メランコリア

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"【サピエンス全史】1200万部突破の世界的ベストセラーを世界一わかりやすく解説~上巻~"@中田YouTube大学

2020-01-19 23:02:13 | 日記
"【サピエンス全史】1200万部突破の世界的ベストセラーを世界一わかりやすく解説~上巻~"@中田YouTube大学

参考文献:『サピエンス全史』 ユヴァル・ノア・ハラリ著 河出書房新社

上下巻合わせると「我々はどこから来て、どこへ行くのか?」と言う
あの有名なゴーギャンの絵と文字が出来上がる装幀!




「全世界で1200万部突破」
通常のエクストリーム授業は、1日で本を読んで
すぐ授業をするが今回は3日かかった

(1日で1冊読むのもスゴイし、それを分かり易く説明するには
 読解力・プレゼン力も必要 改めて、中田さんてスゴイなあ

とにかく話が長い!
上巻で読むのあきらめる人が続出
でも最後まで読むととても面白い

●ポイントは冒頭に出てくる「認知革命」

<内容をざっくり4点に絞った>

1.生物学・歴史・科学

2.ホモサピエンスは人類の1種類でしかない
他の人類を滅ぼして生き残った種族である

3.認知革命

4.我々は幸せか?


●よく人類の進化で見るイラスト




これは、同じ人類が進化したという意味ではなく
他の人類を滅ぼして生き残ったのがホモサピエンス/驚

600万年前 ヒト(ホモ属)とチンパンジーはほぼ一緒

200万年前
ホモ属のヒトは何種類もいた
異なる人種が進化した

20万年前 我々の祖先ホモサピエンスが登場
「サピエンス」とは「賢き者」という意味


なぜホモサピエンスだけが人類を制圧できたのか?
ネアンデルタール人のほうが脳みそは大きかったが
ネアンデルタール人や大型動物などを絶滅させた

人類の三大イノベーション
認知革命
農業革命
科学革命

「ホモサピエンス最大最強の武器は認知革命」
虚構(フィクション)を作ることができた

(ヒトは物語が大好き ゴシップも含めて
 映画『2001年宇宙の旅』の冒頭だっけ?
 原始人が集まって火を囲み、いろんなストーリーを話すシーンがあったのは

頭がライオンで首から下がヒトと言うものが発掘された




想像の物を作り出すことができた
フィクションによって大勢の他人同士が連携できる
なぜフィクションを作れるようになったかは分からない(宇宙人じゃない?

●5000年前 王国・貨幣・多神教が誕生
これもフィクションの賜物

フィクション1:貨幣
全員が信用しているから使える

フィクション2:国家
国境もヒトが作ったもの
国はひとつのチームのようなもの
本当は国家なんてない

フィクション3:宗教
神話を信じることでチームが強化する


農業革命によって人口が増えた
個人の労働負荷は上がった

小麦は1万年以上繁栄が続いている
(まさに狩りから稲作へ! by レキシ


多神教の誕生 フィクションは入れ替えられる
それまで村の運営は「自然霊・精霊」を信じて成り立っていた
ヒトの多くの欲望に応じて、より強いイメージのキャラクターが必要になり
様々な神々が生まれた 「多神教」

「一神教」は多神教を許さない
改宗させる宗教が誕生した


科学革命 無知の自覚
昔の地図は絵のようだった(各国のこういう地図ってカワイイよね




コロンブスがアメリカ大陸を発見した時
その海岸線だけが描かれた地図がある
海岸線の向こうは白紙 みんなその先が気になった




科学は観察と数学的な立証が必要
宗教の世界観と科学が矛盾してきた
科学で力を獲得できるようになる
帝国主義が始まる


資本主義、社会主義、帝国主義、進化主義、科学革命

資本主義
アメリカ・イギリス
アダム・スミス『国富論』
事業を拡大して雇用する人数を増やしたら全員ハッピーになれる
「お金を稼いだらもっと稼ごう」
「いっぱい稼いだら幸せになれるよ」
→とてつもない格差と恨みを生んだ

社会主義
ロシア・中国
カール・マルクス『資本論』
平等こそが幸せ

進化主義
ナチスドイツ
優れた種族が劣っている種族を駆逐するのは普通のこと

帝国主義
侵略戦争で命を奪っていった
今は侵略戦争はない

人間至上主義的自由主義
家畜(人間が食べるのに向いている動物)がひどい状況で管理され
オートメーションで食肉とされる部分にも触れていた


こんな風に地球を制圧して幸せですか?
サピエンスはもう1度岐路に立たされる

例:
生命工学
サイボーグ工学
非有機的生命工学(AI)など


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