、そのままゴミにしてしまうのを
さまざまな神々さまは見て見ぬことができなくなりました

かつては兄弟星が、身代わりに隕石から護ってくれたことすらあったのに(姉妹じゃなくて?
このままでは、宇宙全体のバランスが崩れてしまう





神さまは、ついにご自身が肉体をもって降りることを決意したのでした
こんなことは長い宇宙の歴史でかつてなかったことです
そして、これから後もたった一度きりかもしれません

自らは決して名乗らず、体がボロボロになるまで、
五十数年の暮らしの中で、百数十カ国もの国々を巡り続けてくれたことを
どれほどの人たちが気づくことができたでしょう

(五十数年って意外と短いな 原爆があるんだから、つい最近?


この星で聖者と呼ばれている方々の中には、家族を捨てて、道を究めようとした方もいました

神さまは、どんな人間よりも人間らしく生きようとされ、5人もの子どもを育てました


神さまの降臨と同時に、たくさんの天使たちも星に降りました
ところが、天使たちですら、地上に降ろされると、使命を忘れて、魂を汚してしまったのです





神さまは、私たちに「こうしなさい」と強制は決してしませんでした
「支配」とはまったく無縁な方なのでした

「人間はこんな風に生きたらいいのではないかな」ということを示し続けています


ほかの宇宙の神々さまが反対する中でも、最後まで頭を垂れて歩み続けました


誰もが神さまとつながっています
恩恵を受けていない存在はなにひとつもないのです

今からでも真に心を入れ替えることはできないものでしょうか
心を入れ替えるには、お金も、特殊な能力も必要ないのです

感謝し、ご縁を大事にし、この星を壊さず、汚さず、謙虚な心をもって歩き出す時
新たな道が生まれるのかもしれません

そんなふうに祈りながら、神さまの子どもの1人としてこの本を書かせていただきました

宇宙よりも大きなもの それは1人1人の心なのです、と




『宇宙からの声』に引き続き、同じテーマを宇宙とからめて書いているのだけれど
本書のほうがより宗教性が強く、“GOD”を多用していることから神話に近い印象

宗教というとどこか構えてしまうが、フシギなことに「神話」として
この広い地球の多種多様な国や民族に古くから口伝されてきた物語って共通点が多くて驚く

科学の『進化論』とは別に、スピリチュアルから見たこの世のなりたち

神話の中には、昔は地上にも神々が暮らしていたという件もあるけれども
あまりに古い出来事だから、いつしか、人間がもとから支配していると思いこむようになってしまったとか


地球破壊のスピードは年々加速している
科学者や専門家が心配しているより、もっと時間が迫ってきているのではないか

でも、まだギリギリ時間がある
現状を冷静に見て、本質を知って、みんなで協力して、新しい道(システム)を生み出すために



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マンガ『天地創造 男の創造』(あゆみ出版)

2016-10-27 11:39:44 | マンガ&アニメ
マンガ『天地創造 男の創造』(あゆみ出版)
(画像、リンクなし
原題 LA CREATION DU MONDE by Jean Effel
ジャン・エッフェル/著 なだいなだとその家族/訳
初版1985年 980円

※2000.9~のノートよりメモを抜粋しました。
「マンガ感想メモリスト2」カテゴリーに追加しました。

何気なく見つけた、何気ないマンガ
だけど、その奥の深さ、フランス流のユーモアは超一流!

ジャン・エッフェル:
本名はフランソワ・ル・ジェンヌ
本作が代表作 無神論者 政治マンガでデビュー
仏共産党機関紙『エマニテ』で政治マンガを描いて活躍
1982 75歳で死去

なだいなだ:
作家、詩人、精神科医
フランス留学 本書の聖書の風刺は、キリスト教国で生まれ育ったルネ夫人、長女も翻訳の助手をした


フランス語の独特の言い回し、隠語を利用したシャレを後半に解説してくれていてやっと意味がつかめる

1ページごとにつまったエスプリで(例:最初の人、アダムが島を指して「無人島だ!」)
ハイソな笑いとともに、その背景を考えると勉強にもなるスゴイ1冊

連作で他にも『天と地』『動物・植物』『女の創造』『アダムとイヴ』がある
昭和60年か! 今でもあるかな? ぜひ読みたい
かなり貴重な掘り出しもののシリーズ


あらすじ(ネタバレ注意

何から何までやってきた神さま
天使に「助手が必要」と言われて、自分をモデルに泥で作った

それぞれのパーツを取り付けて蛇口を付けたら男の子のできあがり!
息を吹きかけて命をもらう

幼稚園でアルファベットから物理、哲学も学んで、高等霊長類の卒業証書をもらい
“神の跡継ぎ”と言われて得意になるが、
“地上の支配者”とは、実は、“神の創造した領地の番人役”で、
支払いは自然の産物の現物支給

「事を図るは神、事を成すは人」

天使への転職もできず、神に昇格もできず、ラストは考える人(ロダン)なのも可笑しい


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『マンガ世界の文学1 赤と黒』(世界文化社)

2016-10-27 11:38:44 | マンガ&アニメ
『マンガ世界の文学1 赤と黒』(世界文化社)
スタンダール/原作 里中満智子/画
初版1995年 1300円

※2001.8~のノートよりメモを抜粋しました。
「マンガ感想メモリスト2」カテゴリーに追加しました。

里中さんが脚色しているとはいえ、かなり素晴らしいプロット(当然か)
原作、映画化された映像も気になる

あとがきも興味深いし、共感
私も理解した気になって中学、高校時代に名作にふけっていたことがあるが
今読み直したら、全然、解釈が違うだろうか?

なんといっても、主人公のジュリアンは、死んだ年が23歳と若いゆえに
志も高く、強く、激しく燃えて散るピークの潔さ、美しさが光る

今回、心理描写をセリフにしてある駆け引きがもっとも面白い部分

“プライド”にこだわり、一個人としてより、この場合どう対処すべきか、
すべては頂点に上り詰めるための一歩であるはずが、愛し愛されることで
「知らなくても存在するであろう神、愛」を見出すまでを
里中流に熱く、直球で、分かりやすく、しかも深い哲学をのぞかせて読みごたえあり

シリーズ他の作品も気になる
久々、新しい書籍との出会いで秋が充実しそうな嬉しい期待感v


あらすじ(ネタバレ注意

貧しい家に生まれたジュリアンは、地位も名誉も財産もなく
軍人として名声と貴婦人の愛を得たナポレオンを崇拝し、猛勉強して
軍より権力をもつ黒(僧侶)の世界を目指す

町長レナール家の家庭教師につき、3人の子持ちで、夫に従う妻、母でしかなかった夫人と愛し合い
女、1人の人間として目覚める夫人

だが、子どもの病が神罰と考えて、関係を終わらせる夫人
評判もたち、神学校に入るジュリアンは、校長と副校長の闘争に巻き込まれ、パリの侯爵の秘書となる


そこの娘マチルダは、上流階級の退屈さから、先祖を愛した妃が処刑された恋人の首を葬った話から
道ならぬ恋こそ本物とジュリアンに近づく
(愛による激情から殺そうとするジュリアンにときめくような変な女性

子どももできて、評判から、財産、公爵の位、そして軍人の未来を与えられたジュリアンは
闘争の企てとして、夫人の書いた告訴文によって失墜する

裏切りへの復讐心から夫人を撃ち、命はとりとめたものの、
裁判でマチルダのコネで集められた陪審員の無罪の判決の前に
「裁けるのは神のみ 貴族社会に挑戦したかった」と自ら証言し、死刑を言い渡される

夫人から真実を聞き
「愛を得られれば、人生の意味は充分満たされた 今極上の瞬間で旅立ちたい」

ジュリアンは処刑、夫人は追うように死に、マチルダは望み通り、夫の首を抱く


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『マンガ世界の文学5 カルメン』(世界文化社)

2016-10-27 11:37:44 | マンガ&アニメ
『マンガ世界の文学5 カルメン』(世界文化社)
メリメ/原作 伊万里すみ子/画
初版1996年 1300円

※2001.8~のノートよりメモを抜粋しました。
「マンガ感想メモリスト2」カテゴリーに追加しました。

いかにもスペインらしい暑い&熱い話

ホセの愛って単に愛欲と支配欲じゃないのか?
本当の愛なら、自分から去られても、相手の幸せを願うもの
でも、これだけ激しく愛され、愛するのも女冥利に尽きるのかも

カルメンの官能的な美は、幼い頃から男の欲望をかきたて、常に利用し、利用される世界だったことだろう
死ぬことでしか真の心の自由を得られなかった女性

ひと言言うなら、ホセはなぜ彼女の後を追わなかったのか?
彼女なしの人生なんて意味ないだろうに 中途半端だな

今回も作品に合ったキレイで、肉感的な絵で、もとは短篇で情感描写が少ないらしいが
2人の男女のボルテージが直接伝わるのはマンガのマジック


あらすじ(ネタバレ注意

将来を約束されていた伍長ホセは、川で水浴びする女カルメンの肢体の美しさに迷い
町で傷害事件を起こした彼女から「逃がしてくれたら自由にさせてあげる」と誘惑され
逃がして、1ヶ月の罰と降格処分となる

約束の店で再会し、愛し合う

カルメンは、夫で盗賊のドン・ガルシア釈放のために隊長といるところをおさえ、
激情からホセは彼を殺してしまう

盗賊のアジトに住み、小さな町を襲う日々
ホセの婚約者ミカエラが探しにきて、ガルシアに捕まり、ホセと戦ってドンは殺され、ホセが首領となる

盗賊は軍隊のごとく組織的で、富裕層しか狙わなくなる
探りに入った豪邸でカルメンは美しく力強い闘牛士ルーカスと出会う

屋敷を襲った夜、ホセとルーカスは一騎打ちになり、重傷から回復したホセは
仲間を守ったドンとしてさらに信頼される

ルーカスに惚れたカルメンは、1週間後に戻り

「私は誰のものでもない どうして皆所有したがるの?」
「アメリカで一からやり直そう 平凡でも幸せな家庭を作るんだ」
「そんな何もない所に行きたくないわ」

朝方1人で去ったカルメンを追って闘牛場へ
カルメンに求婚しようとしていたルーカスは気をとられたスキに牛に殺される

「もうあなたにはついていかない」と言うカルメンを刺すホセ

「こうなるだろうと分かってた 私もずっとあなたを愛してた」

「お前は自由そのものだった」



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