メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

薬師丸ひろ子@SONGS

2020-02-19 12:52:04 | 音楽&ライブ
【内容抜粋メモ】
去年大河ドラマ『いだてん』で謎めいた女マリーを演じ演じた薬師丸ひろ子
存在感のある演技で注目された

今年の春からは連続テレビ小説『エール』にヒロインの母親役として出演する
(そうなんだ! とっても楽しみ♪

今回、コンサートの舞台裏に潜入したカメラが歌と真摯に向き合う姿も追った
今もなおたゆまぬ挑戦を続けるその胸の内を今夜明らかにする





SONGS 責任者 大泉洋

Q:今年挑戦したいことは?




大泉洋:
ずっといい子ちゃんでしたから、収録とかも何回か飛ばそうと思ってます
家族には言いません
連絡もしないで遅く帰ったりとかしてるわけです



【東京・渋谷 2019年10月26日】
この日、コンサートツアーの千秋楽を迎えた



「おはようございます」


今回は東京・大阪を含め各地に足を運んだ
ここ数年、コンサートで歌うことに前向きに取り組んでいる
そんな気持ちに応えるかのように会場の雰囲気にも変化があった




薬師丸:
何よりびっくりしたのは、初めていらっしゃる方が、どの会場も半数以上
多いところだと4/5くらいの人が初めてと言う会場もあったので
それはとてもびっくりしました


新しいファンはもちろん、古くからのファンにも新鮮さを感じて欲しい
そんな思いからコンサートの曲順や演出にも自らアイデアを出す

リハーサル中に急に打ち合わせを始めた






薬師丸:ぜひぜひ すぐノリたい人はノってくれるけど
スタッフ:そんなに長くなくていい?
薬師丸:はい 何始まるのかな〜っていう


千秋楽にもかかわらずセーラー服と機関銃 のイントロにアレンジを提案した

薬師丸:
やはりあの曲のイントロが流れた時に会場の空気がちょっと変わるというか
もっとそれをより皆さんがその曲に向けて楽しめるようにするには
どうしたらいいんだろうということは
回を重ねるごとに考えていたことではあるんですけど


今届けるべき歌はどんな歌なのか
常に模索と挑戦を続けている
そんな音楽に対する姿勢を象徴する曲


セーラー服と機関銃
少し長いドラムソロから有名なイントロのギターが始まる
また角川映画シリーズでカラオケで歌いたいなあ






ユーミンが「クリスタルボイス」だと賞賛した意味が分かる
発売当時の初々しさもありつつ、今のひろ子ちゃんの歌でもある
歌をまた本格的にライブで歌い始めた時は、まだ緊張が伺えたけれども
今は回を重ねてさらに魅力的な歌手の顔


【今回のコンサートで初めてカバーに挑戦】
憧れの松任谷由実 守ってあげたい をカバーする
子どもの頃から憧れてきた松任谷由実の名曲
かつてヒロインを務めた映画『ねらわれた学園』の主題歌でもあるこの歌は
自身の思い出と重なる大切な1曲でもある




薬師丸:
松任谷由実さんのコンサートにお伺いして
その時に守ってあげたい を歌ってくださった
聴く側として本当に嬉しかったし、幸せだったし
皆さんがとても嬉しそうに、楽しそうに、幸せそうに
その歌を聴いていらっしゃるような雰囲気を私は感じ取った


難しい曲だった
一度は歌うことを諦めかけた
しかしこの曲を聴いた時に感じた幸せな気持ちを届けたくて挑んだ

薬師丸:
伝えたいと言うか、自分の声の音色も含めて届けたいと思う
それがライブの醍醐味、おもしろさかなと思います


守ってあげたい






ほぼ原曲と同じテンポとキー
ひろ子ちゃんはとってもキーが高いんだよね
映画を撮影していた時のそれぞれの記憶が戻ったりするんじゃないかなあ

私がひろ子ちゃんのアルバムで一番好きなのは『古今集』
未だにもう1度聴きたいなって思うけれども、なかなか見かけない


【連続テレビ小説『あまちゃん』】
薬師丸の歌声をお茶の間に届けた人気ドラマ
この劇中で披露した潮騒のメモリー は
今も心に刻まれているかけがえのない歌だと言う








薬師丸:
ドラマの撮影中に一度、島越駅、あの場所に連れて行ってもらった時に
山と山をつなぐ線路も流されてしまって途絶えたところを見た時に
鈴鹿ひろ美という音痴の大女優が、音痴をなんとか克服して
皆さんの前で歌うのに何を思うか
それは実際、私個人がそこに立った時の感情
それが「祈り」だったんですよね

サンテツがゆく!


去年の夏、ドラマの舞台になった岩手県を訪ねた
三陸鉄道リアス線の全線開通を機に現地の人の前でこの歌を届けた








薬師丸:
まさかこの場所に立って歌が歌えるとは夢にも思っていなかったので
歌っている時に空に引っ張られていくような感じがしました
空と私の間に一本線が繋がったっていうのかな
そんなすごく不思議な感覚がありました







今も復興に向けて汗を流す被災地の人々にエールを改めて伝えたい
そんな思いから潮騒のメモリー を今回のコンサートで初めて歌おうと決心した
たとえ遠く離れていても祈りは届く
そう信じて


潮騒のメモリー
作詞・作曲はクドカン
歌詞が所々笑えるんだけどとってもいい曲
どの曲もとても丁寧に歌っていて、ひろ子ちゃんの誠実さが伝わる





【5年ぶりに作詞をした歌】
コンサートで披露した歌の中で、今の心境に重なる曲がある
アナタノコトバ

薬師丸:
なんかした時に「あー今日をよく生きよう」ということがふと頭をよぎったら
少し見方を変えれば、大変だけど楽に生きられるというか
そういうことがあるかもしれないという
そんな気持ちを込めて

「今日良く生きよう」
辛く苦しいことがあっても、1日1日を大切に生きることで前に進んでいける
そんな思いを胸にこれからも新しい地平へと進んでいく






薬師丸:
毎年自分への挑戦だと思ってるんですね
自分もやっぱり1年1年いろんな意味で年を重ねていくと、変化もあるし
また少し自分が年を経たことによって
歌の解釈であるとか、表現であるとか
そういう事も少し成長していけたらいいなということの挑戦だと思っています


アナタノコトバ






ものすごい力強く歌い上げる系の歌
声量も出てるし、すごいなあ!

今回放送されたのは4曲だけれども
どれも大きな大きな愛の世界が伝わってくる
生で聴いたらもっともっと心に響いて感動することだろう


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ネパール・カトマンズ@世界の市場

2020-02-19 12:52:03 | テレビ・動画配信
2月8日2時40分~ 30分番組

以前、紹介した北海道の可愛い動物がいっぱい出てくる番組と似たテイスト

北海道・かわいい動物たち~さわやか自然百景から~

緩やかなインスト曲が流れて
特にナレーションもテロップもなく映像だけが流れる

ネパールは海外旅行の中で一番カルチャーショックが大きい街だったので興味深く予録した

「小さな旅」カテゴリー内「ネパール」参照


俯瞰で見た空が青くないこのイメージ
湿気が多いのか スモッグなのか?






街にはリキシャが走っている
市場にはカラフルな布の製品が目に入る
アジアンな布はとても可愛くて好き




私たちが市内を回った時は中古のバンだったが
道路が舗装されてないため
ものすごい揺れたことを思い出す


スパイスを売る女性
量り売り
スパイスもとてもカラフルでたくさんの種類がある
ネパールのカレーはマイルドだった気がする






鉱石?を売っている女性
一個がものすごい大きい
これは水晶かアメジストか?
もしかして岩塩とかだったりして?




シヴァ神だっけ?
8人の姿に化けられるんだっけ?
向こうの神様もとてもカラフルで
象の神様が可愛くて好き




とにかく街中のあらゆるところに祠のような宗教的な場所がたくさんあって
いろんなものをお供えするからケイアスになっていた記憶がある
曼荼羅風な絵を買おうとしているお客さんもいる


干物屋さん?
昔は日本もこうして路上でそのまま売られていたんだろうな






今の過剰に綺麗好きな日本人にとっては
土埃をかぶったり、人が直接触ったものなどは
「汚い」というイメージが強いかもしれないけれども
過剰包装もなく、自然にやさしい売り方だと思う

魚の干物、唐辛子もある
アップにしてみてもよく分からない縄のようなものも食べ物だろうか?


紐屋さんかと思ったらネックレス!?
ものすごいカラフルでいろんな種類がある






お客さんと売っている人が直接やり取りをしてフリーマーケットみたい
男性が作りながら売っている
ユザワヤよりも数十倍の種類!
しかも全部手作り


バッグも手売り!
鏡が欲しいね




いくらくらいで売ってるのかなあ?
もしかしたらお客さんを見て値段を決めているかもw
日本人は裕福に見られるから相場より高く売られるかもしれない


お鍋も食器も金ぴかでキラキラ!









こういう洋服のカラフルさって
日本でもメジャーになればいいのになあ
日本人は黒が大好き
冬は特に毎日がお葬式みたいになる

私が行った時は、歴史的建造物や観光スポットを回っていたから
こうした市場を見なかったのは残念
チチカカとか大好きだから、一日中楽しく見ていられそう

それぞれの国に行ったらまず市場を見なきゃだめだね
その国に住む人たちの生活がもっとも垣間見られる場所


葉物を天秤で売っているおじさん
野菜も新鮮!




私たち家族は自炊もできる所に泊まっていたけれども
そこで寝泊まりしてお手伝いしてくれていた青年に
「何か青い野菜を買ってきて欲しい」と頼んだ時
いったいどこに行って買ってきてくれたんだろう?

どれも見たことがない野菜ばかりだったけれども
野菜炒めにして普通に美味しかった

野菜もその場で天秤に計って売っている
形も色もそれぞれのニンジンやラディッシュなどなど
日本みたいにちょっと曲がってるだけで文句をつけたり、捨てたりする人はいない










とれたての人参も艶々で美味しそう
ワックスや添加物も使ってなさそうだし
いちいちラッピングもされていない

ずっとリラクゼーションミュージックが流れていて
とても穏やかな気持ちになる

昼間もこうした映像を流してくれればいいのに
毎日毎日、政治、火事、殺人、虐待などのニュースばかりで
この世も終わりかと嫌になるのは、意識的にそう刷り込んでるんだよね


「これは絶対美味しいマッシュルームなんだよ!」って
思わず吹き替えを入れたくなる感じのおじさんの表情がとってもいい




自分で作った野菜をこうして対面で売るって
朝来て、売れたら帰るっていうストレスフリーな職場

残念ながらプラスチックフリーではなかった
何かゴミ袋みたいな黒いビニール袋に
お客さんがどんどん必要なだけキノコを入れていって
それを天秤に測って売る とってもシンプル




ネパールにも鳩おじさんがいる
そばに座ってる子牛がすごいカワイイ!




ネパールには野良犬もたくさんいて驚いた
夜になるとものすごい吠えていたのは困った
皮膚病のコとかもいて、ちょっと複雑な気持ちになった

でも虐待とかではなくて、普通にヒトと一緒に暮らしている感じが良かった
ガイドの人は「予防接種などしてないから絶対触るな」って言われたけど






吉祥寺のちょっと裏道に入ったような感じ
椅子と机のとってもシンプルなお店が連なっている






居酒屋じゃなくてチャイとか飲んでるのかも
向こうでは朝飯を食べずに甘いチャイを飲んでいた


何か調理したお惣菜も鉄っぽいカップに入れて測り
そのまま黒いビニール袋に入れてる!




ネパールってコインはなかったっけ?
みんな紙幣を渡して、紙幣でお釣りをもらっている




蒸し餃子みたいなのを食べている子どもたち
カメラを向けられてとっても恥ずかしそうに笑うところが日本人ぽい
チベットなども顔立ちもとても日本人に似ていて親近感がわく





店先で餃子の皮を手際よく作っている男性
ひき肉を詰めて、鍋に並べて蒸すのは日本と同じ






店の外にあるテーブルと椅子で
そのまま手でつかんで、茶色いソースのようなものをつけて食べている
飲み物はラッシーかな





仏像に水をかけたり手で触ったりしている人々
長いお線香を焚いて煙がまっている
そういうところも日本に似ている







確かネパールは中国とインドに挟まれて
仏教その他いろいろな宗教をミックスしている複雑な面もある


葉っぱみたいなものを売っている女性二人
これも色々な花をミックスしてとてもカラフル









僧侶のおじいさんの頭や額に花をくっつけてお布施をしている様子
第三の眼的なものだろうか?






僧侶と言っても、撮影したのは冬なのか
普通にジャケットやマフラーをしているから
観光客にとっては言われないとわからないかも


遠く離れた場所のヒトも動物も
同じ地球上、同じ時間軸の中で今も生きている

私たちは毎日の忙しい生活でそれを忘れがちになる
星野道夫さんがよくそう書いていたのを思い出す


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