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メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

【世界を変えた感染症の歴史①】@中田敦彦のYouTube大学

2020-04-03 14:18:47 | テレビ・動画配信
"【世界を変えた感染症の歴史①】~想像を絶する人類の戦い~"@中田敦彦のYouTube大学

コロナの影響でもっともリクエストが多い題材を取り上げた
これも公開収録だろうか?

いつもより広い範囲を見て話している感じだから
席を開けて座るとかの対策をとったのかなあ?

以前、コロナの影響で客商売はお客がいないと成り立たないから
YouTube動画は正解みたいに言ってたけれども

観客を入れたタイプは中田さんが初ぐらいのアイデアで
観客なしでも配信はできるけれどもテンションが上がらないとも言っていたから
状況は他の演者と同じでは?

面白かった昼の生配信もパタっと止めちゃったし
本人の健康も心配



【内容抜粋メモ】

参考文献:『怖くて眠れなくなる感染症』 岡田晴恵 著 PHP研究所

人類は常に歴史の変わり目に大規模な感染症と闘ってきた
感染症が人類を変えて、いい意味で成長させてきたというのが興味深い


今回は「世界史を変えた4つの感染症」
項目別にまとめて分かりやすかった
内容メモは補足 ほぼこのボードにある通り

「それぞれ病気の経路が全く違う どこからの攻撃か分からないのが怖い」
というようなことを言っていたけれども、ほとんどは野生の動物、蚊などの虫から
それはヒトの経済活動、食生活などと密接に関係している





ペスト ネズミが媒介
ノミに噛まれて3日で死ぬので葬儀が追いつかず
大きい穴を掘って入れて、土をかぶせていくが
それでも追いつかず、町中に死体が溢れたという

その様子はカミュも著書で書いた

「中世そのものを終わらせた」
一度ローマ帝国で流行って終わった
十字軍によってキリスト教の影響が低下した
キリスト教に止めを刺したのがペスト

神に救いを求めて教会に行くと
聖職者たちはお金を持ってるからいち早くに逃げた後で信者が減った

農奴制の崩壊」
これまで支配層が大勢の奴隷を働かせていたが
人手が大幅に減ったため、労働者に賃金が払われるようになった
危機的状況の後に人類は少しずつ進歩した面もある

「ユダヤ人迫害」
「誰のせいだ?」という話になり→「異民族だ」「異教徒」だと言い始めた
ヨーロッパにおいて一番槍玉に挙げられやすいのはユダヤ人
ユダヤ人が大量に虐殺された
人が人を殺す二次災害も起きる

グリム童話にも影響している
『ハーメルンの笛吹き男』

労働者が少なくても作れるものを、と作り出したのがぶどう→ワインの歴史

「英仏100年戦争」も休止させた

「ワクチン」
ワクチンは、その病原体の毒素を弱めた、毒素を取り除いたものを
あえて体に入れることで免疫抗体をつけることで
二度とかからなくする方法

「パンデミックを起こしたほとんどの感染症は、今現在も格闘中」
先進国・途上国、お金のある・なし、衛生環境等によって
全員が適切な治療を受けられるわけではない



"【世界を変えた感染症の歴史②】~感染症を正しく恐れるために歴史に学ぶ~"

コレラ 細菌
便に汚染された水ってワケが分からない世界
今は綺麗な水に慣れてしまっているが
コレラと戦った結果、水を消毒する・下水道整備等に至った

「何度もパンデミックが起こった」
19世紀に6回もパンデミックが起こり(!
ようやく水が原因だとわかったのは3回目
4回目にコレラ菌であることがわかる

「経口ワクチン 飲むワクチン」
2回飲んで数ヶ月は防御力があるというだけでまだまだ開発途上
今でも年間140~430万人の感染者がいる
正確に統計が取れないくらいの量

最近では2013年 7回目の流行があった/驚
(こういう情報は覚えてないってことは
 他国、とくに途上国にいかに無関心・無対策かってことだな



黄熱病 蚊
野口英世は黄熱病の研究で評価を得たが
彼は原因は細菌だと言った
後に実際はウイルスが原因だとわかった

『伝染病に命をかけた医学の戦士 野口英世』(小学館)

「蚊は人類をとてつもない数殺している」(もうほんとにダイキライ
蚊に噛まれることではなく“菌の媒介者”としてうつす
マラリアも蚊によって感染する

元は猿とかの間だったが、人がジャングルに入ったりしたため

侵略、開発、密猟、肉食、森林破壊など
 どれもヒトの業による自業自得なんだよな

「アフリカ中南米から奴隷船で世界に広がった」
奴隷を船底にすし詰め状態にして運び
途中で死んだら海に捨てるという悲惨な状態で
ヨーロッパに送り込んでいた

黄疸が出て、出血し、その20%~50%が死亡する

1900年の段階ではまだ謎が解けていなかった
服やベッドからうつってるんじゃないか説

キューバの医師が「蚊じゃないか」と言ったら
「あいつはおかしいんじゃない?」と否定された

「軍隊から志願兵を募る 人体実験」
蚊が動物をさしても発症しない 動物実験では分からない
実験データを取るには人間で試さなければならない

軍隊から志願兵を募り
感染したら全力で治療するという条件を出した
蚊にわざと刺させるという人体実験を行い、死者も出た
(特攻隊みたい・・・

強力殺虫剤 DDTを開発 蚊を一斉駆除」
DDT って戦後、親の世代がシラミ退治に頭からかぶせられたやつか
虫は殺すけど、人にも害悪だったんじゃなかったんだっけ?

“化学物質としての危険性については、1962年に出版された
 レイチェル・カーソンの『沈黙の春』により取り上げられ、認識が広まった”(ウィキ参照

「パナマ運河」
パナマ運河の建設中に感染が広がったが蚊を駆除して出来上がった




「現在も特効薬はなく対処療法」
年に10万人の患者数



天然痘 ウイルス
人類の約1/3を殺したが
人類が唯一完全勝利した感染症でもある 根絶して今はない

「特徴は発疹」
膿が破裂してかさぶたになり、生物兵器にも使われた/驚
(なんでも使うねえ!

「奈良の大仏を作った原因になった」




奈良時代 エリートが朝鮮半島に行った
高度な文化とともに天然痘も持ち帰った

仏教によって救われるという教えも利かなかった
感染病と干ばつが同時に起きた

YouTube動画「火の鳥 鳳凰編」とも関係する

「マンガ感想メモリスト」カテゴリー内参照


「アステカ帝国、インカ帝国」
少数のスペイン人が侵略のために行き
船で着いた頃にはヘトヘトなはずなのになぜ勝てたか?
銃だけではなく天然痘の力もあった

著書「銃、病原菌、鉄」のことも言ってた?
石田ゆり子さんが読んでいるとインスタで紹介していた
今、感染症に関する本が売れているそう




「キリスト教に改宗」
スペイン人は免疫を持っていたが、原住民の人々は持っていなかったため
最初の戦争では勝利したが、その後バタバタと病気で亡くなった

「俺たちの信じている神と、彼らが信じている神が違う」と勘違いして
全員キリスト教に改宗した

「人だけに感染するという特徴のため根絶」
天然痘は感染してすぐは症状が出ない
でも感染したら必ず発症する

蚊や動物だと根絶させることができないが
根絶できた天然痘は、今はワクチンを打つこともなくなった


■その他の感染症
世界三大感染症:HIV、マラリア、結核
その他、梅毒、エボラ、破傷風、狂犬病・・・

この著者は「結核は進化している」と書いている
薬に対抗力をつけた新型が出てきている

破傷風は災害時に起きやすい

狂犬病は感染したら100%死亡する
(だからわんこにワクチン接種が義務付けられているのか


「パンデミックは特別なことではない」
何が起きていて、何が危険なのかを知ることで防御できる
その上で、我々が今できることは何だろうということを考える
人類は一丸となって対抗できるのかが問われる

***

ヒトとウイルスの戦いはいたちごっこのよう
でも、開発、格差、肉食等
ヒトの意識が変われば、感染症に脅かされる次元も終わるだろう

公害による病もまとめて紹介して欲しいな
これもまだ苦しんでいる現在進行形の人災の病


先日、紹介されていたサイト
いろんな情報が溢れかえっている中
チェックされたものだけまとめてあるそうな

ファクトチェック・イニシアティブ




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八丈島にクジラがやってきた@週刊まるわかりニュース

2020-04-03 14:18:46 | テレビ・動画配信
「ジモト推しコーナー」
クジラがやってくるようになったのはこの数年のことです
東京海洋大学でクジラを研究している村瀬准教授ほか
現在、地元の八丈町は専門家等が調査を進めています

ザトウクジラは尾ビレの模様が一頭一頭違う
調査ではこの尾びれの写真を撮影して
クジラがどこに何頭いるか調べているんです





ザトウクジラは以前は繁殖のため沖縄や小笠原に来ていました
それが500 km 以上北の八丈島でも秋から春にかけて現れるようになった





「その理由について」

村瀬さん:
ザトウクジラは、昔は商業捕鯨でかなりの数が捕られていた
商業捕鯨は1960年代に終わって
それ以降は頭数が増えていっている
ある一定の数を超えると競争が激しくなって
他に空いている場所を求めて移動してくる個体がいるのではないか


「クジラの歌」
ザトウクジラは繁殖行動の一環として
オスがメスに求愛する時に歌を歌うそうです
キーンという鳴き声のように聞こえる音が歌です

村瀬さん:
北大西洋の繁殖地はいくつかあるんですけれども
そのうちで八丈島は一番北側にある
ザトウクジラの分布が知られていなかった北側に
繁殖地の可能性があるところが見つかったのは
科学者としては大きな発見です


「足湯につかりながら気軽にクジラが見られる」
肉眼ではっきりと飛沫を確認できました







八丈島観光協会
観光協会ではクジラを町の新たな魅力として PR しようとしています




事務局長の田村さん:
クジラの目撃情報を集めて SNS で発信しています




さらにホエールウォッチングのツアーを企画しているほか
11月からは陸から見るツアーも始めるということです

田村さん:
毎日のように陸上からあちこちで見られているので
観光で来た方にも気軽に楽しめるようなツアーとして成立すると嬉しいなと思います



これも気候変動が関わっているのかもしれないねえ
それに捕鯨が少なくなれば、クジラもちゃんと
命をつなげていけるということがよくわかる

一度、生で見たいけれども、船の上に8時間いるってキツすぎる!


ジモト推しコーナーの女子アナと
ニュースの現場を紹介し続けていた男性アナが卒業/寂





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