メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

アートシーン 写真家・宮崎学 ほか

2021-11-02 14:04:47 | アート&イベント
バンクシー展 天才か反逆者か@WITH HARAJUKU 2021.12.12~2022.3.8
原宿でも演るのか/驚
前回と違った作品が観られるなら行きたい

バンクシーって誰?展@寺田倉庫G1ビル(10.6)part1












宮崎学 イマドキの野生動物@東京都写真美術館 ~10.31




学生の頃、鷲などの大きな写真集で知って猛禽類が大好きになった
とても好きな写真家
今でも現役なんて素晴らしい!
表紙が確かドアップの横顔だった気がするんだけど





写真家・宮崎学 現在72歳:
半世紀にわたり野生動物の生態を追いカメラに収めてきた
最初に注目を浴びたのは17歳の頃に撮影したニホンカモシカのシリーズ







一時は絶滅寸前とまで言われ、見つけるのが困難だった
宮崎は生息する高山に入りその生態を徹底的に観察
どこに現れるかを突き止めました


「鷲と鷹」
警戒心が強く近寄るのが難しい猛禽類の撮影にも取り組みます
国内に生息する16の猛禽類を撮影することに成功







ロボットカメラでの撮影
27歳の頃、宮崎は新しい表現方法に挑みます
赤外線センサーが動物の体温を感知すると
自動的にシャッターが切れる仕組み
こうすれば人の気配を感じさせることなく
あるがままの姿を捉えることができます








インタビュー



山を歩いて行くと獣の痕跡がある
これはしょっちゅういろんな動物がここにきている
見たいけれども徹夜でずっと待つわけにはいかない
何とかならないかと思った

アイヌの世界に自動的に弓矢を放つアマッポ(?)というのがある
糸に触れただけで弓矢が放たれて動物に命中する昔からの狩猟法
これを応用できるぞと思った
その装置をカメラに置き換えて
動物の命は取らないけれども写真を撮る


人がいれば決して現れることのない動物がゆったりと歩いている
望遠レンズでは表現しきれなかった臨場感のある写真です








森に横たわるニホンジカの死骸
見下ろす位置にロボットカメラを設置して約半年間撮影




他の動物たちに食い荒らされ骨になり
最後は跡形もなく消えてゆく
動物達の命は大きな自然の循環の中にあります








宮崎の最新シリーズ「君に見せたい空がある」
魚眼レンズをつけたロボットカメラを地面に設置
レンズを見つめる動物たちの後ろには
大きな空が広がります







宮崎学:
宇宙空間と言うか、これを見せられるんじゃないかと思って
最後の究極のつもりが魚眼になってしまいました




塔本シスコ展 シスコ・パラダイス@世田谷美術館
50歳を過ぎてから油絵を始めた
四畳半の部屋をアトリエに91歳で亡くなるまで描いた










「秋の庭」
53歳の時初めて描いた大作
私も大きな絵かきたかった





「造幣局の桜」
70代になると、より一層奔放さを増していく
息子と行った花見




「学芸員」
一つの画面の中に時空を超えて
場所を超えて交わっている

「猫」
廃材に描いた







インタビュー:
生きがいです
それがあるから毎日が楽しい






生誕100年 滝平二郎展






切り絵の前は木版画
童話作家と出会い、絵本の挿絵を描いて活躍した

「モチモチの木」懐かしい!


絵本作家 手島圭三郎
こういう版画も惹かれる 今度、図書館で借りてみよう



















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