メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

タローマン ヒストリア 第1章 タローマン 誕生秘話

2023-04-20 18:42:04 | テレビ・動画配信
ナレーション:井浦新


“1972年に放送された伝説の番組
という体裁で制作されたあの大問題作
「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」”

5分×全10回


第1章しか録画できなかったんだな
明智小五郎のようにキチっとスーツでキメた新さんが熱く紹介

冗談みたいなキャラクターで
この番組のために新たに作りだしたのかと思ったら、実在してた!?

昭和は面白いなあ!
















●タローマンが生まれる前の試行錯誤

『太陽仮面サンタワー』(1971)






『太郎侍』(1971)
“時代劇で他のヒーローとの差別化を狙った意欲作 岡本太郎の言葉で悪を斬る”






ひとつ うまくあるなと 天が云う
ふたつ きれいであるなと 地が叫ぶ
みっつ ここちよくあるなと 人が呼ぶ


『重工業T』(1971)
目がコワイ!






全部同じ年に放送したって/驚


●タローマンはいろんな番組に登場

『でたらめやってごらん』(1975)






『タローマンランド』
今でも「若い太陽の塔」が残ってるだけでもスゴイ









フツーのヒーローものと同じになっちゃって
太郎のエッセンスとズレていった



●海外でも大人気

映画監督サンティアゴ・M・ペレス
『太陽の男・ソル』はタローマンにインスパイアされた










樋口真嗣
話しても、周りで実際見ていた人がいなかった





●音楽も展開『爆発だッ!タローマン』(1972)










花田きよし、鹿子竹次郎、ジャン青山、旭屋一平

歌詞

爆発だ! 爆発だ!
爆発だ! 芸術だ!







べらぼうな夢はあるか?
でたらめをやってごらん

自分の中に毒を持て
自分の運命(さだめ)に楯を突け

うまくあるな きれいであるな
ここちよくあるな

マイナスにとび込め!
タローマン

爆発だ! 爆発だ!
爆発だ! 芸術だ!

絶望の中にいるか?
それこそが生きがいだ







自分の姿を直視しろ
好かれるヤツほどダメになる

うまくあるな きれいであるな
ここちよくあるな

なれあいを断ち切れ!
タローマン

ああ いまがすべてだ
いまないものは この先もない

僕の職業は人間だ

爆発だ! 爆発だ!
爆発だ! 芸術だ!

まっさらな目をもてるか?
目的を捨ててごらん







生きるもよければ死ぬもよし
その瞬間にひらききれ







うまくあるな きれいであるな
ここちよくあるな

芸術に傷つけ!
タローマン

なんだ!これは!
なんだ!これは!



取材協力 円谷プロダクション
資料提供 海洋堂


キレイな声で歌ってるけど
太郎さんの言葉がいちいち胸にグサっとくるなあ

枠の中に押し込められた教育を受けた子どもも大人も
「へっ・・・?」てなっただろうな







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歌劇『ローエングリン』第1幕への前奏曲 ワーグナー作曲@名曲アルバム

2023-04-20 18:42:03 | 日記
以前、オペラにハマっていた時
『ニーベルングの指環』に感動して
その曲が聴けるのかと思ったら違った
とても静かな歌なしの曲

ワーグナー歌劇『ラインの黄金』
ワーグナー歌劇『ワルキューレ』(全3幕)
ワーグナー歌劇『ジークフリート』(全3幕)
ワーグナー歌劇 『神々の黄昏』(全3幕)


一緒に出てきた立派なお城を見て
私が昔、パズルで作った大作を思い出していたら
まさにその「ノイシュヴァンシュタイン城」で
まさかのリンクにビックリ!!


【内容抜粋メモ】
南ドイツのシュヴァンガウ地方は
中世の「白鳥の騎士」伝説の地





険しい岩場にオペラ「ローエングリン」と深い因縁で結ばれた
ノイシュヴァンシュタイン城が立っている








建てたのはバイエルン王ルートヴィヒ2世
芸術と城造りにのめり込み“メルヘン王”と呼ばれた






城内は彼が愛した作曲家ワーグナーの
オペラの世界が再現されている




(今も中に入れるのか?!

居間に描かれた「ローエングリン」の絵
王は白鳥の騎士に自らを重ね合わせていた







バイエルン国立歌劇場@ミュンヘン
(こうした歴史の建物が今も使われてる?!










15歳の時、ここで初めてオペラ「ローエングリン」を観る





少年は神話の世界を壮大な音楽で描くワーグナーに心酔
王になっても政治には関心を持たず
ワーグナーの援助と城造りに没頭する



莫大な金と15年以上の歳月を費やしたノイシュヴァンシュタイン城






しかし国の破綻を危ぶむ家臣によって
王はわずか半年でこの城を追われる(!

ある日、ミュンヘン郊外の湖に散歩に出かけた王は
水死体となって発見される

死因は今も謎のままである
(他殺じゃないのか? 急にミステリ








生前、王は次のように語っていた

「私は永遠の謎でありたい」




至極、同感!!

当時はとんでもない金食い虫だったかもしれないけど
城はこうして今も美しい姿で世界的観光名所になってるし
ワーグナーもパトロンを得て、無数の美しい曲が書けただろう

一方だけの見方では計り知れないことがあるんだな



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