1985年 第27刷 内田庶/訳 沢田重隆/絵
※「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します
【注意】
トリックもオチもネタバレがあります
極上のミステリーなので、ぜひ読んで犯人当てをしてみてください
杉並区立中央図書館の保存庫には、たくさんの宝が眠ってるなあ!
マギル卿さいごの旅、チェーンの秘密、の2作
実直に捜査する人情味のあるフレンチ警部は好きだな
やっぱりジュブナイルは読みやすくて一気読みした
マギル事件は、すぐに犯人が分かったけれども
その手のこんだやり口まで検証してみせるのは鮮やか
チェーンのほうは、二転三転して
誰が敵か味方か分からないのが面白い
海底に沈む金塊って、ミステリにも『ロビンソン・クルーソー』みたいな
古典的冒険談の面白味まで追加することもあるんだな
【内容抜粋メモ】
■マギル卿さいごの旅
●百万長者マギル卿が行方不明
休暇明けのフレンチ警部のもとに、アイルランド・ベルファスト署から
マクラング刑事が訪ねてくる
有名な金持ちのマギル卿が行方不明
アイルランドの大きな紡績工場は息子マルコムに譲り
紡績機械の発明のことで泊まりに行くと言ったマギル卿が来ない
ラーン駅に荷物が届き、クルマで迎えに来てくれという電話があり
一本道の途中、誰にも会わず、マギル卿の血のついた帽子も見つかった
●マギル卿の屋敷
長女ビアトリスは、半年ほど前、発明のことで話があると
コーツという男が訪ねて来たと話す
赤い髪が特徴
遺産について聞くと、主に兄マルコムにいくという遺書がある
兄の死後は、男児に行くが女児しかいないため
いとこのビクターにいく
(思いきり犯人候補だな
自動車のセールスマンなのに裕福な生活をしていると聞いて怪しむフレンチ警部
マルコムも金に困り、父とケンカしたことがあると分かる
●ラーン駅からベルファスト行きの列車に乗る
マギル卿と同じ行程をたどる
マクラング刑事の調べで、マギル卿がほら穴山に寄ったと判明
ビクターはマギル卿に似ている
事件のあった頃、彼はセールスマンの友だちとクルーズしていたと話す
その際、転んで足を怪我して引きずっている
●死体に添えた手紙 X・Y・Z
X・Y・Zという名でタイプで打ったメモとともに
マルコム宅の庭からマギル卿の死体が発見されるが
遺体に傷跡が見当たらない+5時間ほど前に睡眠薬を盛られていた
鉄道の掃除係が線路沿いをマギル卿が歩いていたのを見たと証言
列車の切符をとったのはコーツだが、名刺の住所はウソ
隣り合った寝台車は行き来出来ない
ビクターの汽船に友人を運んだ漁師の証言もあり
ビクターとその仲間が怪しい
クルーズ仲間のジョスは競馬で借金をして
コーツと偽名を使って同じ列車に乗り、隣りの部屋に侵入して
マギル卿から紡績機械の発明の設計図を盗もうとしてやめた
結局、金はビクターから借りたと話すが
その金を工面したと思われるマギル卿の預金には大きな動きはない
ほら穴山の近くで、縄梯子、上下がくっついた妙な服が見つかる
●タイプライター
X・Y・Zの手紙を打ったのと同じタイプライターがほら穴山から見つかり
ビクターが買ったものと分かる
昔はこれが証拠として使われるミステリが多いな
●殺人の実験
フレンチ警部は、自分と刑事らを使って、事件当日のビクターらと同じ動きをしてみる
マギル卿と同じ列車に乗り、隣りの客室から侵入
万年筆を細工した凶器で殺す
上下つながった服を死体に着せて
駅から見えない側の窓から仲間に渡す時に使ったのが縄梯子
ビクターはマギル卿に似ているため、変装してほら穴山に向かい、証拠を埋めた
線路づたいを歩いているのを見られて逃げた
足をぶつけて怪我をしてアリバイを作った
マルコムの庭に死体を埋めて、犯人に仕立て
マギル卿の遺産がもらえるようにした
●罠
ビクターのいきつけのレストランで偶然会ったフリをして
ほら穴山から証拠品となるタイプライターが見つかったと話す
マクラング刑事はほら穴山にタイプライターを埋め直し
ビクターらはまんまと罠にかかって、雨の中掘り返しに来たところを逮捕する
そもそもはビクターがギャンブルで借金して
仲間ティアの金をつかいこみ、ティアはビクターを脅して
マギル卿殺人の計画をたてた
フレンチ警部は、マクラング刑事とすっかり親しくなり
今度休みをもらったら必ず訪ねると約束する
■チェーンの秘密
●見知らぬ男
オートバイに乗って帰省する途中、ホテルの食堂に寄ったマックス・チェーン
パークスと名乗る男が来て、亡き父の話をして親しくなる
コーヒーにお酒を入れて、自分のカップにも入れる際
せき込んだところでもう怪しいw
チェーンは麻薬を盛られて6時間も眠る
ホテルのマネージャーは事件となるとホテルの評判が落ちてしまうから
私立探偵を紹介し、代金もホテルから払うと提案
財布の中を見た形跡はあったが、何も盗まれていなかったため、提案を飲む
●強盗
母と妹がいる家に強盗が入り、女中のスーザン、料理女が縛られていた
チェーンが足止めされた理由が分かる
金庫を漁ったようだが何も盗まれていない
探偵スピードウェルに話すと、ほかに重要なモノを持っていないか聞かれる
●発明
ヨットの位置が分かる発明を大きな会社に売りたいから推薦してほしいと
見知らぬ男ラムスンが訪ねて来る(怪しすぎる
海が好きなチェーンは実物を見に、ラムスンの船ひばり号に乗る
機関士はルイサム
発明の話はウソで、地下の船室に閉じ込められる
ほんとうは、チェーンが持つプライスの書類が目当て
戦時中に友だちとなったプライスから預かった書類で
自分が要求するか、戦死するまで開けないでくれと言われたため
銀行の保管金庫に預けている
●ハル男爵家の相続人
ラムスンはプライスの縁戚で、書類はハル男爵の相続人を決める証明書だと言う
銀行宛てに手紙を書いて郵送させるまで船室から出さないと脅されて書く
●追跡
書類が手に入ると、チェーンを解放する
チェーンはオートバイでラムスンらを追ってアジトを突き止めて
壁にはしごをかけて話を聞く
ルイサムの本名はサイム、ラムスンはダングル、パークスはプレシントン
スーザンも仲間でプレシントンの妹だった
ハル男爵の話もウソで、書類には〇と数字がランダムに書かれている暗号
チェーンは見つかり、銃口で殴られて意識を失う
●ジョーン
倒れたチェーンを病院に運んでくれたジョーンにお礼を言いに行き
これまでのフシギな話を打ち明ける
暗号は宝のありかではないかと言うジョーン
チェーンは彼女に協力を乞う
アジトに戻るともう別の人が住んでいた
スピードウェルの調査ではみんな詐欺師
●ダングルの屋敷
暗号を取り戻すために侵入
ダングルらに見つかったら、通りに書類を置いてジョーンが拾う計画だったが
ジョーンが戻らず、奴らに捕まったと思われる
●シュルツ艦長の秘密
ダングルが来て、暗号を解く仲間になれと脅す
実際は、プライスが戦時中、ドイツの潜水艦を沈めて
艦長シュルツが死ぬ前に新しい金属の発明の化学式を明かし
大きな会社に売れば何億にもなるというもの
プライスがもし戻ったら、みんなで利益を分ければいいと言うが
やっぱりプライスのものだと反論するチェーン
ジョーンを人質にとっていると分かり、仕方なく仲間になる
その後、喫茶店でジョーンのバッグに入れられた時限爆弾が爆破
チェーンは偶然免れるが騙されたと分かる
●フレンチ警部の登場
プレシントンの家から長い航海に持っていくモノのリストを見つけ
その便せんのホテルを調べ、ベルギーへ飛ぶ
船を探して、カサブランカ行きと分かるがそれもウソ
●暗号
残った手がかりは暗号のみ
2人は頭をひねって、とうとう地図に当てはめて頭文字を読むと
「シルーリアン号」となる
戦時中にイギリスからアメリカに3億円の金塊を運ぶ途中
ドイツの潜水艦に撃沈された船の名前
犯人らの目的は金塊と分かる
海軍省で一番速い駆逐艦を出動!
船を探しあてた時には、もう悪党たち同士で撃ち合い動かない状態
ジョーンはスーザンに助けられ、船室に隠れていた
金塊はイギリス政府のものになる
チェーンはプライスが無事インドからイギリスに帰ったことを喜ぶ
ジェーンももしや裏切るのでは?と最後まで分からなかった
それに戦争中になぜそんな金塊がイギリスからアメリカに
運ばれたかということには一切触れられていないのが気になる
てっきり私立探偵が解決するかと思いきや
騙された本人が一番活躍して
最後の最後にフレンチ警部が登場するのは美味しすぎ
■作者と作品について 内田庶
クロフツは死ぬまでに39本の作品を発表
特別、文学の勉強はせず、40歳までサラリーマンだった/驚
注意して読めば必ず解決できるのが作品の魅力
■読書の手びき 滑川道夫
作者は読者の推理を引き出すように探偵と読者の間をとりもつ人物をつくる
今作ではマクラング刑事
推理小説の面白さは、犯人逮捕ではなく
どのように犯人をつきとめるか順序とプロセスにある
ハラハラする格闘は付録みたいなもの
※「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します
【注意】
トリックもオチもネタバレがあります
極上のミステリーなので、ぜひ読んで犯人当てをしてみてください
杉並区立中央図書館の保存庫には、たくさんの宝が眠ってるなあ!
マギル卿さいごの旅、チェーンの秘密、の2作
実直に捜査する人情味のあるフレンチ警部は好きだな
やっぱりジュブナイルは読みやすくて一気読みした
マギル事件は、すぐに犯人が分かったけれども
その手のこんだやり口まで検証してみせるのは鮮やか
チェーンのほうは、二転三転して
誰が敵か味方か分からないのが面白い
海底に沈む金塊って、ミステリにも『ロビンソン・クルーソー』みたいな
古典的冒険談の面白味まで追加することもあるんだな
【内容抜粋メモ】
■マギル卿さいごの旅
●百万長者マギル卿が行方不明
休暇明けのフレンチ警部のもとに、アイルランド・ベルファスト署から
マクラング刑事が訪ねてくる
有名な金持ちのマギル卿が行方不明
アイルランドの大きな紡績工場は息子マルコムに譲り
紡績機械の発明のことで泊まりに行くと言ったマギル卿が来ない
ラーン駅に荷物が届き、クルマで迎えに来てくれという電話があり
一本道の途中、誰にも会わず、マギル卿の血のついた帽子も見つかった
●マギル卿の屋敷
長女ビアトリスは、半年ほど前、発明のことで話があると
コーツという男が訪ねて来たと話す
赤い髪が特徴
遺産について聞くと、主に兄マルコムにいくという遺書がある
兄の死後は、男児に行くが女児しかいないため
いとこのビクターにいく
(思いきり犯人候補だな
自動車のセールスマンなのに裕福な生活をしていると聞いて怪しむフレンチ警部
マルコムも金に困り、父とケンカしたことがあると分かる
●ラーン駅からベルファスト行きの列車に乗る
マギル卿と同じ行程をたどる
マクラング刑事の調べで、マギル卿がほら穴山に寄ったと判明
ビクターはマギル卿に似ている
事件のあった頃、彼はセールスマンの友だちとクルーズしていたと話す
その際、転んで足を怪我して引きずっている
●死体に添えた手紙 X・Y・Z
X・Y・Zという名でタイプで打ったメモとともに
マルコム宅の庭からマギル卿の死体が発見されるが
遺体に傷跡が見当たらない+5時間ほど前に睡眠薬を盛られていた
鉄道の掃除係が線路沿いをマギル卿が歩いていたのを見たと証言
列車の切符をとったのはコーツだが、名刺の住所はウソ
隣り合った寝台車は行き来出来ない
ビクターの汽船に友人を運んだ漁師の証言もあり
ビクターとその仲間が怪しい
クルーズ仲間のジョスは競馬で借金をして
コーツと偽名を使って同じ列車に乗り、隣りの部屋に侵入して
マギル卿から紡績機械の発明の設計図を盗もうとしてやめた
結局、金はビクターから借りたと話すが
その金を工面したと思われるマギル卿の預金には大きな動きはない
ほら穴山の近くで、縄梯子、上下がくっついた妙な服が見つかる
●タイプライター
X・Y・Zの手紙を打ったのと同じタイプライターがほら穴山から見つかり
ビクターが買ったものと分かる
昔はこれが証拠として使われるミステリが多いな
●殺人の実験
フレンチ警部は、自分と刑事らを使って、事件当日のビクターらと同じ動きをしてみる
マギル卿と同じ列車に乗り、隣りの客室から侵入
万年筆を細工した凶器で殺す
上下つながった服を死体に着せて
駅から見えない側の窓から仲間に渡す時に使ったのが縄梯子
ビクターはマギル卿に似ているため、変装してほら穴山に向かい、証拠を埋めた
線路づたいを歩いているのを見られて逃げた
足をぶつけて怪我をしてアリバイを作った
マルコムの庭に死体を埋めて、犯人に仕立て
マギル卿の遺産がもらえるようにした
●罠
ビクターのいきつけのレストランで偶然会ったフリをして
ほら穴山から証拠品となるタイプライターが見つかったと話す
マクラング刑事はほら穴山にタイプライターを埋め直し
ビクターらはまんまと罠にかかって、雨の中掘り返しに来たところを逮捕する
そもそもはビクターがギャンブルで借金して
仲間ティアの金をつかいこみ、ティアはビクターを脅して
マギル卿殺人の計画をたてた
フレンチ警部は、マクラング刑事とすっかり親しくなり
今度休みをもらったら必ず訪ねると約束する
■チェーンの秘密
●見知らぬ男
オートバイに乗って帰省する途中、ホテルの食堂に寄ったマックス・チェーン
パークスと名乗る男が来て、亡き父の話をして親しくなる
コーヒーにお酒を入れて、自分のカップにも入れる際
せき込んだところでもう怪しいw
チェーンは麻薬を盛られて6時間も眠る
ホテルのマネージャーは事件となるとホテルの評判が落ちてしまうから
私立探偵を紹介し、代金もホテルから払うと提案
財布の中を見た形跡はあったが、何も盗まれていなかったため、提案を飲む
●強盗
母と妹がいる家に強盗が入り、女中のスーザン、料理女が縛られていた
チェーンが足止めされた理由が分かる
金庫を漁ったようだが何も盗まれていない
探偵スピードウェルに話すと、ほかに重要なモノを持っていないか聞かれる
●発明
ヨットの位置が分かる発明を大きな会社に売りたいから推薦してほしいと
見知らぬ男ラムスンが訪ねて来る(怪しすぎる
海が好きなチェーンは実物を見に、ラムスンの船ひばり号に乗る
機関士はルイサム
発明の話はウソで、地下の船室に閉じ込められる
ほんとうは、チェーンが持つプライスの書類が目当て
戦時中に友だちとなったプライスから預かった書類で
自分が要求するか、戦死するまで開けないでくれと言われたため
銀行の保管金庫に預けている
●ハル男爵家の相続人
ラムスンはプライスの縁戚で、書類はハル男爵の相続人を決める証明書だと言う
銀行宛てに手紙を書いて郵送させるまで船室から出さないと脅されて書く
●追跡
書類が手に入ると、チェーンを解放する
チェーンはオートバイでラムスンらを追ってアジトを突き止めて
壁にはしごをかけて話を聞く
ルイサムの本名はサイム、ラムスンはダングル、パークスはプレシントン
スーザンも仲間でプレシントンの妹だった
ハル男爵の話もウソで、書類には〇と数字がランダムに書かれている暗号
チェーンは見つかり、銃口で殴られて意識を失う
●ジョーン
倒れたチェーンを病院に運んでくれたジョーンにお礼を言いに行き
これまでのフシギな話を打ち明ける
暗号は宝のありかではないかと言うジョーン
チェーンは彼女に協力を乞う
アジトに戻るともう別の人が住んでいた
スピードウェルの調査ではみんな詐欺師
●ダングルの屋敷
暗号を取り戻すために侵入
ダングルらに見つかったら、通りに書類を置いてジョーンが拾う計画だったが
ジョーンが戻らず、奴らに捕まったと思われる
●シュルツ艦長の秘密
ダングルが来て、暗号を解く仲間になれと脅す
実際は、プライスが戦時中、ドイツの潜水艦を沈めて
艦長シュルツが死ぬ前に新しい金属の発明の化学式を明かし
大きな会社に売れば何億にもなるというもの
プライスがもし戻ったら、みんなで利益を分ければいいと言うが
やっぱりプライスのものだと反論するチェーン
ジョーンを人質にとっていると分かり、仕方なく仲間になる
その後、喫茶店でジョーンのバッグに入れられた時限爆弾が爆破
チェーンは偶然免れるが騙されたと分かる
●フレンチ警部の登場
プレシントンの家から長い航海に持っていくモノのリストを見つけ
その便せんのホテルを調べ、ベルギーへ飛ぶ
船を探して、カサブランカ行きと分かるがそれもウソ
●暗号
残った手がかりは暗号のみ
2人は頭をひねって、とうとう地図に当てはめて頭文字を読むと
「シルーリアン号」となる
戦時中にイギリスからアメリカに3億円の金塊を運ぶ途中
ドイツの潜水艦に撃沈された船の名前
犯人らの目的は金塊と分かる
海軍省で一番速い駆逐艦を出動!
船を探しあてた時には、もう悪党たち同士で撃ち合い動かない状態
ジョーンはスーザンに助けられ、船室に隠れていた
金塊はイギリス政府のものになる
チェーンはプライスが無事インドからイギリスに帰ったことを喜ぶ
ジェーンももしや裏切るのでは?と最後まで分からなかった
それに戦争中になぜそんな金塊がイギリスからアメリカに
運ばれたかということには一切触れられていないのが気になる
てっきり私立探偵が解決するかと思いきや
騙された本人が一番活躍して
最後の最後にフレンチ警部が登場するのは美味しすぎ
■作者と作品について 内田庶
クロフツは死ぬまでに39本の作品を発表
特別、文学の勉強はせず、40歳までサラリーマンだった/驚
注意して読めば必ず解決できるのが作品の魅力
■読書の手びき 滑川道夫
作者は読者の推理を引き出すように探偵と読者の間をとりもつ人物をつくる
今作ではマクラング刑事
推理小説の面白さは、犯人逮捕ではなく
どのように犯人をつきとめるか順序とプロセスにある
ハラハラする格闘は付録みたいなもの