メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

topics~錦織圭 怪我からの復帰戦で優勝/祝×5000 ほか

2023-06-19 12:12:47 | 日記
錦織圭 復帰戦で優勝/祝×5000
ハイライトだけYouTubeで観れたv
まだ全試合観てないけどおめでとうーーー!!
ATPでの勝利が待ち遠しい

Kei Nishikori (錦織 圭) vs Christian Langmo | PALMAS DEL MAR 2023
まったく問題なくストレート勝ち

Kei Nishikori (錦織 圭) vs Mitchell Krueger | PALMAS DEL MAR 2023
第1セットは落としたものの、それ以降はフォアハンドのウィナーが次々決まって勝利
風が強かったんだな






錦織 圭 2回戦終了後インタビュー│男子テニスATPチャレンジャー プエルトリコ【WOWOW】
復帰初戦は“こっそり見守って欲しい”って、シャイな日本人らしいな
注目されていないほうが硬くならずに本来の力が出せるだろうけど
ケイくんほどの選手だとそういうわけにもいかず

【テニス】錦織圭が決勝進出「自分でも笑えるくらい、うれしい」3連戦も精神面の強さ見せた

錦織圭が優勝 1週間で5試合、計8時間35分戦い抜き最高のフィナーレ飾る






徳永助教授、実はいい人だった!?ネット驚き『らんまん』第52話
ネットの記事で哲さんと神木くんが朝ドラに出てるのを今ごろ知った/驚




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●UQ mobileご利用金額
【請求金額】 3347円

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以前、スピリチュアルカウンセリングを受けたmikuさんが
父の日アニコミタロットを生配信

途中から観たけれども、楽しかった♪♪♪

にしても、なぜわんちゃんたちはパパに対して
そんなに当たりが厳しい?www

わんこのカードもいちいち可愛かったな









やなせたかしさんの「希望」て作品が素晴らしい





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海外SFミステリー傑作選 11 冷凍死体のなぞ フィリップ・ワイリー/原作 国土社

2023-06-19 12:12:46 | 
1995年初版 内田庶/訳 装丁・挿絵/山本利一

「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します


【注意】
トリックもオチもネタバレがあります
極上のミステリーなので、ぜひ読んで犯人当てをしてみてください


今回もとってもゆるい挿絵


【内容抜粋メモ】

主な登場人物
<コール・ボイド・アンドルーズ証券会社の共同経営者>
トニー・アンドルーズ 主人公
コール
ボイド

ワンダ トニーの秘書
レイモンド 顧問弁護士
ロレッタ レイモンドの娘
アラボ夫妻 鉱山会社オーナー


●殺人
トニーは事務所で共同経営者コールと大ゲンカした

アラボが持つ鉱山会社の株を売る前に南米に調査に行き
お金がかかって時期尚早と判断して、コールと意見が対立したため

同じ共同経営者ボイドが仲直りを提案するが、会社のために譲れないと答える

ボイドがコールの家から「殺されているから、すぐ来てくれ!」と電話
すぐに駆けつけると、ボイドの姿はない







コールはトニーのナイフで背中を刺されて死んでいる
このままでは自分が犯人に疑われると思い、部屋を出ようとすると
イスがふさいでいてドアが開かない
犯人はまだこの部屋にいて、閉じ込められたと分かる

現場に覚えのある香水の香りが漂う

顧問弁護士レイモンドの娘ロレッタのハンカチを見つけて
とっさに暖炉で燃やしてしまう


●うすのろ警察
秘書のワンダが用事のために訪れて、事情を話す
コールはトニーの話を聞いて、アラボとの契約をしぶっていたと聞く

トニーには今夜のアリバイがないため、一緒に映画館に行こうと提案するワンダ
だが、2人の様子を窓の外から見ている2人の警察官がいるのに気づかなかった


●トランク
レイモンドに一応アリバイを聞くと、ずっと家にいた
娘ロレッタは観劇に行っていた







ボイドのホテルに電話をかけても誰も出ない
ホテルのフロントに聞くと、1時間ほど前に
モントリオール駅にトランクを運ぶよう言われて運んだ

犯人はボイドでトニーに罪を着せようとしたのか
にしても、ケンカはしても3人はともて仲の良いパートナーだった

ロレッタはコールから金を借りようと部屋を訪ねた
ロレッタ:父がこの頃、貧乏だから(ここでもう分かるな

トニーの部屋に例の2人の警官が来て
ワンダと映画館に行ったと話すが逮捕されそうになり
ボイドが行方不明と話すと、指名手配する







●ワンダの素性
検視官の推定した死亡時刻は夜7時~9時
ボイドが乗ったと思われる列車にボイドの姿はなかった
昨夜の猛吹雪のせいで何度も停まった時にいつでも降りることはできる

ワンダが警察を「うすのろ」と言った理由を聞くと
父が証券課長をしていた時、部下が大金を横領して逮捕されたが
すぐ釈放され、なぜか父が逮捕された

普段から市のやり方に反対していたからで
強制的に自白させられ、5年の刑を受け、刑務所で亡くなったため
警察を憎んでいることを明かす

トニーの会社のお金を盗んで、復讐しようと思ったが
トニーに想いを寄せて、会社の人間関係の優しさに触れて止めた


●逮捕
アラボ夫妻が来て、現場に残された香りは夫人の香水と気づき聞くと
説得するためにコール宅を15分ほど訪れた
疑い深い夫は妻の後を尾けていたが、外で車で待っていた

警察は結局、トニーを重要参考人として逮捕する
ワンダも一緒に逮捕されたため、すぐ保釈するようレイモンドに指示する


●ボイドの服
レイモンドに調べさせると、会社の帳簿に不正はなかった

釈放されたワンダが面会に来たため、仕事を頼むフリをして
ボイドがトランクにどんな服をつめたか調べさせる
南米に行く予定なら夏服、逆方向なら冬服のはず







ボイドは犯人を追って出かけたのかもしれない
寝台のカーテンから切符を出して、そのまま降りても気づかれない

ワンダが調べると、夏物がなくなっていた


●冷凍死体
警察長官が独房に来て、ボイドがコールの別荘で自殺して
冷凍死体で発見されたと聞いて驚く






散弾銃で体中に穴が開いていた(自殺に散弾銃はあまり使われないのでは?
別荘の暖炉に動機となるダグラス商会の報告書を焼いた跡があった

無実のトニーを逮捕したことを詫びて、訴えないでくれと頼む警察長官


●ワンダの推理
報告書にはボイドに関係することは何もない
犯人がボイドを殺して、書類を燃やしたと思われる

ワンダ:凍った死体の死亡時刻は医者でも分からないというわ
トニー:じゃあ、当日のアリバイは意味がない


●冷たい空気
現場の鍵をもらい、当日の再現をしてみるトニー

コールはいつまでも若いことを証明するため腕立て伏せをしてみせるクセがあった
死体はちょうどそんな姿勢

ワンダが入ってきた時、冷たい空気が入ったのは、屋上に通じる階段を開けたから
そこから非常口に下りるのは簡単







トニー:
ボイドはコールの部屋で殺されて、屋上に運ばれたのかも
大雪で警察に見つからなかった(そんなにマヌケかい?汗
凍った死体を別荘に運んで自殺に見せかけた
背中を刺した傷を隠すために散弾銃で穴を開けたんだ!
(検視官はその傷も見逃すってヤバくないか?

犯人はコールのクセも知り、部屋の合鍵を持っている内部の人間
ナイフで後ろから刺すなら男でも女でも可能


●テスト
トニーは身近な人間にあるテストをしようと思いつく
事務所にレイモンドを呼び

トニー:
あなたが殺したのでしょう
僕が留置所にいた間に死体を運んだ
あなたは怪しまれずに会社の金を盗むことができる
あの夜着ていた服のボタンと手帳を見つけた

レイモンド:
会社の金に手をつけていたのをコールが偶然見つけた
ロレッタと私が逃げるまで、縛って押し入れに入れる







ピストルを向けるが、2人の会話はインターホンでワンダが聞いていたと知り
ロレッタは助けてやってくれ、と頼み、銃で頭を撃ち抜く

トニー:
ボタンは自分の服から取った
手帳は昨日、一緒にスチーム風呂に入った時
レイモンドのチョッキから抜き取ったんだ



解説 各務三郎
サスペンス小説は、読者を不安な心理(サスペンス)に追いこみ
はらはらドキドキさせる

ウィリアム・アイリッシュ『あかつきの死線』『幻の女』
ヘレン・ニールセン『死へのまわり道』
アンドリュー・ガーヴ『ヒルダよ眠れ』など

フィリップ・ワイリー
1902年~1971年 アメリカ マサチューセッツ州生まれ
父は司祭、母は作家

大学3年の時、嫌気がさして中退
その後、いろんな仕事をした

12歳で雑誌に詩を売っていた
日本ではほとんど紹介されていない


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