昭和57年初版 昭和62年再版 中島河太郎/訳
表紙デザイン/岩尾収蔵 表紙・口絵・挿絵/斎藤寿夫、杉尾輝
※「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します
【注意】
トリックもオチもネタバレがあります
極上のミステリーなので、ぜひ読んで犯人当てをしてみてください
“素晴らしい宝玉のような短編が無数にあるのに
日本の若い読者に知られていないのが残念なのでまとめてみた”とのこと
そもそもジュヴェナイルは長編を子ども向けに読みやすくしてあるから
短編を簡略化すると、せっかくの名作も内容がスカスカになる感じがした
【内容抜粋メモ】
■列車消失事件 コナン・ドイル

ルイ・カラタルという男がロンドン鉄道会社のリバプール駅長ブランドに
パリに急用があるから、金はいくらでも出すので、臨時列車を出してほしいと言う
金持ちが臨時列車を仕立ててくれと頼むのは珍しいことではなかった/驚
その後、ホリス・ムアという男が妻が急病だから臨時列車を出してくれと頼み
カラタルの臨急に相乗りさせてくれと頼むがどうしても承知せず
列車が出ると、マンチェスターまでは停車しないのに
到着時刻になっても来ない
その後の普通列車が到着して、途中異状はなかったという
5人の人間を乗せた列車が消えてしまった
林の中に臨急の機関士ジョン・スレーターの死体が見つかる
列車から転落したと思われる
途中に製鉄所や炭坑が散在していて、本線に接続する線路が7本あるが
うち4本は線路が除かれている
新聞に様々な投書が載る
投書:
不可能な部分を除けば、どんなにありえないように見えても
残った可能性の中に真相が潜んでいるものだ
(これはホームズの名言じゃんwww
臨時列車の車掌ジェームズ・マクファスンが妻に宛てた手紙が見つかる
手紙:
やはり君を捨てることはできない
こちらへ着いたらジョンストンハウスに泊まるように
妻子はそこに3週間滞在したが、何も連絡はなくリバプールに帰った
商人を殺して死刑を宣告されたエルベールの告白が発表されて
事件の真相が明らかとなった
告白:
彼らが私を助けなければ、その名前を発表する
財界を通じた恐るべき事件の裁判がパリであり
フランスの重要人物たちは逮捕されないかと怯え
カタラルが来るのを阻もうとした
彼の持っている書類、秘密を知る仲間ごと葬らなければならない
私はその役目に選ばれ、あらゆる場合を想定して計画を練った
車掌を買収し、火夫も仲間に入れた
ホリスという名で同乗して始末する計画は、カタラルが断ってダメになり
車掌室に忍び込み、彼らが気づかないうちに使われていない引き込み線に入れた
機関士が転落したのが唯一の手違い
列車の異常に気付いて、カタラルは助けを求めて手を振っている私に書類を投げたが
列車は坑口に激突して押しつぶされた

証拠をほうりこんで板でふさぎ、部下らは国外に逃亡
その際、1、2枚抜き出した
車掌は妻に秘密を打ち明けたため始末した
■密室の行者 ロナルド・ノックス
ブレドンは生命保険会社が事件調査のために雇った探偵
億万長者のジャービソンは怪し気な宗教にハマり
得体の知れないインド人たちと住んでいて
断食中に急死した
以前は体育館だった実験室に閉じこもり
2週間分の食べ物に一切手をつけなかった
天井に井戸型の穴がある
ジャービソンの遺言で大金が『兄弟会』のインド人に譲られる

インド人:
ジャービソンは魂を肉体から遊離させる麻酔薬を飲み
断食が長引いて死んだ
ブレドン:
犯罪者が完全犯罪をやろうとして、かえってヘマをしたいい例ですね
ジャービソンが保険金の受取人を『兄弟会』に指定したと知り
バカバカしい実験をすすめ、睡眠薬を飲ませた
屋根にのぼり、ベッドごと12m引き上げて餓死させ
ベッドを下ろしたが5cmほどズレた
■奇妙な盗難 アーサー・モリスン
ジェイムズ卿の秘書ロイドがヒューイット探偵事務所を訪れる
お客の宝石が盗まれて、今回で3度目
1回目は晩餐会の日、ヒース大佐夫人の真珠の腕輪が盗まれ
その近くにマッチの燃えさしが残っていた
3階で、ドアは閉まり、窓は開いていた

2回目は、アーミテイジ夫人の安物のブローチが盗まれた
窓はブラシをつっかえ棒にしていて、人の出入りはムリ
そこにもマッチの燃えさしが残っていた
チェルシーの質屋に女がそのブローチを持ち込んだが
だいぶ前で主人は記憶がない
3回目はブローチが消えた
そこにもマッチの燃えさしが残っていた
ヒューイット:この世に解決できない事件なんてありません
ドアを閉めたままでもマッチをする音は聞こえると分かる
ロイドの部屋を見ると、凝った趣味で、日本製の舞扇まである
賢いオウムを飼っている

ロイドに警官を呼びに行かせて、彼の部屋で実験をする
ヒューイット:
この鳥が相棒で手先だったのです
マッチに鳥のくちばしでくわえた跡がある
部屋に忍びこんで、宝石をくわえて出るまで声をたてさせないように工夫した
オウムなら3階の窓から忍びこませるのはカンタン
3度目はオウムが最初から部屋に隠れていた(それは難しいのでは?w
鳥には高価なものと安物を見分ける術はない
毎回成功するわけでもないから、成功したのは3回で
あとは失敗していた
(今作の犯人はすぐ分かったがマッチとオウムの関係が分からなかった
■モルグ街の殺人 エドガー・アラン・ポー(これは一度読んだからスキップ


■爪 ウィリアム・アイリッシュ
『犯人をあげろ』の作者か/驚
元警部のモロウは友人の案内でロベール料理店に来る
ここのウサギのシチューが有名
(なぜウサギなんて食べられるのか↓↓↓
モロウが犯人を逃がした話を聞かせる
骨董店の主人ハミルトンが短剣で刺し殺された事件
東洋製の箱にあった金を盗む際、爪が剥がれたと分かる
ハミルトンは関節痛で近くの店から食事を取り寄せていた
そのボーイが怪しい
ロベール料理店では、みんな衛生上の理由で手袋をはめている
見習いボーイのアンディは具合が悪いから帰らせてくれと言う
その手袋を外すと人差し指が切られていた
アンディはナイフが滑って指を切り落としたと証言
金も指も見つからず、逮捕できなかったことを悔しがるモロウ

ロベール:
一度だけ小言をいただいたことがあります
いつもいらっしゃる金持ちの奥さんが
「なんだかいつもより硬いお肉が入ってるみたいだったわ」と言った
(吐きっぽくなるような話/汗×∞
■消えた黒い家 エラリー・クイーン
クイーンは友人のソーン弁護士から電話があり
「30分以内に波止場まで来て欲しい
君は同業者ということにして、ライナッハという医者が一緒だが
相手の口車に乗らないように」と言われる
父のクイーン警部宛てにメモを書いて出かける
シルベスター・メイヒューという偏屈な老人が急死した
ソーンはアリス・メイヒューの利益を保護する仕事をしていた
アリスの母はシルベスターと離婚してからイギリスに渡ったから
アリスはシルベスターをまったく覚えていない
母はアリスが6つの時に亡くなり
シルベスターはアリスに財産を譲ると遺言した
ライナッハ博士はシルベスターの母違いの弟でシルベスターの主治医をしていた
メイヒュー家は「神の忘れた土地」と呼ばれる人気のない奥地にある
道は1本だけ 電気も電話もない大海の無人島のように建っている

シルベスターが亡くなった家は「黒い家」
ライナッハと妻ミリーが暮らす家は「白い家」と呼ばれている
「黒い家」に入ると、墓同然にカビ臭く、ホコリやゴミだらけ
全員は白い家に泊まることとなる
ライナッハが世話をしているニック・キースが荷物を運んだりする
ライナッハの妹サラ・フェルは
3年前に自動車事故で娘オリビアを亡くしてから精神が異常
アリスを見て、オリビアが生きていたと思いこむ

雪が降りだして、妙に興奮している博士
シルベスターの死因は脳溢血だと言うが
主治医ならどうとでも書けるとソーンは怪しむ
財産はすべて金貨にかえて黒い家のどこかに隠し
その場所は相続人アリスにだけ教えようとしていた
翌日、ソーンの叫び声で起きると、黒い家がそっくり消えてしまった!

アリスは遺産などいらないから帰りたいと言うが車の燃料もなく
故障している
シルベスターは、アリスの母と離婚後、金持ちの未亡人と結婚
連れ子とともに暮らしていたが、財産を自分の名義にかえると
夫人をいじめて母子は家を出て、貧乏のどん底で亡くなった
クイーンは雪についた足跡をたどると
殴られて倒れているのをソーンが見つける
車を修理し、アリス、ソーン、クイーンは屋敷を出るが
警官を連れて戻ると黒い家が再び現れる
最初に着いた日、部屋の窓から入り日と日の出が見えたことから
自分たちが泊まっている白い家が
そっくりな別の家だと気づいたクイーン
晩にすすめられた酒に睡眠薬が入れられていて
一家総出で全員の荷物をそのままそっくりなふたごの白い家に移動させた

その間、博士とニックは黒い家で金貨を探したが見つからなかった
屋敷を去る際、アリスが大事な母の写真を持っていかなかったことに疑問
(私もおかしいなと思った
アリスも本人ではなく、3年前事故で死んだと思わせたオリビア
ニックは人殺しのために雇われたが、本物のアリスを殺さず、かくまっていた
ニックは再婚相手の息子
この計画はすべてオリビアが立てた
シルベスターは財産を金貨にかえたというのはウソ
証券にかえて、妻の写真に隠していた
表紙デザイン/岩尾収蔵 表紙・口絵・挿絵/斎藤寿夫、杉尾輝
※「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します
【注意】
トリックもオチもネタバレがあります
極上のミステリーなので、ぜひ読んで犯人当てをしてみてください
“素晴らしい宝玉のような短編が無数にあるのに
日本の若い読者に知られていないのが残念なのでまとめてみた”とのこと
そもそもジュヴェナイルは長編を子ども向けに読みやすくしてあるから
短編を簡略化すると、せっかくの名作も内容がスカスカになる感じがした
【内容抜粋メモ】
■列車消失事件 コナン・ドイル

ルイ・カラタルという男がロンドン鉄道会社のリバプール駅長ブランドに
パリに急用があるから、金はいくらでも出すので、臨時列車を出してほしいと言う
金持ちが臨時列車を仕立ててくれと頼むのは珍しいことではなかった/驚
その後、ホリス・ムアという男が妻が急病だから臨時列車を出してくれと頼み
カラタルの臨急に相乗りさせてくれと頼むがどうしても承知せず
列車が出ると、マンチェスターまでは停車しないのに
到着時刻になっても来ない
その後の普通列車が到着して、途中異状はなかったという
5人の人間を乗せた列車が消えてしまった
林の中に臨急の機関士ジョン・スレーターの死体が見つかる
列車から転落したと思われる
途中に製鉄所や炭坑が散在していて、本線に接続する線路が7本あるが
うち4本は線路が除かれている
新聞に様々な投書が載る
投書:
不可能な部分を除けば、どんなにありえないように見えても
残った可能性の中に真相が潜んでいるものだ
(これはホームズの名言じゃんwww
臨時列車の車掌ジェームズ・マクファスンが妻に宛てた手紙が見つかる
手紙:
やはり君を捨てることはできない
こちらへ着いたらジョンストンハウスに泊まるように
妻子はそこに3週間滞在したが、何も連絡はなくリバプールに帰った
商人を殺して死刑を宣告されたエルベールの告白が発表されて
事件の真相が明らかとなった
告白:
彼らが私を助けなければ、その名前を発表する
財界を通じた恐るべき事件の裁判がパリであり
フランスの重要人物たちは逮捕されないかと怯え
カタラルが来るのを阻もうとした
彼の持っている書類、秘密を知る仲間ごと葬らなければならない
私はその役目に選ばれ、あらゆる場合を想定して計画を練った
車掌を買収し、火夫も仲間に入れた
ホリスという名で同乗して始末する計画は、カタラルが断ってダメになり
車掌室に忍び込み、彼らが気づかないうちに使われていない引き込み線に入れた
機関士が転落したのが唯一の手違い
列車の異常に気付いて、カタラルは助けを求めて手を振っている私に書類を投げたが
列車は坑口に激突して押しつぶされた


証拠をほうりこんで板でふさぎ、部下らは国外に逃亡
その際、1、2枚抜き出した
車掌は妻に秘密を打ち明けたため始末した
■密室の行者 ロナルド・ノックス
ブレドンは生命保険会社が事件調査のために雇った探偵
億万長者のジャービソンは怪し気な宗教にハマり
得体の知れないインド人たちと住んでいて
断食中に急死した
以前は体育館だった実験室に閉じこもり
2週間分の食べ物に一切手をつけなかった
天井に井戸型の穴がある
ジャービソンの遺言で大金が『兄弟会』のインド人に譲られる

インド人:
ジャービソンは魂を肉体から遊離させる麻酔薬を飲み
断食が長引いて死んだ
ブレドン:
犯罪者が完全犯罪をやろうとして、かえってヘマをしたいい例ですね
ジャービソンが保険金の受取人を『兄弟会』に指定したと知り
バカバカしい実験をすすめ、睡眠薬を飲ませた
屋根にのぼり、ベッドごと12m引き上げて餓死させ
ベッドを下ろしたが5cmほどズレた
■奇妙な盗難 アーサー・モリスン
ジェイムズ卿の秘書ロイドがヒューイット探偵事務所を訪れる
お客の宝石が盗まれて、今回で3度目
1回目は晩餐会の日、ヒース大佐夫人の真珠の腕輪が盗まれ
その近くにマッチの燃えさしが残っていた
3階で、ドアは閉まり、窓は開いていた

2回目は、アーミテイジ夫人の安物のブローチが盗まれた
窓はブラシをつっかえ棒にしていて、人の出入りはムリ
そこにもマッチの燃えさしが残っていた
チェルシーの質屋に女がそのブローチを持ち込んだが
だいぶ前で主人は記憶がない
3回目はブローチが消えた
そこにもマッチの燃えさしが残っていた
ヒューイット:この世に解決できない事件なんてありません
ドアを閉めたままでもマッチをする音は聞こえると分かる
ロイドの部屋を見ると、凝った趣味で、日本製の舞扇まである
賢いオウムを飼っている

ロイドに警官を呼びに行かせて、彼の部屋で実験をする
ヒューイット:
この鳥が相棒で手先だったのです
マッチに鳥のくちばしでくわえた跡がある
部屋に忍びこんで、宝石をくわえて出るまで声をたてさせないように工夫した
オウムなら3階の窓から忍びこませるのはカンタン
3度目はオウムが最初から部屋に隠れていた(それは難しいのでは?w
鳥には高価なものと安物を見分ける術はない
毎回成功するわけでもないから、成功したのは3回で
あとは失敗していた
(今作の犯人はすぐ分かったがマッチとオウムの関係が分からなかった
■モルグ街の殺人 エドガー・アラン・ポー(これは一度読んだからスキップ


■爪 ウィリアム・アイリッシュ
『犯人をあげろ』の作者か/驚
元警部のモロウは友人の案内でロベール料理店に来る
ここのウサギのシチューが有名
(なぜウサギなんて食べられるのか↓↓↓
モロウが犯人を逃がした話を聞かせる
骨董店の主人ハミルトンが短剣で刺し殺された事件
東洋製の箱にあった金を盗む際、爪が剥がれたと分かる
ハミルトンは関節痛で近くの店から食事を取り寄せていた
そのボーイが怪しい
ロベール料理店では、みんな衛生上の理由で手袋をはめている
見習いボーイのアンディは具合が悪いから帰らせてくれと言う
その手袋を外すと人差し指が切られていた
アンディはナイフが滑って指を切り落としたと証言
金も指も見つからず、逮捕できなかったことを悔しがるモロウ

ロベール:
一度だけ小言をいただいたことがあります
いつもいらっしゃる金持ちの奥さんが
「なんだかいつもより硬いお肉が入ってるみたいだったわ」と言った
(吐きっぽくなるような話/汗×∞
■消えた黒い家 エラリー・クイーン
クイーンは友人のソーン弁護士から電話があり
「30分以内に波止場まで来て欲しい
君は同業者ということにして、ライナッハという医者が一緒だが
相手の口車に乗らないように」と言われる
父のクイーン警部宛てにメモを書いて出かける
シルベスター・メイヒューという偏屈な老人が急死した
ソーンはアリス・メイヒューの利益を保護する仕事をしていた
アリスの母はシルベスターと離婚してからイギリスに渡ったから
アリスはシルベスターをまったく覚えていない
母はアリスが6つの時に亡くなり
シルベスターはアリスに財産を譲ると遺言した
ライナッハ博士はシルベスターの母違いの弟でシルベスターの主治医をしていた
メイヒュー家は「神の忘れた土地」と呼ばれる人気のない奥地にある
道は1本だけ 電気も電話もない大海の無人島のように建っている

シルベスターが亡くなった家は「黒い家」
ライナッハと妻ミリーが暮らす家は「白い家」と呼ばれている
「黒い家」に入ると、墓同然にカビ臭く、ホコリやゴミだらけ
全員は白い家に泊まることとなる
ライナッハが世話をしているニック・キースが荷物を運んだりする
ライナッハの妹サラ・フェルは
3年前に自動車事故で娘オリビアを亡くしてから精神が異常
アリスを見て、オリビアが生きていたと思いこむ

雪が降りだして、妙に興奮している博士
シルベスターの死因は脳溢血だと言うが
主治医ならどうとでも書けるとソーンは怪しむ
財産はすべて金貨にかえて黒い家のどこかに隠し
その場所は相続人アリスにだけ教えようとしていた
翌日、ソーンの叫び声で起きると、黒い家がそっくり消えてしまった!

アリスは遺産などいらないから帰りたいと言うが車の燃料もなく
故障している
シルベスターは、アリスの母と離婚後、金持ちの未亡人と結婚
連れ子とともに暮らしていたが、財産を自分の名義にかえると
夫人をいじめて母子は家を出て、貧乏のどん底で亡くなった
クイーンは雪についた足跡をたどると
殴られて倒れているのをソーンが見つける
車を修理し、アリス、ソーン、クイーンは屋敷を出るが
警官を連れて戻ると黒い家が再び現れる
最初に着いた日、部屋の窓から入り日と日の出が見えたことから
自分たちが泊まっている白い家が
そっくりな別の家だと気づいたクイーン
晩にすすめられた酒に睡眠薬が入れられていて
一家総出で全員の荷物をそのままそっくりなふたごの白い家に移動させた

その間、博士とニックは黒い家で金貨を探したが見つからなかった
屋敷を去る際、アリスが大事な母の写真を持っていかなかったことに疑問
(私もおかしいなと思った
アリスも本人ではなく、3年前事故で死んだと思わせたオリビア
ニックは人殺しのために雇われたが、本物のアリスを殺さず、かくまっていた
ニックは再婚相手の息子
この計画はすべてオリビアが立てた
シルベスターは財産を金貨にかえたというのはウソ
証券にかえて、妻の写真に隠していた