●中3女子いじめ自殺で説明会@取手市
亡くなった女子生徒の父親:
あなた方は変わっていない 何一つ変わっていない がっかりした
取手市の教育委員会:教職員の処分については明言避ける
■家族で解決できない増える相談@週刊まるわかりニュース
「公益社団法人日本駆け込み寺@東京新宿区歌舞伎町 03-5291-5720
日頃から 金銭トラブルやDV、引きこもりなど様々な悩みが寄せられている
代表・玄秀盛さんは、17年前からあらゆる相談に乗り続けている
●子どもについて悩む親からの相談が増えている
相談に来た男性(娘の父):
20代後半になる娘がホストクラブにのめり込み
際限なく金銭を求めるようになった
金をあまりにもせがむので、なんだかんだで500万円近く出させられた
何が正しい答えなのかもわからず
玄さん:
親としての務めはもうそれ以上は無理
我慢強く 縁を切って再スタートちゃうかな
●最初は家族だけで解決しようとした
相談に来た男性:
相談しづらいという気持ちがある
じゃあ誰に相談するんだって、藁にもすがる思いと言うか
●5月~6月に多くなっている
息子が引きこもりになったという相談や素行が悪くなったなど
玄さん:
子どもが悩んでいるように親も悩んでいる
とりあえず声を出してください
でないと他人は入れないから
戸は閉めないでください
息子の非行に悩んでいた女性:
当時中学生だった息子が非行に走っていた
突然仕事から帰ったら眉毛がなくなっていて
あれよあれよという間に、夜遊び、喫煙
毎日学校から電話がかかってくるようになった
「今日はこういうことがあって困る お宅で何とかしてください」と言われると
私が怒られているように思えて
(学校から第三者、カウンセリングなどへ橋渡しをすればいいのに
今度私がヒステリックになって、次第に地域で孤立した
近所の人達との接触を避けるようになりました
皆さんが怖がっているのが分かるので
なるべく近所の人、知り合いには会わないようにしていました
息子との会話が途絶え、精神的に追い詰められていった
金属バットで息子に「殺してやる」と襲いかかったことがあります
周りに迷惑をかける前に「子どもを殺して、自分も死ななきゃ」とその時は思った
その後、息子は学校で傷害事件を起こして少年院に入りました
これをきっかけに女性は子どもの問題行動に悩む親達の団体に参加
そこで色々な体験を聞いたことが転機になった
女性:
家だと子どもと話が出来なくなっているので
第三者が入って、子どもの気持ちをちゃんと聞いたほうがいいんですよ、と言われた
弁護士や知り合いの保護者などを通じて
息子の話を聞くことができるようにした
すると息子は次第に落ち着きを取り戻した
親とか周りがちゃんと話を聞いて「じゃあどうしようか」と
その子を尊重した対応をしてくれたら全然違う
「これをやりなさい」とか「それは駄目」って言うんじゃなくて
「私はこう思ってるよ」という伝え方をするようにしました
Q:同じような親御さんに対して 今どういうメッセージを伝えたいと思いますか?
第三者とか 外とつながることが 大事だと思うんです
一人で悩まないで、そういう「当事者の会」とかにつながってほしい
助けを外に求めてください、と言いたい
●なかなか家族の問題を外に出せるかどうかが難しい
アナ:
「プライド」「世間体」が非常に高い壁になっているということも感じた
第三者に入ってもらうタイミングというのは
もう自分たちではどうしようもできなくなって
最終手段として第三者に入ってもらって
解決の糸口を掴んだという方がほとんどだった
今から思えば「もっと早く入ってもらえば、息子が犯罪に手を染めることはなかったのではないか」
という後悔の声も聞かれました
●20年以上にわたって若者の自立支援に取り組んできた二神能基さん
<編集長のひと言>
私も正直、子どもとの向き合い方に迷う毎日です
親という役目を意識しすぎているのかな
子どもという役割を決めつけて苦しくなっていないかな
など考え続けています
なんでも親が解決できるわけではありません
なんでも子どもが答えられるわけでもありません
そんな当たり前のことが見えなくなった時
どんな家庭も問題が起きる可能性があるんだなと思います
当事者であり 繋がりを求められる第三者でもある多くの皆さん
この放送をきっかけに、親子のあり方を一緒に考えていけたらいいなと思います
亡くなった女子生徒の父親:
あなた方は変わっていない 何一つ変わっていない がっかりした
取手市の教育委員会:教職員の処分については明言避ける
■家族で解決できない増える相談@週刊まるわかりニュース
「公益社団法人日本駆け込み寺@東京新宿区歌舞伎町 03-5291-5720
日頃から 金銭トラブルやDV、引きこもりなど様々な悩みが寄せられている
代表・玄秀盛さんは、17年前からあらゆる相談に乗り続けている
●子どもについて悩む親からの相談が増えている
相談に来た男性(娘の父):
20代後半になる娘がホストクラブにのめり込み
際限なく金銭を求めるようになった
金をあまりにもせがむので、なんだかんだで500万円近く出させられた
何が正しい答えなのかもわからず
玄さん:
親としての務めはもうそれ以上は無理
我慢強く 縁を切って再スタートちゃうかな
●最初は家族だけで解決しようとした
相談に来た男性:
相談しづらいという気持ちがある
じゃあ誰に相談するんだって、藁にもすがる思いと言うか
●5月~6月に多くなっている
息子が引きこもりになったという相談や素行が悪くなったなど
玄さん:
子どもが悩んでいるように親も悩んでいる
とりあえず声を出してください
でないと他人は入れないから
戸は閉めないでください
息子の非行に悩んでいた女性:
当時中学生だった息子が非行に走っていた
突然仕事から帰ったら眉毛がなくなっていて
あれよあれよという間に、夜遊び、喫煙
毎日学校から電話がかかってくるようになった
「今日はこういうことがあって困る お宅で何とかしてください」と言われると
私が怒られているように思えて
(学校から第三者、カウンセリングなどへ橋渡しをすればいいのに
今度私がヒステリックになって、次第に地域で孤立した
近所の人達との接触を避けるようになりました
皆さんが怖がっているのが分かるので
なるべく近所の人、知り合いには会わないようにしていました
息子との会話が途絶え、精神的に追い詰められていった
金属バットで息子に「殺してやる」と襲いかかったことがあります
周りに迷惑をかける前に「子どもを殺して、自分も死ななきゃ」とその時は思った
その後、息子は学校で傷害事件を起こして少年院に入りました
これをきっかけに女性は子どもの問題行動に悩む親達の団体に参加
そこで色々な体験を聞いたことが転機になった
女性:
家だと子どもと話が出来なくなっているので
第三者が入って、子どもの気持ちをちゃんと聞いたほうがいいんですよ、と言われた
弁護士や知り合いの保護者などを通じて
息子の話を聞くことができるようにした
すると息子は次第に落ち着きを取り戻した
親とか周りがちゃんと話を聞いて「じゃあどうしようか」と
その子を尊重した対応をしてくれたら全然違う
「これをやりなさい」とか「それは駄目」って言うんじゃなくて
「私はこう思ってるよ」という伝え方をするようにしました
Q:同じような親御さんに対して 今どういうメッセージを伝えたいと思いますか?
第三者とか 外とつながることが 大事だと思うんです
一人で悩まないで、そういう「当事者の会」とかにつながってほしい
助けを外に求めてください、と言いたい
●なかなか家族の問題を外に出せるかどうかが難しい
アナ:
「プライド」「世間体」が非常に高い壁になっているということも感じた
第三者に入ってもらうタイミングというのは
もう自分たちではどうしようもできなくなって
最終手段として第三者に入ってもらって
解決の糸口を掴んだという方がほとんどだった
今から思えば「もっと早く入ってもらえば、息子が犯罪に手を染めることはなかったのではないか」
という後悔の声も聞かれました
●20年以上にわたって若者の自立支援に取り組んできた二神能基さん
<編集長のひと言>
私も正直、子どもとの向き合い方に迷う毎日です
親という役目を意識しすぎているのかな
子どもという役割を決めつけて苦しくなっていないかな
など考え続けています
なんでも親が解決できるわけではありません
なんでも子どもが答えられるわけでもありません
そんな当たり前のことが見えなくなった時
どんな家庭も問題が起きる可能性があるんだなと思います
当事者であり 繋がりを求められる第三者でもある多くの皆さん
この放送をきっかけに、親子のあり方を一緒に考えていけたらいいなと思います