メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

親子で知ろう!がんのこと@あさイチ

2017-07-30 13:51:44 | テレビ・動画配信
親子で知ろう!がんのこと
専門家ゲスト:林和彦さん(東京女子医科大学 がんセンター長)
ゲスト:生稲晃子さん、藤本敏史さん
VTRゲスト:園田マイコさん(モデル)、小林豊茂さん(豊島区立明豊中学校校長)
リポーター:古野晶子アナウンサー


全国の小中学校で始まる「がん教育」について紹介された

<クイズ>







答え:1はC、2はC、3はB


<日本でがんがとても増えている>

 



<ゲストの生稲晃子さんの体験談>

当時5歳の子どもに言うべきか迷ったが、そのまま伝えることにした生稲さん


生稲さん:
「ママのおっぱいに悪いものがあって、取らないと死んじゃうの」と言ったら
子どもは泣いていたので、理解してくれたと思った

それから5回手術して、片方は全摘出しましたが、
「こっちは本物、こっちはニセモノのおっぱい」とちゃんと見せたり
その都度、検査の結果も話しています

再発した時、娘は7歳で「なにかあれば、なんでもするよ」と言われて
この子が成人するまで死ねないと思いました

「家族は第二の患者」とも言われる
こうした教育があれば、家族と話し合える


林さん:


がんというと「死」のイメージが先行して、理解が浅く、不安になってしまう
伝わりにくいため、まず、子どもに正しく教えることで、全国に広まればいいと思っている

今は、医療技術の進歩で、6割以上が治る病気
怖がっていても仕方ない 理解したほうがいい

学童の場合は、なんの前触れもなく伝えるとトラウマになる場合もあるため
医師から伝えるなど、それぞれに合ったプログラムがある ケースバイケース


<FAX>

「ステージ4の患者です 子どもに話したら、情緒不安定になって、学校にも行かず、私から離れなくなった」

林さん:
がん教育は小学校では5、6年生が対象
今は情報過多なので正しく知ることが大切

今は一部の学校でしかやっていないが、これから全国的に展開していきたい

私も中学生の時に、父を胃がんで亡くして、その時、自分の理解が足りなかったという後悔もあって今の活動をしています


Q:がん教育を誰が、どう、やるのか?

林さん:
1.正しい知識を伝えること
2.病気を通じて、命の大切さ、ココロの問題を考えるのが大きな目的


それには専門医、経験者の話が必要

がん教育をやる前には、学生の中にがん患者さんを持つ子どもがいないか調査し、配慮している



<神戸 須磨区 東落合中学校での特別授業>

がん教育1:予防 タバコの危険性


がんになる3割以上の原因が「タバコ」
肺がんのイメージが強いが、口内のがんも多い

煙の中には、有害物質がある

「副流煙」には、吸っている本人よりも、3~5倍の有害物質があると言われる

「吸った後の吐く息」にも、何時間経っても有害物質は残る
吸う人の衣服についた有害物質も残る


がん教育2:早期発見 がん検診の重要性


林さん:
世界的には、がん検診は常識になっている
アメリカは特に進んでいて、どのがんも検診率は8割ほど
日本では、例えば乳がん検診率はやっと40% 以前は20%ほどだった


国は「なぜがん検診を受けないのか?」と調査したところ、一番多かった答えは





早期発見して治療した場合の生存率は9割


林さん:
自分の体を守るのに“時間がない”のはおかしい 遊びに行く時間はあるはずなのに

今は市町村や職場でかなり負担しているため、通常、数千円で受けられる

“がんだと分かるのが怖い”というのは本末転倒


<仕事と治療の両立は難しいか?>


学生:
いろいろな治療をしないといけないから、副作用とかで動くのがしんどくなると思う

林さん:
では、治療をしながら、仕事や家事を続けるにはどうしたらいいと思う?

学生:
家族や、働いている場所でサポートがあればいい(素晴らしい模範解答/驚

林さん:
そう、みんながサポートしてあげればいいだけ
治療している何ヶ月かサポートしてあげればいいのに、日本の社会はそこが遅れています

今は、がんになると、3割が職を失っている
原因は、会社が理解してくれない、優遇してくれないなど


がん教育を受けた子どもたちが、社会に出たら、社会や、労働環境が変わるかもしれない



<授業前のアンケート+授業後の答え>
 

学生:
親がお酒やタバコが好きで、多いと思うので、この授業を受けたことを話して
「やめてほしい」と言ったら、やめてくれるようになりました

学生:
運動をしたほうが、がんになりにくいというということだったので
親に「運動してね」と書きました

学生:
検診を受けて、がんがもしあったら早く治してほしい

学生:
検診を受けたか聞いたら「受けていない」と両親とも言っていた これが現実なんだなと思った
検診に行ってほしいと思う



<子宮頸がんは若い人がかかりやすい>


授業を受けた学生の1人ももさんは、両親にメモを書いて渡した


これを読んだ母親は、乳がんと子宮頸がんの検診を初めて受けた

母親:
日常が忙しかったりして、一歩二歩が踏み出せず、「また今度でいいか」と先に延ばしていた



<塩辛い食べ物は、がんのリスクを上げる>

とにかく塩が大好きなある学生のお父さん
おかずだけでなく、ご飯にも塩をかけていた/驚

学生:長生きしてほしいし、苦しい思いもしてほしくない

娘からそう言われた父親は、今ではほとんど塩をかけなくなった

父親:医師や妻に言われるよりも、娘にひと言言われるほうが手が止まりますね

林さん:
「規則正しい生活をしてください」と医師から言われても、なかなか伝わらないが
子どもから言われると聞くことが多い



<がん細胞は特別な細胞ではない>


1cm 医師が見つけられる最小単位
2cm 触って分かる程度

1cmから2cmに増える年数は短い

林さん:
がん細胞は当たり前の細胞で、みんなの体内に常にある
普段は免疫力で退治してくれているが、12か条の要因でがんになる
とくにタバコは肺の細胞を傷つけてミスコピーを起こしやすくする


<家族でどう向き合えばいいか>



園田マイコさん(48)は、39歳の時に乳がんが見つかった 当時、息子さんは中学生

<早期なのに「がん=死」というイメージが強い>

医師から「2cmで、転移もない」と言われたが、死ぬんだと思ってしまった




園田:
がん告知の瞬間は、目の前が真っ暗 頭の中が真っ白になった
「もう死んじゃうんだ」と思った

息子にどう伝えたらいいのか悩んだ
がんだと言って、息子が心に傷を負ってしまうのではないか
「そうなんだ」と一応受け入れたとしても、実際はすごく傷ついてしまうのではないか・・・

息子さんは、園田さんの元夫から伝えられ
「ママに大丈夫だよと声をかけて、抱きしめてあげてほしい」と言われた

息子:
がんだと教えられた時は普通にビックリした 本当に死んだらどうしようって

その後、モデルの仕事に復帰した
 

息子:
僕が泣くと、余計に不安にさせてしまうので
本人が一番辛いだろうと思った
「私、心配されてる」と思ってほしくなかったので
少しでも心配かけないよう見て見ぬふりはしました

園田:
私が泣いたりしていると、不安に思うだろうなと思い
息子の前では、なるべく明るくふるまっていた
弱いところは一切見せなかったつもり

息子:お風呂入ってる時とか、寝る時に泣いてるなと思った

園田:聞こえないように、こっそり声を殺して泣いてたけど

息子:
いいじゃん別に 心配させても
むしろ心配かけてくれたほうがいい 家族なんだし

園田:
「ゆうべ泣いてたでしょ、大丈夫?」と言われたら
私、こんな小さい子に心配かけているんだと思って
自分で気持ちをふさいだかもしれない



【がんの校長が取り組む“いのちの授業”】



“東京・豊島区にある明豊中学校の校長・小林豊茂さんは、去年、職場の健康診断で、
 ステージIV(がんが最も進んでいる段階)の肺がんが見つかりました。
 小林さんは以前からがん教育に取り組んでいましたが、がんになってからは
 自分の姿を生徒たちに見てもらい、教材にしてもらおうと考えるようになりました。
 ことし5月に、小林さんが医師の林さんと行った特別授業の様子を紹介しました。”

 

髪が抜けた状態も見せて、ありのままを生徒に語った
 

小林さん:
「もうダメだ」「おしまいだ」という思いは一度も持たなかった
「もう1回子どもの前に立つんだ」と最初に思ったのが大きかった

体がみんなと違うことで笑われると、がん患者も辛いので
容姿などでのイジメもあるから、そういうことで友だちを
からかうようなようなことはやめてほしいという話をした

学校に復帰して5ヶ月になる
データでは、ステージIVの生存率は約5%


<授業には小林さんも立ち会った>


学生だけでなく、保護者、地域の人々を集めて特別授業を行った

林さん:
もし、がんになった時、強く前向きになれなかったら、どうしたらいいでしょうか?

小林さん:
医師が治療しても治らないかもしれない
医師はがんに勝とうとする治療をしてくれるけれども


強く前向きになれないのはどうしてか?
僕は、人に言わないからだと思う
大勢の人に言って、支えてもらえばいい

仲間には、毎週、抗がん剤の点滴をするたびにメールをした
すると、みんなから「頑張ってるね」「すごい」て返事がくる
それが嬉しくて、励まされて、またメールするために頑張ろうと思う


林さん:
がんになった辛さは、がんだけではないと思います

皆さんは、これから先の人生でたくさんの辛さを経験すると思います
苦しむ人の多くは、おそらく一人で苦しんでいる

大事な家族、友だち、職場の方々 皆さんを支えてくれる人は必ずいるはず
一人で抱えないで、誰かに相談してみるのは、決して恥ずかしいことではない

1人で持っているものを、2人で持てば半分になる


<授業後の学生の反応>

「がん患者さんに一番いいのは、がんのことを理解すること
 僕の母は乳がんで、もう治ったんですけど
 今日のことを少しは生かして、気を遣えたらと思った」

「がんについて知ることは、自分の人生について考えることだと思った」


生稲さん:
私も仕事の関係上、診断されてから5年間隠していたけれども、肉体的より精神的に辛かった
私は家族に話した 吐き出せる人がいるということは大事だと思う


ヤナギー:
人によって受け止め方が違う
僕も10年前にがんになったけれども、今でもこういうのを見るだけで辛い
がん教育が大切なのは分かるけれども、1人1人に丁寧に教える必要があると思う


生稲さん:
私は、同じがん患者さんの書いた闘病記のブログを読んだりしていました


林さん:
がんを「当たり前なもの」に出来れば、
「イジメにあうのでは?」「受け入れられないのでは?」という思いもなくなる
十人十色なのはもちろんのこと、子どもの時からの教育が大事だと思ってやっています



<今後のがん教育のスケジュール予定>


次の「学習指導要領」から、中学からがん教育を行うことが含まれる
今後は、全国で一斉に行われる

各都道府県でがん教育推進協議会を設けている


<FAX>

Q:
悪性リンパ腫の患者です 小学生の子どもには話しましたが、
子どもは友だちにはまだ話せていないようです

林さん:
正しい知識を伝えることで、就職での差別などもなくなる
伝えるということに抵抗がなくなると思っています








林さん:
がんの拠点病院は全国に400ある
そこには、がんの相談室が必ずある
一人で悩まず、プロにぜひ相談してほしい



コメント

『いま、会いにゆきます』(2004年)

2017-07-30 13:50:44 | 映画
監督:土井裕泰

出演:
竹内結子 秋穂澪
中村獅童 秋穂巧
武井証 秋穂佑司
浅利陽介 高校時代の巧
平岡祐太 高校生の佑司
大塚ちひろ 高校時代の澪
美山加恋 小学生の佑司の同級生
森田正光
岡田浩暉
田中圭
豊島由佳梨
半海一晃
兎本有紀
中村嘉葎雄 荻原(巧の上司)
市川実日子 永瀬みどり(巧の同僚)
YOU 浜中晶子(佑司の担任教師)
松尾スズキ 洋菓子店・店主
小日向文世 野口(医師)



血生臭いサスペンスばかり観てすっかり気が滅入って、
ヒットしたのにまだ観ていないシリーズになってます

竹内結子さんと、部長も出てるしv
恥ずかしがる中村獅童さんの演技がなんだかちょっと笑える

1日3本ずつビデオを借りて映画を観ていた学生時代を思い出してきた



あらすじ(ネタバレ注意
いきなり部長のスクーターシーンから
洋菓子店・店主:店を閉めることになって 約束だから
ユウジに誕生日ケーキを渡す




いい所に住んでるなあ!


“あれは、6週間の奇跡だったのかもしれない
 けれども、僕たちはたしかにママに会ったんだ”






母・秋穂澪 享年28歳
難産が原因ではと噂する親戚



Y:死んだ人はどこにいるの?
T:ママの描いた絵本に描いてあったろ?
Y:じゃあ、雨の季節になったら帰ってくるね



慣れない料理や家事をしている父・巧
巧の同僚・永瀬みどり(市川実日子)は、Tが好きで仕事を手伝ったり、身の回りの世話までする



梅雨入りのニュースを聞いて喜ぶタクミ
週末はお祭りで学校のクラスメートはみんな親と行くが、Tは人ごみが苦手

担任・浜中晶子がYの作った逆さてるてる坊主を見つける(YOUさんが担任なら面白そう!
Y:可愛いじゃん





Y:どうしてパパはうまく動けないの?

医師・野口(小日向文世):
パパはクルマで言うとガソリンが上手く回らない感じなんだ
君がいるから不幸せなワケじゃないんだよ

レトリバーさんがいるんだ いいなあ! 全然こっち向いてくれてないけどww






T:
もっと普通の親みたいにいろいろしてあげられればいいのに
最近、ミオのことを思い出せなくなっています
でも、ミオはもうすぐ戻ってくるんですよ

N:雨の季節に戻ってくると言い残されたんですよね

ミオを幸せにしてやれなかったと後悔しているT
Yを祭りに誘う



クラスのアヤと会えて走って行ってしまうY
Yを探して人ごみで意識が遠のくT(パニ障?

心配して歩き回るYを見つけるミドリ 救護所にいたT

Y:
たっくんはいなくならないよね?
ママは僕のせいで死んじゃったんでしょ 親戚の人がそう言ってた

T:違うよ それにパパは絶対いなくならない


ホームビデオを観るT 雨が降り始める



廃墟に来る2人



Tが目を閉じていると、ミオが現れる



M:ミオ? それ、私の名前? ママ? あなたたち誰?

家に連れて帰るが何も覚えてないので、説明する

Y:アーカイブ星ってどんなところだった?

T:
ママのことはみんなに秘密にしておこう 幽霊だと思われるから
今日から好きになってもらえばいい Yのこともパパのことも


部屋がグチャグチャで
M:私はこんなにだらしない人なの?
T:いや、君はずっと病気で寝ていて・・・ と誤魔化す

M:私はあの森で何をしてたの?
T:散歩してたんだ3人で 具合を悪くして、記憶をなくしちゃったみたい
Mが死んだことを隠す2人




翌朝、2人にご飯を作ってくれるM
学校に行くYと、会社に行くTを見送る
T:まだ外に出ないほうがいい



先生に言おうとして内緒にするY
担任:羨ましいなヒミツがあって

会社でも明るいTを怪しむミドリ




M:
家族だってことは本当なんだと思う
でも、なにも思い出せないの
私たちのこと教えて? どう知り合ったか



T:
高二の春に出会った 僕のほうから好きになった
ミオは明るくて、模範的 でもいつも不機嫌そうだったのが好きだった
僕の片思いだったんだよ 僕は変わり者だったから
人と付き合うのも苦手だし いつも一人だったから

陸上部で活躍してたが、高1の大会でライバルにウエアを引っ張られて、ビリになった

T:
それ以来、ますますトレーニングして変な奴になってた
ミオは恋愛とかに興味なさそうに見えた
隣りの席にいられるだけで幸せだった
でも、おはよう以外言わずに卒業した
ミオは東京の大学に行くことになった

(サイン帳懐かしい!







最初の夏休み ミオが帰省していることを聞いて電話しようとしてやめた

もう一度だけ会いたくて、サイン帳書いた時のペン返してくれとウソをついた
(ちゃんと持ってるってすごい



やっとお茶に誘う 記念すべき第1回デート
喋りまくった 止めたら、君が帰るねって言いそうなのか怖くて

夜のホーム
寒いというMに「よかったら、どうぞ」とポケットを貸して手をつなぐ



T:また会えるかな?
M:寮に戻っちゃうけど、手紙を書きます

M:その時みたいにあなたに慣れていきたい もう一度好きになっていきたいの




ミドリ:誰かステキな人に会われたんですか?
T:ハイ

アヤにはヒミツを話してしまうY(魔法が解けちゃうかもよ



7月27日はYの誕生日
ホームビデオを見せる
M:幸せそう、私


医師にMのことを話す

医師:
でももしほんとなら、雨の季節が終わったらいなくなってしまうんですよね
じゃ、また悲しい思いをするんですねYくん 君も




3人で廃墟に行く

Y:ママとタイムカプセルを埋めたけど、どこに埋めたか分からなくなった

M:
もしこのまま記憶が戻らなくてもいいの 2人と一緒にいられれば
あなたの奥さんでいられればいい



キスしてる両親を笑ってみてるYくんイイね
M:初めてのキスみたい

今年の梅雨が長引くと聞いて喜ぶT
ヒミツの箱をやっと見つけるY


Tが家の前で倒れる
T:ごめん、たまにあるんだ
M:こないだのつづき教えて


T:
2度目のデートはなかった
僕らは一度別れたんだ この体のせいなんだ
トレーニングのしすぎで 大学2年の春に倒れた
走ること、乗り物もダメになり絶望して大学もやめてしまった

病気のことを言い出せなかった
そんな僕の人生に君を付き合わせるわけにはいかない
君の前から静かにいなくなりたかった


MがTに会いに来る


T:
いつかまた会えるといいね 同窓会とかで
2人とも結婚してて、幸せになってもらいたいな

たった1度のデートと47通の手紙で恋は終わろうとしていた
でももう一度会いたい
一人で東京に行くのはムリな行動だったけど、どうしても会いたくて

雨の日 傘のないMのところに男が近づくのを見てやっぱりムリだと思うT
その後、連絡はなかった

でも、突然電話がきた
M:会いに行ってもいい?



T:僕はミオにはふさわしくないと思う
M:大丈夫よ 私たちは



僕らは結婚して、野口先生のいるこの町で暮らし、Yが生まれた

M:これからもずっと幸せよね なんか落ち着く
T:ベストポジション いつも君はそうやって眠ったんだ




2人を見送ってからタイムカプセルを見てみると
2人でやりとりした手紙と日記が出てくる
自分のヒミツを知るM


翌日からYに目玉焼きの焼き方や、洗濯などを教えるM
庭にひまわりの種を植える 「大事に育ててね」

Y:雨の季節が終わったら帰っちゃうんでしょ?
T:大切にしないとな 一緒にいられる時間を


ミドリに会うM


M:
話すと長くなるから、私のお願い聞いてください
TとYのことお願いできませんか?
私はもうすぐいなくなるんです
彼は生きてく上での力が弱いから、誰かに託したくて
2人のことは心配だけど、Tがほかの誰かを愛するのはヤダ

ミドリ:彼はずっとあなたしか愛せないですよ





部長にYの誕生日ケーキを頼むM
M:この店、潰れたりしませんか?w
店長:大丈夫ですよ(ww

毎年、12年分 子どもが18になるまで予約する






Yの誕生日を前の週にやるM









翌日、晴れ間がのぞいているのを教えてあげるアヤ
(ちゃんとヒミツ守ってて偉いねえ!

Y:僕、どうしても帰らないといけないんだ!
先生:分かった、行きなさい

梅雨明けのニュースを聞いて、Tに伝えるミドリ
Tも急いで家に帰る


MはYと廃墟に来る



M:ママはお別れなの 
T:ごめんなさい 僕のせいで死んじゃったんでしょ?

M:
そんなことない Yは望まれて生まれてきたの
パパとママはYに会うために生まれてきたのかも
Yは幸せを運んできたの
ステキな大人になってね パパのことお願いね


太陽が出てきて、Tが走りこんで来る

T:ミオ ごめんね 君を幸せにしてあげたかった

M:
よく似た親子だなあ 幸せだったよ
あなたを好きになってからずーっと
Yのことお願いね アイオくん寒いねえ

手をポケットに入れてあげる
M:ありがとう あなたの隣りは居心地がよかったです

Yが四つ葉のクローバーを持ってくるともういない


医師に話す
医師:まるであじさいのような人だね
T:僕はもう一度、ミオに恋をしました

医師:
そういう出会いを果たせる人は、この世にどれくらいいるんでしょうね
出会ったら、必ず惹かれ合ってしまう 何度でも、何度でも
あなたたちは出会ってしまった



Mの日記を読むT

M:
私は今日気になる人を見つけてしまった
もしかしたら私は恋をしているのかもしれない

(陸上大会でも応援していて、反則も見ていた
 表彰式で急に停電になったのはMの仕業

彼は私の気持ちを全然知らない 私の片思いだ
私は隣りに座れたのに声もかけられない

(MもTの写ってる写真をもらう こういう思い出あるなあ


あなたのことをもっと知りたい
なにも始まらないままお別れの日が来てしまった

(サイン帳を渡し、すぐに読む
 ペンを持っていればもう一度会えると思い持っていた

Tから電話がくる

お茶に誘われて、私は何も喋れなかった
あなたの手はとてもあったかかった

でも春が来て たった3行の手紙が来た
本当に私たちはこれで終わりなの?
私は会いたい

(雨の日、Tの後ろ姿を追って、クルマに轢かれた
 3人で再会したことを病室の夢で見る



20の私は29歳のあなたに恋をして抱かれたの

私は未来へジャンプした
幸せな暮らしだった でも私は知ってしまった
本当の私は1年前に死んでいることを
1年後の雨の季節に戻ると約束して

もしこのまま会わなければ、28歳で死んだりしない未来が待ってるの?
でも、私はあなたと会って結ばれて、Yをこの世界に迎え入れてあげたい


Tに電話する

たとえ短くても、愛するあなたたちと暮らす未来を選びたい
待っていてください いま、会いにゆきます

ひまわり畑で再会する



M:
大丈夫よ 私たちは
私とあなたはずっと一緒なの そう決められているの
たった一人の相手なのよ 好きよ


家の周りはひまわりだらけになっている
Yの誕生日を父と祝う





こんな切ない夏のはじまりはないね
まさかのSFちっくな最後のどんでん返しにビックリ
ソウルメイトの話だったのか

エンディングではアーカイブ星の絵本 これ読んでみたいな
きっと、愛する人を失ったと思っている人たちの心の支えになるのではないだろうか
この絵本が子どものそばにあったから、幼いなりに母の死を受け止めることが出来たのかもしれないし




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